鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

“田舎”に住まう女の子達は。

2024年06月02日 | シリアス
【女の子が成長して女性になる、そのままも突然変異もない】

※個人の特定を防ぐためにフェイクを入れて書いている箇所がありますが、大切なところはいじっていません※

Rさんという女性がいた。

今は40~50代くらいになっているのかな、日本一の国立大学を卒業して働いている優秀な女性です。

彼女の話してくれた歴史…彼女だけではなく、周りの女性たちの歴史が

「あああ…」

と苦しくなる、そして全然違う経験をしていてもどこか共鳴するものだったのだ。

それを書いてみます

Rさんは自分の故郷を

「昭和どころか、大正や明治で価値観が止まっていそうなド田舎」

と言った。

自称・真性田舎者の人達からは

「お前の出身地は全然田舎じゃねーよ!!」

「ガチの田舎を舐めるな!!」

「地方都市が田舎名乗るな不愉快!!」

と怒られていたけど、

「田舎だよ、あの町は時間が凍結された沼なんだよ」

と静かに返していたものだ。

Rさんは幼い頃からズバ抜けて頭が良かった。

それは隠しようの無い事実だったので、

「この子の頭なら、日本一の国立大学だって夢じゃない!」

と早くから才能を見出されて先生達は家族を説得した。

「女の子に学歴はいらないといっても、彼女だけは特別です!」

と。

全国模試を受けさせれば数百番台より上なことすらあった。

あの大学はその年に約3千人の新入生を受け入れるといわれていますから、まあ余裕だったのだ。

その圧倒的な事実に両親も喜び、快く進学サポートをした。

町の男性、特に高齢男性の嫉妬はすさまじいもので

「影で日向で悪口を言われ、呪われ、ますます田舎が嫌いになった」

と彼女。

「でも私、町の女性からはちっとも悪口言われなかった。

 この町の希望だ、やっぱり女の子だってすごいんだ、応援してるよっていつも励ましてくれた。

 私に呪いの言葉を吐いてきたのは祖母だけだったよ。

 男達が喜ぶように私の悪口いって、つっかかってきて、それを見たおじいさん達が

 「やっぱり女の敵は女だな!!」

 って大喜びする。

 祖母から男性達への精神的接待だったんだよ。

 無料でね」


めでたく現役合格し、おばあさん以外の家族は大喜び。

東京には応援してくれる大人の女性達はいなかったけど、攻撃してくる大人の男性達がいないことが快適で、東京で学び東京で働き、故郷に帰る回数はどんどん減っていく。

けれど…。

「祖母がいよいよ危ないって時に帰って、亡くなったその日も私はお見舞いに行った。

 その時の祖母の全てが忘れられないよ。

 ガリガリに痩せてミイラみたいで、うつろな目と悲しそうな声で、はっきり私に向ってこう言ったの。

 「わたしは男の欲望に応えすぎた」

 結局、女たちだけが祖母の最期に立ち会ってさ。

 私以外みんな看護師や介護士の資格持ってる人達。

 田舎の娘エリートコースだからね、それでも結婚したら辞めさせられて主婦になる。

 無料で働いた彼女達は誰にも褒められないし感謝されない。

 祖母のことは大嫌いだから死んでスッキリするはずだったのに、なんだかね。

 私は祖母にやられたことをゆるさない。

 あの人も苦労したから恨まないなんてぜったい思わない。

 でも、年々あの人が哀れに思えてくるんだよね」


それはとても…。

とても、悲しい話だった…。

Rさんはこうも話していた。

「色んなところに転勤してみて、田舎でも住みやすい場所あるなって思えてきた。

 でもそれは私の故郷じゃないから、私がよそ者だから快適なだけで、そこで生まれ育った人の気持ちはわからない。

 私は東京や都会の嫌なところを何万個でもあげつらねられる。

 それでも、私の産まれたあの田舎には帰りたくない」

あああああ…語彙不足。

この言葉に返せるものを、今の私は持たない。 






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続・暴君の構造。

2024年05月19日 | シリアス
【自分というちっぽけで流される存在、多くの権力者もまたー…】

NHKの大河ドラマは、いいかげん大河ファンタジーと呼び方を変えてくれないだろうか…と密かに思っています。

大河フィクションでも良い。

大河ドラマという言葉は別にノンフィクションの意味は含んでいないのだけど、国営放送が一番良い時間帯に予算をかけて実在の人物を題材にする…でもほぼ創作ってけっこう怖いなあと色んな意味で恐ろしいから

