フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

いよいよ学者も立ち上がった

2015-07-21 07:46:02 | Weblog
すごいね学者が違憲だという戦争法案を強行採決した別日本の政権に対しというか安倍ちゃん政権に対し学者1万人が反対の声を上げた。憲法で×と書いてあるものを剥がしてつなげれば○になるというめちゃくちゃな説明をして法案を通した。とこちらは分かりやすい。一方の安倍ちゃんは、麻生君が襲われる話はダメだったから今度はアメリカちゃんの家が火事だと言う説明を始めた。あまりにも次元が低すぎてわからない。だって長所ばかりの説明で欠点を忘れてるから。コイツ本当にバカだね。「憲法九条は国際的約束だ」と学者先生は意気軒昂。「血を流すより知を流せ」とは京大のグループの言葉だったっけ。
こちらも分かりやすい。日本は戦後世界でも特殊な国として存在。それを70年も堅持してきたのに「ぼくちゃんが総理なんだから」のアベソーリーによって普通のそこいらにある国に変貌させられようとしている。「学問と理性、知的なものを無視」して「ぼくちゃんが総理なんだから」とまるで「あったかいんだから」の向こうを張るようなことばで野蛮きわまりない独裁政治へ突き進もうとしている。これを阻止しないでどうするものぞ。保身を考えたマスコミの「やじうま」なんとかの司会者は「個人的には安保法案は賛成なんですけどあの説明ではね」とアンビバレンツなことを言って法案が正しいというニュアンスを投げかける。そらマスコミの世論操作が始まったと思ってたが今回はそうはいかなかったみたいだ。なんせノーベル賞受賞者がダメだと言ってるんだからね。ノーベル賞も敵に回すのかな。だいたい「首相の判断で戦争ができる法案」だなんてお前が戦争が始まったら一兵卒として高村や麻生や菅とか自民公明議員とその支持者を連れて行け。キミ達は別の日本をやってるだけなんだら。オレは戦争をしない特殊な国の日本でいい。
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晴れるかと思ったら雨だった

2015-07-20 07:31:09 | Weblog
台風が行って今日は晴れるかと思ったら雨だった。関東では梅雨明け宣言と聞いたけど四国はまだなのか。梅雨入りは早くて明けは遅いだなんて地方をバカにしてるのか。と思いたくもなる。蒸し暑さに猫もたまらんのかこのところ外で過ごす。鳩やスズメにとっては迷惑なことだろうけど雨がかからないところで眠っているから大丈夫。蚊や蚤にたかられないようにね。蚊と言えば最近気づいたことなんだけどセンサーの役割をしていたすね毛が減っている。どおりで蚊に刺されるはずだ。見るとツルウル。きれい。年取ると頭の毛のようにすね毛も減るのかな。蚊が刺す前に察知できる有用な器官だったのに。バリアが剥がれて行く。これで免疫力低下ときたら目も当てられないね。まぁ自然の成り行きと言えばそうなんだろうけどこうやって朽ちていくのかと思えば逆らう気力も萎えてしまう。それでも雨の日もあれば晴れの日もあると前を向いて行きましょう。背中をまるめずにさ
「雨の日はお肌がしっとりして」といつでも前向きに。
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cost

