ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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気持はわかるけど

2009-01-27 09:52:29 | つれづれ日記

 ごねればいいってもんじゃないでしょ。

 

 奨学生、苦しさ訴える 

  京でデモ 滞納者情報通報に抗議 

 

 奨学金を返済できない若者らの立場をアピールする街頭活動が25日、

  京都市中京区などの繁華街で行われた。

  学生たちがプラカードを掲げて行進し、

  「滞納者の『ブラックリスト化』反対」「学費を無料に」と訴えた。

 奨学金を貸与している日本学生支援機構が先月、

  金融機関でつくる個人信用情報機関に滞納者の情報を通報する

  方針を正式発表した。

 通報されると銀行ローンやクレジットカードの利用にも影響する

  可能性があるため、学生たちは

  「滞納者のブラックリスト化につながる」と主張。

 同機構によると滞納者は年々増え、2007年度の未返還額は

  660億円。

 街頭活動を呼びかけた京都精華大4年の山田史郎さん(24)は

  「卒業後に正社員になれればいいが、フリーターや派遣社員では

  返したくても返せないのが実情。そもそも日本は学費が高すぎる。

  若者の学ぶ機会を保障すべきだ」と話していた。

 

 私も大学で奨学金を借りていたし、うちの旦那様も高校・大学と

  奨学金を借りていました。

  昔は成績によって「一般貸与」「特別貸与」に分かれてて、二人とも

  特別貸与だったので借りた額より返済する額は少なかったです。

  でも10年ぐらいかかったかな

  年間10万ずつくらいボーナスの中から返済していました。

  主人の奨学金はもっと時間がかかったと思います 

  当時は老人介護と子育てのダブルパンチで、いくら働いても公共料金で

  全て飛んでしまう状態だったから・・・大変でした

 

 でもちゃんと返しましたよ 私の場合、奨学金はちゃんと学費の

  足しにしてました。うちの旦那みたいにお小遣いにはしてなかったもん。

 

 確かに日本の大学は学費が高いし、現役合格に拘る傾向が

  ありますよね もし、大学の受講料が払えなければバイトして

  一定の額を貯めてから入学出来るようなシステムだったら

  随分助かるんじゃないですか

(「ER」では医学部に入学したものの学費が払えず休学中の

アビーはずっと看護師をしてお金を貯めていたし、ドクターになる

人は多かれ少なかれそういう経験をしていたように思います)

 

 やっぱり借りたものは返すべきでは?

  その返済が滞っているからブラックリスト化される事になるんでしょう?

  返すあてがないなら借りなければいいのです

  考えなしに奨学金に飛びついて返済出来ないとゴネるっていうのは

  どうかと思います 大学は義務教育じゃないのよ。

  無理な返済ではないと思います。

  今時、奨学金って月4万か5万くらい?  

  私達の時代も、本当はいけないことだけど、2つの団体から借りて

  月8万くらいの収入の人もいましたが 

  正直、「返済はどうするんだろうなあ」と思いましたよ。

 

 奨学金の返済って年間10万?20万くらいですか?

  正社員になればボーナスでちゃんと返済出来ると思いますし、

  仮に正社員になれなくても、こつこつ貯めれば・・・返せる筈。

  公務員になれば返さなくていい制度は今もあるのかしら?

  普通のローンに比べたらかなり恵まれていると思いますよ。

 

 「日本の学費は高すぎる」 → 全くその通りです。

   「フリーターや派遣では返せない」 → 大学出てまでフリーターって

                           そりゃ甘えじゃない?

   「学ぶ機会を保障すべき」 → 今時の大学生は本当に学びたいと

                      思っているのですか?

だったらサークル活動だの合コンだのって遊んでないで、

少しでもバイトしてこつこつ返済金を貯めなさいよね

防衛大とか自治医科大学へ入れば学費はかからないよ

 

 うちのジュニアが疑問に思った・・・

とりあえず大学に入る」という今時の高校生の意識

実質的にはそうなんだけど、そんな考えに学費の保障だの

奨学金返済しないで済む方法だのって・・・考える必要ありますか?

大学には特待生制度もある筈で、頑張った上でデモするべき。

(それに大学に入るまでにも塾などでかなりお金を使っているよね?

そのお金があったなら大学の学費も払えるのでは?)

 

 

  

 

 

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児玉明子先生に一言言わせて2

2009-01-27 08:00:12 | 宝塚コラム

 よい脚本の条件

 観客に優しい (共感し感動できる)

 出演者に優しい (役者がやりたいと思える)

 劇場に優しい (舞台機構と採算性を考える)

「忘れ雪」はこの3つのどれも満たしておりません

 

理由

 脚本が破たんしている

 実際の脚本を読んだわけではないのですが、パンフレットを

みると、1幕が15場、2幕も14場あるんですね。

セリも盆もない小劇場で一幕14場だの15場というのはあまりにも

多すぎ。

 セットがしょっちゅう動く無駄なシーンが多い。

例えば酒場のシーンなどは省略してもいい筈だし、自宅のシーンや

遊園地のシーンもいらないような気がします。

役者が一言言っただけで変わる場面というのはあまりいい作り方では

ないと思えます。

 出演者の無駄遣い

本来この舞台はもっと少人数で出来る筈なんですよね。

メインは音月桂・舞羽美海・凰稀かなめの3人。

でも宝塚は人海戦術で持ってる組なので、他にも出演者が一杯

いるんですが、これらの人々をきちんと使いこなしていない。

中堅の筆頭である緒月遠麻や歌姫の晴華みどり飛鳥裕組長

出番があまりにもなさすぎでしかも無理やり作ったような印象。

新人じゃあるまいし、こんな扱いされても文句も言えないジェンヌが

可哀想

 

 楽器や映像でごまかしが多い

今回、舞台の奥にプロのチェリストを置いて生演奏をさせているのですが

この方がセットの蔭に隠れたり出てきたりで、あまりいい扱いとは

思えないし、どこに意味があるのかわかりません。

また凰稀かなめのサックスやマーチングバンドの演奏も効果的とは

言えず、ただのごまかしにしか見えません。

さらに映像の多用は安易すぎるのではないか?と思います。

脚本の不備を必死に楽器演奏や映像で補っただけにしか見えません。

楽器だの生演奏だのもただじゃないでしょうし・・・これで採算とれるの?