今放送している『光る君へ』の、感想を話し合っているのを聞くのが私は大好きなんだけど、実際に作品を視聴するのは苦手。

「じゃあ私も視てみようかな!」

(視聴の視を使うけど、観る・見るのどれがあっているのやら)

と何度か挑戦したけど途中で

「もう無理…」

とギブアップしてしまいます。

私は日本文学部卒で、中古文学専攻で学び『源氏物語』で卒論を書いたので、知識やイメージがある分

「えええええ…

と拒絶反応が出てしまうんだよね。

人が話してくれてるのを聞くのは読んだことない漫画の話をしてもらうようで楽しいんだけど

史実的にはまずありえないんだけど、清少納言と紫式部が仲良しさんという設定は斬新でとても楽しめました。

権力争いで引き離されていってしまうんだろうね。

大河ドラマ需要でたくさんの関連本が売り出される中、面白かったのはコチラ。
  ↓
※傷だらけの光源氏(アマゾン)

大塚ひかりさんが20年以上前の著書を改題・大幅加筆修正して作られた本で、面白くて一気に読み終わっちゃいました。

「紫式部のような賢い女ですら、ブス女を笑って楽しんでゆるせない!!!」

と昔から非難されている『源氏物語』のブス描写ですが、

「この作品以前はブスは悪役でしかなかった。

 なのに紫式部の書くブスは魅力的で個性的。

 むしろこれは彼女のブス愛だ」

と熱く考察していてなるほどねと思いました。

末摘花ちゃんをますます好きになること間違いなし(笑)。

読みやすい文章でしっかりと原作を検証してるのが面白いです。

興味がある人はぜひ。

話を戻して、紫式部と清少納言が生きたあの時代。

大河ドラマでは中宮定子の後ろ盾となっている男達が徹底的に悪役・憎まれ役として現在ストーリー展開しているらしく、大筋は史実通りなんだけども…。

じゃあ後に権力を奪い取る道長が光り輝くヒーローであったかというとそんなことはない。

今の悪役…清少納言が『枕草子』で素晴らしさを伝えている定子皇后の父親・道隆はたしかにやりたい放題で、暴君だった。

最たるものが後宮のありようです。

あの時代の天皇は大事な仕事のひとつが子作りで、身分の高い人から順番に後宮の女性たちに相手してもらって周るのが義務だったの。

今の倫理観からすると気持ち悪いことこの上無いですが、史実なんだからしょうがない。

だからそんな時代に、定子ちゃん以外入内させなかったとか道隆とんでもないのだ。

職権乱用やばい。

そんな道隆が亡くなって、権力争いの果てに道長が勝って

「この世をば我が世とぞ…」

になるのは皆様ご存知の通り。

じゃあ道長は、立派な権力者でしたか?

そうでないことは歴史がちゃんと伝承している。

結局暴君なんてのは、個人がなっていくものじゃない。

構造が圧倒的な力で作り上げていくものなんだろう。

残虐な王様が崩御されて、優しい王子様が即位しても、先代王を暴君に育て上げた仕組みがある限り王子様はまた残虐な王様になるしかない。


道隆が死んで伊周に勝っても、道長も同じに権力の中にいて化け物になってしまったんだろうと思いますね。

ちなみに道隆(定子の父)は40代で糖尿病が悪化し苦しんで亡くなったと伝承されているらしいんだけど、道長もまた糖尿病が悪化しまくって目は見えなくなり、

「この世のものとは思えない、普通じゃない苦しみ方をなさって、それはそれは苦しみ抜いて亡くなった」

と伝承されています。

悪、悪、悪、で生きてきた独裁者が最後にこんな死に方をするのは実は近世でも多数証言されている。

因果応報なのかね。

これは全く史料とか伝承から予想したことではなく、ただ私の直感で思ってることだけど、少なくとも晩年の道長って金払いが悪くて人を軽んじて嫌われるような人だったんじゃないかと。

陰陽師をバカにしてると呪詛返しの返しを施してもらえなくなるんですよ(ニコ…)。

人の意思は弱い。

構造の中ではあっという間に飲まれて別人格にさせられてしまう。


けれど、人の恨みは強い。

強い恨みは、身分が高いからお咎め無しとはいかない。


だからね、人をいたずらにバカにしたり苦しめたりしないで。

払うべきお金はきっちり払いましょうね。

自分に言い聞かせています

どんな遊び人もモテモテさんも菩薩のような良い人も

「貧乏なのはいい、でもケチはダメ。

 ケチな人はぜったい選んじゃダメ」

「1000円しか払いたくないなら、千円でお釣りがくるお店しか利用しちゃダメ」


と教えてくださるものよ。

関係ないようでとても関係ある話をしているつもり。

そうそう、これは創作物だけど中国の大河ファンタジー『武即天』に登場するキャラ・長孫無忌(ちょうそん・むき)は同じでも賢い権力者として描かれていたなと思います。

ツッコミしかないストーリーなんだけど、長孫さんの

「政治家としての、したたかな権力運び」

は見事だった。

どんなにチャンスがあっても、義殿という優秀な年長政治家が生きているうちは彼からぜったいに権力を奪わなかったし、それでいながら権力を得る可能性がある妃には毒を持って子どもを産ませないように流産させまくりました。