2015-07-19 07:26:33 | Weblog
何をするに当たってもコストつまりいくら費用がかかるかを考えて選択決定するのが庶民の常だ。庶民でない人は途方もないことを考えるもんだ。安藤某という建築家はコストの意識がなかったかのように「ボクちゃんはデザインを選んだだけ」とまるで責任がないとでも言いたげに新国立競技場の建設計画の建築案選定委員長を務めた男がのたまわった。建築家ならコスト意識は常にあるだろう。と思ってたオレはぶっ飛んだ。金に糸目はつけねぇと言われてもここは削れるというのがプロだろう。それに堂々と2560億円と言い切った下村のおっさんも頭がおかしい。森クンにいたっては「はじめからあのデザインいやだった」だなんて何をいまさら。相手にするのもあほらしい。そこで末期症状の安倍ちゃんが国民が何を言っても聞く耳のない安倍ちゃんが国民の声を聞きまして建設案は白紙にしたと。これも遅きに失する無様な姿だった。そのため内閣支持率は急落。パクちゃんと同じくらいになった。「もう自信を持って彼は終りです」と元自民党の爺さんが言ってたが憲法違反の安保関連法案に誰一人反対しなかった自民党議員に安倍ちゃんを倒す勢いがあるのか疑問。コスト意識のない安倍政治もいよいよ幕を下ろす時が来たんだけどその前に民主主義の幕を下ろした安倍ちゃん。このまま行けば歴史上最悪の内閣最低の総裁との評価はまぬがれないだろう。あとは安倍ちゃんは北の将軍様にすがるしかない。テポドン撃ってくれと。できレースか。あほくさ。テポドンにもコストがかかるんだぞ。まさか安倍ちゃんがコストを負担するんじゃないだろうな。税金をポケットマネーと思っている内閣だからな。やりかねないのが恐ろしい。コスト意識のないヤツは怖いね。
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小さなカフェで

2015-07-18 07:36:33 | Weblog
「小さなカフェで」

住宅街の通りにある
小さいカフェで
あなたは いつも
待っていてくれる

通りには花が植えられている
小さなカフェで
あなたは いつも
待っていてくれる

あなたは黒いセーターを着て
あの小さなカフェで
待っていてくれる
悲しい時もうれしいときも

住宅街の通りにある
あの小さなカフェで
僕は一人で座っている
あなたがいなくなった今も

通りには花が植えられて
パラソルはひらいたまま
珈琲も冷めたままで
通りを眺めている

ときおり黒いセーターを
見かけると心が響く
この小さなカフェで
僕はあなたを待っている

置き去りにされた気分で
この小さなカフェで
僕はあなたを待っている
虹色の向こうに
行ってしまったあなたを
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又吉ピース

2015-07-17 07:17:30 | Weblog
又吉直樹さんが153回芥川賞に決まりました。羽田圭介さんも同時受賞ですが又吉さんのインパクトが強すぎて又吉さんだけに話題が集中。これは羽田さんにとっていいことです又吉さんは職業が「お笑い芸人」なんですから毟られるのはお手のモンデスから。煩わしいことは又吉さんに任せておけばいいんです。さて又吉さんですが、まずはおめでとうございます。お笑い芸人をやりながらの快挙。あっぱれです。「火花」まだ読んでませんが純文学ということで単なる娯楽や内輪話や楽屋落ちではないのに驚きです。よっぽど本が好きなんでしょうね。そういえばお笑い芸も見ていないな。だからどんなに面白い人かわからないけど面白いんでしょうね。根っからのホラ吹きだったんでしょうな。ホラ吹きじゃないと作家にはなれませんからね。まぁいい言葉で言うと「想像力豊か」というんですが。「想像力豊か」から通り過ぎて人を面白くしすぎてしまうと「ホラ吹き」となるんでしょうかね。いや、自分自身を信じてしまう思い込みの強さかな。そこに自分のフィルターを通しての人間観察。それがまた面白いから遂に本を書く。又吉さんは表現をする仕事に身を置いているから本を書くというのは抵抗がなかったんでしょうね。まだ、35歳。これからが楽しみです。お笑いのイメージを変えるかもしれないのも楽しみです。
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人治国家

