ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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遅れましたが・・・紀宮様、36歳おめでとうございます

2005-04-20 21:10:11 | 皇室報道
4月18日はうちのヨン様の五ヶ月目の誕生日でした。
そして紀宮様の36歳のお誕生日でもあったんですね。
本当におめでとうございます。
現在「男系の男子」相続に拘る方々にとっては
紀宮様のご結婚には大きな関心があるのです。
降嫁されても、天皇家にとっては
常にキーパーソンの存在になられるでしょうね。
案外さらりとそういう役割をこなされるのでは
ないかとも思い・・・

新聞には記者の質問に対する回答が
文書で掲載されていましたが。
その文脈から伝わるのは「皇族の意義」を
両陛下の姿に見ているということです。
(当然ですよね)
忍耐強くて、公の自分と私的な自分を区別して
何事も「公務」中心主義。
それは皇后陛下の完璧主義によく出ているんでしょう。

「皇太子妃殿下の健康も案じるけど、両陛下の健康も
案じて欲しい」というお気持は、
マスコミ、特に女性週刊誌がこぞって「雅子妃擁護」を
唱えていることに対する批判とも受け取れます。
というか、あの文書回答そのものが、見る人が見たら
ずきっとするような内容に見えるんですよね。

雅子妃をエリザベート皇后に例えれば
皇后陛下はゾフィ皇太后ですね。
(それは苛めているという意味ではなく)
ゾフィ皇太后は多分、あらゆるストレスを
完璧に「息子を皇帝にして、誰からも後ろ指を
さされないような皇太后になる」というエネルギーに
変えた人です。
(同じようなタイプにロシアのエカテリーナ女帝がいますが)
必死の努力とイメージ戦略で完璧な自分を演出する事によって
あらゆるコンプレックスやいじめを打破していったわけです。

でもエリザベートは「人嫌いで」「扇でいつも顔を隠していた」
程に人見知りで自己中心的。
年がら年中旅行をして歩いても癒されることのなかった人。
血筋ではないかという人もいますが、やっぱり原因は
小さい頃から「愛され感」のないところで育ったからでは。
私はお医者ではないから、はっきりとした事を言うべきでは
ないのだけど、
いわゆる「適応障害」というのは、小さい頃からの生育歴が
大きく作用すると思います。
皇太子妃は皇室に入ったから適応障害になったと思われて
いるけど、私はそうではないと思います。
仕事を続けていても普通に結婚していても
いづれ早晩同じ病にかかったと思います。
皇室入りしたのはきっかけにすぎない。

一方おっとりと生まれながらの皇女様は
民間に入られても、素直で自分を真っ白にする
心構えが出来ているから、そうそう挫折はしないのでは
ないかと思います。
そんな皇女様は皇后様の心の支えでしょうね。
本当に嫁がれたあと「空の巣症候群」に
ならないとよろしいんですが。

そしてさらにあしかけ2年の静養中の妃殿下。
いっそダイアナ妃のように、自分から
「公務から身を引きます」と言ってしまえば
よろしいのでは?
どうも最近はとにかくマスコミの前に出るのが
おいやのようで、
(敬宮のリトミックのお迎えは行けるし、外国要人とも
玄関にお出迎えは出来ないけど、食事は出来る)
プライドがかなり傷ついているご様子。
音楽鑑賞などにも「風邪気味」でいらっしゃらない。
気圧の変化で体調もお変わりになるようで、
国民もどう理解していいのかわからなくなりつつあります。

かといって、全ての責任を宮内庁に押し付けるのも
あまりに違うのではないかとも思い・・・・
だからいっそ、せめてご自分の言葉で
「公務から身を引きます」と期間限定でおっしゃって
いただければこちらも無駄に期待しなくてすみます。
あとはどうぞ御用邸でも東宮御所でもお好きな場所で
お好きなことをなさったら?

ただ・・かつてのエリザベートが
ハプスブルク家の終焉の象徴だった事を考えると
そういう流れもあるかもしれないな・・と思います。
(だって・・御頂台にあがらない皇后なんて・・・ねえ・・)


コメント
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