屈しながらも残酷に若い芽を摘むどころか密やかに焼き払うのは、徳川家康に通じるかもしれない。

なんにせよ権力中枢なんて辛い場所だね。

実在の聡明な女帝・エカテリーナ二世もそういえば先代のエリザベータ女帝が存命のうちはぜったいクーデターなど起こさず従っていたっけ。

賢さとは耐えること、残酷であること。

…かもしれない。

嫌な世界だね。






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チヤホヤしてくれる場所で狂わされてさ。

2024年05月11日 | シリアス
【人権侵害されて、加害者側にまわって、この世の春に酔いしれて】

単純に遠い記憶すぎて前前前世くらいおぼろげですが…。

小学校~高校の途中くらいまで?の私は

「ふつうの女の子」

にすらなれなかった。

(これ打ちながら、

 「女の子」

 じゃなくて

 「子ども」

 じゃダメなのか?と思ったんだけど、後者じゃ当時の感覚に全然しっくりこない。

 だから性差ってすごく大きいんだなって思った。

 生物学的性なのか社会文化的性なのか、あるいは圧倒的な男尊女卑なのか…)

学校での地位はとても低く、いつも自分をダメだと思っていたし恥じていた。

そう思わされたからなんだけどね。

先生達も何割かの学生も喜んで弱者いじめを楽しんでいたからさ。

私はいつもやられる方だった。

運動も勉強もコミュニケーションもルックスもダメダメだったもの。

これが今を生きる幼い人だったら、

「この子が運動と勉強とコミュニケーションが苦手でも、外見磨きに興味がなくても、周りがいじめていいわけないだろ!!!」

と思えるけど…当時は弱きはいたぶられて当然って空気がすごかったんだよなあ。

あの辛さは経験したことない人にはわからないと思う。

昭和時代どころか、明治大正の文学・日記にすら

「日本人は弱者とみなした相手をとことんいたぶり殺すのが大好きだ」

と記されていて、人の業を感じる。

大河ドラマで今年注目されている『紫式部日記』でも、宮中の壮絶ないじめ・人権侵害がしょっちゅう出てくる…さらっとだけどたくさん記録されているのだ。

身も心もボロボロになるまで追い込まれて宮中を退出する被害者達が…。

外国でも同じなんじゃないか…というのは映画からも文学からも記録からも容易く予想できるので、もうこれは人類の業でありサガなのかもしれない。

多分そうだろうな。

加齢のおかげか努力(勉強と外見磨き)のおかげか環境との相性か、私は大学生になる頃にはすっかり

「ふつうの子」

枠に入れて、本当に生きやすくなった。

当時は意識してなかったけど、笑われず攻撃される登校できるのは予想もできなかった楽園だった…当たり前のことなのになあ。

本当に、いじめられっ子よりはるかにいじめっ子が有害なのだから、そっちを学校・組織から追い出すべきなのにと思う。

悪い先生だって処罰すべき。

私は志が低かったので、この“ふつう”で充分すぎるほど満足できたが、

「ふつうなんかじゃ嫌!!!

 チヤホヤされたい!!!

 マウント取りたい!!!

 他者の人権侵害しまくりたい!!!

 この世をば我が世とぞ思って傲慢にうぬぼれて生きていたーい!!!」


と、言葉にできずとも切望しているとたいてい悲劇が起こる。

「新しい価値観!!!

 素晴らしい世界!!!