 

 同じようなシーンが多い

 桜木や鳴海が携帯を手にして「もしもし・・え?何だって」が多すぎ

  またかーーって感じです。

 執拗な暴力シーンも必要とは思えませんでした。

 

これらの事を踏まえて考えると、どうしても児玉明子さんが座付き作家

としてふさわしいとは思えないんです。

だって・・・

この方、デビュー作の「月夜のウタゴエ」からして倒錯疑惑ムンムンで

本来ならそれだけでも作家生命が危ない筈なのに、その後も

「冬物語」「聖なる星の奇蹟」「龍星」等など「?」な作品を連発し

今やファンの間でも「次は児玉先生なんですよ きっと駄作ですね。

お客も入らないだろうなあ」

と言われる始末

評論家の方々の間でも「児玉明子は脚本家を辞めるべき

とまで言われているのに、それでも大劇場デビューを果たし、

どこかで見たような場面の羅列とマーチング演奏やら映像やら

なぜか一生懸命歌劇団からフォローされている不思議な人です。

 

しかも生徒さん達からは「先生」と呼ばれて偉そうに語ったりしている。

児玉作品に当たった=事故だと思って諦めよう」なムードが

組子の中に広がっているというのに、当のご本人は全く反省せず

無駄なキャリアと年齢を重ねて鼻は高くなるばかり。

(そもそも今回の「忘れ雪」だって「私が希望したわけじゃない」と言った

という噂が流れてくる事自体おかしい)

 

児玉先生はもう一度脚本の書き方やら演出の仕方を学び直すべき。

同じような時期にデビューした斎藤吉正大野拓史等は確実に

観客を常に念頭においた脚本を書けるようになっているし、演出も

以前に比べたら大夫見やすくなってると思うんですが。

 

 

 

 

 

 

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児玉明子先生に一言言わせて1

2009-01-27 08:00:04 | 宝塚コラム

 あーあ、ついに陽月華も退団かあ

だったら宙組に配属しないでずっと星組にいて、柚希礼音と一緒に

やってほしかったなあ (ぐすっ 私のアメユキ)

 

 児玉明子先生・・・一言言わせて 

 

日曜日、日本青年館で「忘れ雪」を見ました。

幕あきの雪の精達の踊りに「綺麗だなあ」と思ったのもつかの間。

ランドセルを背負った舞羽美海が出てきた途端さーーっと

背筋に冷たいものが流れてしまった

(いくら何でもランドセルはないでしょう。ランドセルは・・・・)

しかもリアル感を出すためなのか、パペットの犬っ

舞台に動物を出すのは非常に難しいのですが、人形と映像で

何とか切り抜け・・・・ でも笑いが起こってた。

でも、主人公の桜木が7年前に小学生の女の子の犬を手当てして

結婚しようねって約束した事をあっさり忘れていたのにはびっくり

一切記憶がないみたいで・・・もしかして記憶喪失か?と。

(「天地人」の兼続もお船ちゃんの事、全然覚えてなかったけど、

どっちも違和感があるよね)

その他

 母親の死がきっかけで桜木は女性と付き合えない

  理由がイマイチ。

  弟の充の乱れっぷりも意味不明

 両親を亡くして貧乏だった深雪は7年後にお金もちの娘に

  なっていた経緯が語られない。

 鳴海が実は深雪を好きだったという事は2幕目冒頭にしか

  語られないので唐突。さらに父親との確執も意味不明。

 桜木の死、深雪の失明等、矛盾が多すぎ。

一杯ありすぎて、セリフが語られる度に「え?そうなの?」って

びっくりしてばかりいた私です

 

新堂冬樹という作家を私は知らないのですが、結構コアな

ファンがいる売れっ子作家さんのようですね。

でも、「忘れ雪」だけはファンの間でもすこぶる評判が悪い

理由は「矛盾が多すぎ」って事で

そんな駄作を何故に上演する事になったのか。

 

児玉明子先生は乗り気ではなかったと言われています。

じゃあ、歌劇団の上層部が強制したの?

だとしたら、小林公一を冠とする歌劇団も落ちたものだなあ・・・と思います。

とうとう作品選びも満足にできなくなったのかと。

よくよく考えればあの名作「カラマーゾフの兄弟」をかるーいミュージカルに

しちゃったというのも間違いだと思うし

凍てついた明日」だの「ブエノスアイレスの風」の再演も間違い

だったと思います

(まあ・・カラマーゾフは出演者の熱気で成功したといえばいえる)

 

でも、今回の「忘れ雪」のテンションの低さや完成度の低さは

果たして本当に歌劇団と原作者のせいだけなのか?

 

いえいえ、私はそうは思わないんです。

座付き作家の児玉明子先生にも大いに責任があるし、再三再四

言われているように、彼女は座付き作家には向かない人だと確信

しました。

 

 

 

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