フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

はじめての絵画教室

2012-02-19 09:12:19 | Weblog
昨日、絵画教室にはじめて行ってきました。おばちゃんというのかな孫もちのみなさんが描いていました。年金の話と健康の話と孫の話で口は腕より動いていた。でも、みんな上手い。絵になっている。やはり継続は力なりだろう。はじめての僕に与えられた課題は模写だ。これって苦手。大体がコピーミスみたいな男だものコピーなんてできるわけがない
「対象の見方の練習」って言われたけどこれが一点透視の絵だった。これって大嫌いだ目がファジーなんだもの一点なんか見つめられないよ。描いていると「ほら、幅がちがうじゃない」と指摘される。サシを借りて計ってみると確かに違う。これは製図かとブツブツ
気を取り直して書き直す。ムムム、汽車になる。しかし自分は完全コピーはできないんだと実感。模写しても何描いても自分流がでてしまう。これは基礎だからと思い直して自分くささを取り除いていったがやはりどこかででてしまう。みんなも同じだと思うんだけど
と思っていたら世の中には完全にコピーできる人もいるんだと知った。僕が描いた絵画教室初作画「模写らしい」です。


田舎の駅の風景だけどどこかで自分の駅になっているのがご愛嬌。模写でなかったらそれでいいんだけど。そういえば八代亜紀さんが描いたレオナルドダビンチの模写は模写だったな。自分らしさを消すことから始めるんだろうか。彼女は、ビックリするほど絵が上手いんだよね。天は、二物も三物もあたえるのかな。でも、はじめは好きで描いていたんだろうから僕も頑張るしかないな。
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Sho-jiクンからのサプライズ

2012-02-18 17:10:49 | Weblog
アーティストのSho-jiくんがどこかでライブをやったらしい。その中で販売するCDの何枚かにラッキーアイテムとして僕が作詞した「love you」を入れて「今日、幸運な人にはlove youという曲がプラス1としてはいってます。どうぞステキな恋を巡り合いをいのっています」と言ってくれたということです。

粋な演出だと思いました。彼は歌もうまいし曲のセンスもいいからファンもそれなりに多いと聞いています。そんな彼がもっともっと活躍の場を広げていくことを願ってます。ちなみに僕にはそのラッキーアイテムの入ったCDをプレゼントしてくれました。これから僕も出会いと恋を楽しみましょうか。老いらくの恋か。たいてい看護婦さんと相場はきまっているんだけどまだ入院の予定はないしな。当分現状維持かな。トホホ。
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古い車の情景

2012-02-17 08:54:04 | Weblog
まだ若い頃、外車っていうのがどこか甘い響きを持っていた頃 僕の借りていた古い民家の事務所に友達が5万円で買ったという古いフォルクスワーゲンでやって来たことがあった。バスのような音で駐車場に入ってきた時、何が来たのか見に行ったことがある。そしたら友達が降りてきて「この車、5万で買ったけど修理に30万かかった」と言った。IVYスタイルのファッションとワーゲンがよく似合っていた。

車は新しくデザインチェンジされたけどワーゲンとミニクーパーは昔のスタイルがいいね。こんな車がちょっと古びた家に無造作に停めてあったりしたらなんだか心がセピア色に染まってスローな気分になってくるね。何だか男に腕力があった時代を思い起こさせてくれる。「スローなブギにしてくれ」って片岡義男のペーパーブックがよく似合うあの時代を。
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武市の笑顔

2012-02-16 08:58:04 | Weblog
「武市の夢の庭」という本を図書館から借りてきて見ていたら武市の笑顔がとても良かったからスケッチした。

植物を手にとても幸せそうだ。そこには「足るを知る」人の顔があった。僕らが子供の頃に見た大人の顔ってほとんどがこんな顔だったんじゃないかな。草でない人は「足るを知れ」とかいわれて戒められたんだよね。いまの大人の顔は、幸せそうでない。ということは、幸せな顔の大人に育てられた子ども達がいまの大人の顔なのか。彼らはどこで育て方を間違えたのか?それとも僕らは、何か間違った情報に操られたのか?僕らが選択したものその結果が今の顔であって決して武市の笑顔ではない。僕らはいま武市の笑顔を取り戻す時じゃないのかな。混迷を極める政治。責任をとらない社会。一部の政界財界の利益のために生まれ続ける貧困層。これが僕らが自国の言葉という文化を捨て似非バイリンガル化してアメリカに追随した結果なのか。なんというむなしい努力をしていたのだろう。隣の芝生は青くなかったと分かっているのに何故やめられないのか?それは、足るを知らない からだろう。いつになったら武市の笑顔を僕らはとり戻せるのだろう。
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廃線の駅

2012-02-15 09:40:17 | Weblog
昨日借りてきた本「武市の夢の庭」のなかに廃線となった濁川駅が載っていた。現在の様子というキャプションがついていた。5年前に出版された本だから今もこの状態なんだろうか?キット誰かがきれいに掃除なんかしてるよなとおもいながら捻ったようなアングルで撮られている写真をスケッチした。