2015-07-16 07:08:18 | Weblog
法治国家から人治国家に昨日日本は変わった。それを世界の新聞は伝えていない。日本の記事がないのだ。アジアといえば中国やアフガンのことであり日本ははいってないらしい
言いだしっぺというか脅したアメリカでさえそれは日本のことでしょうとばかり集団的自衛権の行使には記事にもしていない。そんだけ関心事が低いことを日本はさも天下国家の柱の如くキチガイ採決までして国の在り方を捻じ曲げるのだ。日本にある別の日本によって。「僕が総理なんだから」「国民を守る義務と責任がある」「自民党感じ悪いよね。公明党もっと悪い」まるで安倍ちゃんの日本と国民の日本とこの国は二国あるほど政権と乖離している。これでは北の将軍様とちっとも変わらない。だから拉致問題は解決しない。僕が総理なんだからと言われても俺たちが選んだわけじゃない。自分がなりたくてなっただけなんだから自分の権力を勝手に広げることなく主権在民の範囲で仕事してればいいものを北の将軍様に憧れたばっかりにこの体たらくだ。本人は気が小さいものだから法案が決まった途端急にオロオロしている。本人が考えた法案でないからかもしれないがこんな自信のない総理で自衛隊は死なないといけないのかと思うとなんとも情けない。もちろんこのあとに18歳から40歳までの徴兵された兵士の死が続くことはいうまでもない。安倍ちゃんの日本のために死なないといけないのかと思うと死んでも死に切れない。こうなりゃ全員で法律違反するしかない。自衛隊は行かない。徴兵は拒否。法治国家でなくなると怖いものなし。安倍ちゃんが言うこと聞かないヤツを銃殺する人治国家とレジスタンスの戦いが始まる。これっていまのシリアみたい。イスラム国とかわらない。あのバカ、自分のやってること分かってんのかな。国の基本は憲法にあることをわかってんのかな。堂々と憲法改正論議から始めるべきだと思うけど。安倍ちゃんの国ではそうではないんだね。
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rain

2015-07-15 06:22:40 | Weblog
     RAIN
作詞/作曲:大江千里
言葉にできずに凍えたままで人前ではやさしく生きていた
しわよせでこんなふうに雑に雨の夜にキミをだきしめてた
道路脇のビラと壊れた常夜灯。街角ではそう誰もが急いでた
キミじゃない悪いのは自分の激しさをかくせない僕のほうさ
Ladyキミは雨にけむる
すいた駅を少し走った
どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるキミが消えてく
路地裏では朝が早いから今のうちにキミをつかまえ
行かないで 行かないで そう言うよ。

あの「言の葉の庭」ってアニメ映画のエンディング曲だ。言い詩だね。ボーカルは知らない人だったけど「秦 基博」さんという。これがまたいいんだ。きっと爺さんはしらないけど活躍されてる人なんでしょうね。この曲を新海 誠監督が好きでこれがモチーフの一因になったらしいから歌の力ってあるよね。聞いただけでシーンが浮かぶ歌って強いよな
分けが分からない歌が多い中でまだまだ頑張れる歌もあるんだ。僕らが知らないだけかもしれないけど今の歌には聞きたいものがないのも事実ですけど。久しぶりにいい歌聴かせてもらいました。
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空の匂い

2015-07-14 06:24:05 | Weblog
昨日「言の葉の庭」のDVDを借りてきて見ました。46分という短いアニメでしたがその美しいアニメに大満足でした。爺さんにはストーリーとかシナリオは貧弱とおもえましたけどそれを上回る画面の素晴らしさに見とれてしまいました。もちろん万葉歌を抒情詩的に物語の主要素として使っているのも憎い演出でした。キャッチコピーが「愛よりも昔、弧悲のものがたり」とあるのもこの映画を言い表していてウマイ。「だから雨は好きだ。空の匂いをつれてきてくれるから」という主人公の少年に僕は「弧悲」を見ていた。15の弧悲か。万葉の昔には恋は弧悲とか故非とか書かれていたそうな。そのモチーフをあたためてこの物語はできたんだろうね。日本に住む人々に寄り添うようにある言葉の世界を美しい四季とともに見せてくれてありがとう。と言いたくなる映画だった。雨、紅葉、風、光そして雪。新緑の紅葉の葉が印象的な春の終りと言うか夏の初めから雪の冬までの物語。
そして最後に主人公が作った靴のタッセルが紅葉なのが印象的だった。この靴を彼女が履くときがあるのかな?あればいいのに・・・と願いながらラストソングを聴いていた。音楽がまたいいんだ。ピアノの曲もラストソングの「rain」という歌も。あらためて日本って美しい国なんだねと思った。
That's why I like the rain as with it comes the smell of the sky.
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雷神