 みんなが幸せになれる世界!!!」

こんな御題目(=口先で唱えるだけで実行できそうにない項目)を並べる人がその舌の根の乾かぬうちに自分を全面肯定しない者・異論を唱える者に

「差別主義者!!!!」

「滅びろ!!!」

「地獄へ落ちろ!!!」

「悪魔めーっ!!!」

って攻撃しまくるのはよくある話です。

お前さまのその矛盾こそ差別主義じゃねえの、というね。

こういう人達はたいてい、集団での地位が低かった人だと私は思う。

実体験から多くそうだ、と考えている。

その中でも

「迫害されたくない」

でとどまらず

「迫害したい」

と思ってた人たち。

だから新しい武器を、力強い仲間を欲してる。

馬鹿にされて辱められてる…と思ってた世界から、真実に目覚めて選民思想にひたって逆にマウント取って殴れる立場への大逆転。

一発逆転への切望。

それが叶ったような錯覚をくれる場所に、取り込まれてる。


残念ながら迫害する人たちは利用するだけなんですよ、そういう人をね。

カルトもマルチも差別主義者達もよ。

どこまでもお金を絞り取ったり、家族や友達と絶縁させたり…。

悲しいことだけど、女子どもは性的に搾取されたり…。

束の間の

「一発逆転叶っちゃった…」

錯覚を対価にしてさあ。

昔からよくある悲劇だけど、最近は

「君は他の子と違う、特別な女の子だって言われたい思われたい」

そんな純粋で頭の悪くない女子がよくやられてんなと気付く。

彼女らのこの願望だって男尊女卑構造からの女嫌い=ミソジニー。が思考させたものだろうからね。

「性別は関係ないでしょ!」

って時点で女性を下げてみてるのだ。

女の体に生まれても。

何種類かあれば差別が生まれるのは世の常で、身体的性別はふたつしかない(例外はごくごく少数派。社会文化的ジェンダーじゃないからね)から、あるのだよ、差別って。

あー。

利用されるんだな、また、幼い人が、女子が。

大人の私は悲しいよ。

でも、依存症の一種みたいなものだから…私がどんなに話しても渦中の人には届かない。

自分自身が底つきして

「もうダメだ。

 変わりたい、変わらなきゃいけない」

と思うまでどうにもできないから。

あー…。(エミー風)