無人の駅は随分と見たけど廃線の駅は見たことあったかな?農業 漁業 林業で賑わっていたころこの駅はなくてはならない存在だった。大地は、たくさんの人を養っていけた。人間の経済活動が大地を滅ぼし暮らしを滅ぼし人を奴隷のように移動させた。そして、鉄道は、無用の長物となり廃線にされた。しかし武市は、ここに残り開拓し庭を作った。この庭を見るため観光客が降り立ちはじめこの駅は保存されたのだろうか。駅stationってそれだけで物語を感じるね。この駅をかつて出て行った汽車の後姿を思い浮かべながら突然亡くなったホイットニーヒューストンを重ねた。I will always love you という歌声が汽笛のように遠ざかっていった。
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風景画 2

2012-02-13 08:46:32 | Weblog
風景画が出来上がりました。自分としては、バジルが描くように建物をシャープに描きたかったのですが元々の線が僕はゆるゆるだからシャープに描けるわけがないんだけど風景画ってシャープさが必要だよな。

みんなが描ける風景の静謐な存在感が描けないからきっと無理なんじゃないのかな。それでもある程度は学んでやっぱり写生なんかに行きたいじゃないか。そのために「ご臨終絵画教室」があるんだと言い聞かせる。
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風景画

2012-02-12 14:11:36 | Weblog
風景画は向いていないというより関心がなかった。今度、絵画教室「臨終の会」で描くのは風景画だ。それで少し練習しとこうと描き始めたが案の定上手く描けない。どうしてなんだろう。線がまっすぐ引けないから家なんか描いたらカタチが微妙にくるってしまって絵にならないからかな。まぁ、そういうことを習っていくことなんだろうけどイヤにならないか心配。


ローズなんかはある程度かけると思っているんだけど景色は視野が広いからかな。ようまとめないからかな。第一、そっくりそのまま描ける技術も思考もないからな。何を描いても自分流になってしまうから。
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alwaysあの世前絵画教室

2012-02-11 09:19:20 | Weblog
信号待ちしてたら自転車で通りかかった風体怪しいおっちゃんから声かけられた。と思ったらおばちゃんだった。「どうしゆう?」からはじまってちょっとオシャベリ。その中で絵の話が出て絵を見せると「うちに描きにきいや」と勧められる。そういえば、こいつは絵の先生の娘だったなと思い出した。なんでも親父の跡を継いで絵画教室を主宰しているとのこと。自分は、ツルムのは苦手と言うより好きじゃない。そもそも組織というのが気に食わないタイプでけどあんまり言うから見に行くことにした。いちおうなんとかギャラリーとある扉を開けると作品がたくさん並んでいる。どれもすごく上手い。こんなレベルかよとおどろいて奥にはいるとそいつが先生って感じで坐っていた。簡単な紹介があって生徒さんたちが描いてるところを見せてもらった。みんな上手い。少なくともオレよりは。当たり前か。それより何よりその年齢におどろく。魔女の館かソドムの森か。みんな65歳以上だよ。デイサービスの変種かともいえる。そしたら奥でデッサンをしていた爺さんが「私は83歳」だって。なんだここは、「あの世前絵画教室」か。気に入ったぜ毎日が遺作だなんて。聞けば、別の曜日では若い人もいるとか。若いといっても50代らしいけど
僕は、「ご臨終教室」と呼んでしばらく通うことに決めた。どうなることやら。
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お雛様

2012-02-10 09:18:07 | Weblog
お雛様を描いてよとショータンが言うので雛人形をモデルにお雛様を描いた。描いてるうちに春の気分になってうきうきとしてしまったら人形が動き出して人間になってしまった。そうだよなオレは真っ直ぐな線は引けないんだから曲がった線で描いてしまうからかな?まぁ、自分流でそれもいいかな。

はじめてマジマジとお雛様を見たけど「いいもんだな」と思った。なんというか日本文化って深いよね。何百年も営々と受け継がれてきたものを簡単に疎かにできるもんじゃなよこの雛の顔がそれを伝えている。ショータンに「できたよ」と言ってあげたら「飾っとく」と言って喜んでくれた。300年後に価値が出るかもしれないと言いながら。
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hura-girl

2012-02-09 08:33:42 | Weblog
フクシマってニュースが流れるとドキッとするか暗い気持ちになるのが昨今だったけど昨日のニュースはうれしかったね。「スーパーリゾートハワイアンズ営業再開」フラガールが踊る姿に希望が見えたような気がした。いままで大変だっただろうけどその苦労が報われることを願うばかりだ。うれしくて映画「フラガール」を思い出しながら描いた。

主役は、蒼井 優だったね。雪の町にハワイアン。いい発想だ。映画でもそうだったけどフラダンスの総踊りというのかな圧巻だねエネルギッシュでそれでいて息が切れるような感じじゃなくて体の芯から温まってくるようだ。あの腰蓑の揺れは、猫が見てたらきっとこうだろう。

そうだよな、フィガロ?!
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