2015-07-13 07:08:47 | Weblog
「鳴る神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむ」「鳴る神の少し響みて降らずとも我は留まらむ妹し留めば」この柿本人麻呂の万葉歌と作者不詳の返歌を教えてくれたのはフィリッピン人の女子留学生だ。昨日たまたまみたEテレで外国人弁論大会で彼女が言っていた。日本のアニメが好きでずっと見ていたらナンとか監督の「言の葉の庭」というアニメ映画に出会ったって。その中のこの短歌の言葉の美しさに惹かれて日本に憧れを抱くようになり日本語を勉強して日本に来たとのこと。日本には四季があって雨の表現もたくさんあってそれぞれが美しいし素晴らしいと彼女は言う。美しい言葉の国。彼女が持っていた本は「万葉集」だった。いまの日本の若者は万葉集を読むことがあるのだろうか。万葉集を見て想像の翼を広げることが出来るのだろうか。と彼女と比べて思った。僕はよく知らなかったけどこの「言の葉の庭」ってアニメ映画、大ヒットの映画だったらしいね
こんどレンタルして見て見よう。美しい言葉に出会う。それを外国人に教えてもらう。また喜ばしからずやだね。アナ恥ずかしかな。いとおかし。
万葉集では「雷神小動刺雲雨零耶君将留」って書いているんだよ。それを「鳴る神の少し響(とよ)みて刺し曇り雨も降らぬか君を留めむ」と読めるなんて古人の感性の豊かさだよね。When it thundered just I pray to rain now,so you stay here with me.
英語じゃつまらないね。「それがどうした」で終わってしまいそう。そうだろな「言の葉の庭」ってGarden of Wordsだものそのものずばりでどこが悪いと居直ってるみたい。やっぱり世界でも日本語は美しいんだね。美しい日本語を教えないで英語に変えようとするアベ内閣。首相が日本語を話さないで下手な英語を得意満面で話す国。そんな国に未来はないと思うのだけど。まさにこれが彼らの戦略かともとれるのだが。日本には万葉の昔から息づく言の葉があるのだ。その手にはのらないぞ。
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敵を愛でる

2015-07-12 07:30:52 | Weblog
オバマもハリウッドのセレブも見ていたという「なでしこvs米」のw杯決勝戦。いま思い出してもアメリカの作戦実行力に度肝を抜かれます。あれは何度も何度も練習してきた結果なんでしょうね。敵ながらあっぱれです。日本とアメリカそれにドイツやフランスはほとんど実力差はありません。敵の作戦を想定できなかったから対処できなかった。と日本については言えるのでしょうか。日本は日本人特有の自分を鍛えることに一生懸命に成りすぎたんだろうなと想像できます。水の如く相手に合わせての対応。日本精神の骨髄ともいえる思想がいまや若者にはないのでしょうか。ふとそんな寂しさを感じました。うかれるアメリカ。うなだれる日本。負けは恥ではないのだから胸張って次のリオでアメリカに勝つ。これが敗戦の将の責任の取り方だ。いまは素直にアメリカの勝利を祝ってやろう。

これを描きながらなんだか最後の晩餐のような気分になってきた。でもいい試合だったと思う。点差は信じられないけどお互いにすべてを出し切ったような爽快感があった。これからもいい試合で楽しませてください。次は対策をしっかり立てて負けないぞ。
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