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語られることが即ち真実とは限らない。

2024年05月08日 | シリアス
【それを心に留めて、思考したいもの】

【心に留める】こころにとめる

常に意識して忘れないでおく。


松本清張は日本が世界に誇る作家の一人だと私は思う。

なんといっても全てにリアリティーがあるのがいい。

発売当初から松本清張作品は女性読者に支持されていたと言われていて、その理由がなんといってもリアリティーなのだろうと私は考えている。

1909年から1992年まで生きた彼の時代は男尊女卑も身分差別も今以上に色濃く情け容赦なく存在していた時代。

「ああ、ありそうだな」

と感じるグロテスクな設定・ストーリー展開がしょっちゅうある。

それでも嘘で塗り固められたもの・誘導するものよりはずっとずっと心を打つものだ。

前にも書いたと思うけど、もしも私が時代に翻弄され無残に散った命だったとして、踏みにじられた転生を経験したとして、

「後世の人にはありのままの真実を知ってもらいたい」

と強く願うと思うのだ。

為政者に…権力者に都合よく改ざんされて何かの道具に使役されたくない。

真実を知ってもらった上で

「ちっぽけでかわいそう」

とか

「愚かだな」

とか心無い思いを向けられるなら、もうそれはその人の思考だから仕方がない。

でもそんな人は少数派だろうという希望も強くある。

それくらい、ありのまま、真実、には力がある気がしてならない。

松本清張作品はリアリティーに加えて、残酷な物語にもどこか弱いキャラクターに愛がある。

だから支持されたんだろうなあ女性に。

今でも違うとは言えないが社会的弱者である側面が多かったから。

原作が面白くて人気なだけに今でも映像化が絶えない松本清張作品だけど、

「これは狙ってるなあ」

としか思えないひどい改悪が目立って悲しいことこの上無し。

男女差別の構造としての女性が死に至る物語なのに、悪役を全部女性キャラに変えたりしてさ。

わかりやすくて嫌になるね。

さて、本物の清張さんですが、こんなことを心がけて取材・執筆していたらしい。

「自分達が今直面している現実を見る時は、歴史を見る目でも見てみる。

 そして過ぎ去った歴史を考える時は、そういった史眼ではなく、その時代を生きた当事者としての目で見ること。

 決め付けずに、たくさんの事実を集めた上で真実を検証していくこと」


なるほどなあ、さすがだなあと思った。

人間なかなかこれは出来ないよね。

また、清張さんファンだという御存命の作家さんは

「例えばある人物が

 「こう思って自分はこうやった」

 「自分はそんなこと考えたことがない」

 と言えば、それは真実として扱われる。

 でも現実はそんなに単純じゃない。

 言葉で否定しても心は違うことなどたくさんある。
 
 だからひとつの発言を絶対的真実として扱うのは危うい」


とおっしゃっていて、それな!!!と激しく同意した。

こういうことってたくさんあるよね。

「怒ってる?」

「怒ってないわよ!!!」

の不毛なやりとりとか、

「何もしてないのに突然キレだした」

と加害を認識してない者に脱力したりだとかさ。

全て真実だけを伝えられるような、純粋な心と高い言語能力を多くの人が有していたならこんなことにはなってないもの…。

最後に切ない話。

若くして自らの命を絶ったある女性は、親友たちに

「私のことは忘れてください」

と書き置きしていたんだそうだ。

これを額面どおりに受け取るような人は人間失格。

その文字の本当の意味はきっと…。

「私を忘れないでほしい。

 でも、きっと忘れられてしまう。

 そんなの辛くて耐えられない。

 だから自分から先に頼んでしまおう、忘れてって」


こうだと私は思うよ。

君を忘れないよ、きっと親友達はそう思っている。






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みーんな落ち込む五月だよ。

2024年05月06日 | シリアス
【私達は懸命に生きた、そして生きていく】

ゴールデンウィーク最終日ということで、一気に五月病モードに突入する人が日本中にいるのでしょう。

新生活は緊張するし、疲れるよねえ

初めてから慣れるまでの工程は、人間にとってとんでもないストレスなのだ。

どんな恵まれた場所にいたってね。

まー私の五月病メモリアルを思い出すと、新社会人の時がひどかったです。

嫌な記憶すぎて前前前前前前世くらいおぼろげ…でも頑張って思い出してみるよ。

まーありがちなひどい職場でね。

5月の休みなんて、3日か4日しかなかったんじゃないか?

GW休みじゃないよ、31日ある5月のうち休みがそんなもん。

どんだけブラックだったのやら。

ストレスと過重労働で精神も体もすっかりやられて、原因不明の腹痛、それも激痛。

全身ぐらぐらして立っていられず寝てもいられず、何も食べられず飲めず、なんとか水分補給だけは…とポカリ(アクエリアスでも可)を飲んだら激痛が激激激痛になりトイレにこもる悲劇。

先生は病名を出してくれなかったけどストレス性胃腸炎ってことになったのだろうか。

ほーんとひどかった。

今を生きる皆さまには、ぜったいあんな辛い思いをしてほしくありません。

私の腸がやたら繊細なのはあの時に傷んだせいかもなあ…とぼんやり考えてしまいます。

とほほのほ。

あの職場には誰かの趣味だったのか、ローズのルームフレグランスがおいてあって、1年くらいはバラの香り(生花ではなくて)がトラウマになって街で香ると心臓がドキドキどころじゃなくドドドドドッッってなった。

就職する前もバラの香りは大好きで、ローズトワレを持っていたくらいだったのにね。

ブラック職場経験あるある・電話の呼び出し音が怖いのももちろんなりましたとも。

ビクーッ!!!ってなりますよね

こうやって書き出してみると、なんてひどい経験してるんだと自分でもドン引きする。

それでも当時は

「自分がいけないんだ」

「自分が無能なんだ」

「こんな目にあったって、仕方がないんだ自業自得なんだ」

と果てしなく自分を責めた。

絵に描いたような負のスパイラルである。

今の価値観ならああはならないよなー。

洗脳されてたもんだ。

おっそろし…(『のだめ』のシュトレーゼマン)。

つくづく、よく生き延びたもんだと思う。

そして治ってくれた。

時間はかかったけど今はローズの香りも電話の音も平気だし。

自分の生命力、めぐり合わせ、そして何よりも、弱った時に助けてくれた人たちの優しさ…真心。

電車で倒れかけた時に席を譲ってくれて心配してくれた人たちへの恩は忘れない。

優しくしてくれた病院の看護師さん達、あと医療事務さん?というの?受付のレディー達。

家族も友達も愛してくれる男の子も…まあ父はむかつくとこも多々あったが。

(関連過去記事→・弱りし時の仕打ちは忘れじ。

どんなに祈っても、きっとブラック企業はすぐには全滅しないし、私が苦しめられてきた洗脳もきっとまだしつこく受け継がれているのだろう。

それでもこの五月を乗り切って皆幸せで健康であってほしいと強く願います。

落ち込んだり疲れてるのはしょうがない。

きっとみんな同じだから!

あ、あと、怖がらずメンタルクリニック利用しましょうね。

経験者や医療従事者が

「早ければ早いほどしっかり治せる」

「悪くなる前、うっすら悪い時に来てほしい」

とおっしゃるからね。

当たり前のことが起きてても、対処は正しくやりましょう






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