ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

DREAM TRAIL

2011-01-28 07:52:34 | ヅカOG その他舞台

見てまいりました。話題の「DREAM TRAIL」噂にたがわず素晴らしい舞台でした。

 

 DREAM TRAIL 

 

琥珀色の雨にぬれて」のセットに似ているような・・・列車も青列車だし。

そしたら「銀河鉄道」なんですね

車掌さんの朝澄けいが涼紫央を誘い出すような感じで始まり、やがて列車から

続々とドレスの女性達が登場。

「思い出を振り返る」という意味の歌を歌って、ドレスの女性達はすずみんをからかう

ように「あなたは男?それとも女?」と歌いかけ、

「私達には共通点がある」と納得し

緑の袴姿の南海まりちゃんの清楚なお辞儀をみんなで受け、

その後は大昔の宝塚・メドレー。

なんていうか・・・レトロで乙女チック、でも迫力がある1幕目。

 

2幕目はドレスから一転、男役風に変えてダンサーはダンスに専念。

風花舞と下級生達のダンス、90年代の曲の羅列にちょっと涙。

数々の曲にうっとりしつつ、かつての上級生と下級生の並びに涙し、

若いOG娘役達の可愛らしさに「眼福じゃーー」と目を細め、

そしてツレちゃんの「さよならは夕映えの中で」には自然に涙・・・・・

何で?何で今になって泣かせるのか

もう叶わない夢のような昔を思い出して辛くなっちゃうじゃないのっ

 

卒業生にとって宝塚「古巣」「青春の場所」であると同時に、観客にとってもまた

OGと共有した時間を通して宝塚を身近なものに感じ、卒業したような気分にさせて

くれる・・・一緒に宝塚の歴史を担ってきたような気にさせてくれる・・・・

そんな誇らしい舞台でした

そうだよね。宝塚って100年近く、それを支えた3代に渡る母と娘の歴史でもある

わけで。舞台を見て一緒に心をときめかせた思い出や、感動の涙を流した記憶、

憧れと砂糖菓子のような夢を詰め込んだもの・・・それが宝塚。

乙女心を持って何が悪いの?古いなんていわないで。どんな時代も「女の子」じゃ

ロマンチックが大好き 「こんな恋がしたい」「あんな夢をみたい」と

自分の部屋から空を見つめてため息をつく存在なのよ。

悲しいときも辛い時も、憧れの男役さんがいるから頑張れたって事もあるでしょう?

そして何十年たっても、乙女のような清楚さや品格を失わないOGたちの姿に

私達ははっとするのです まだまだ頑張らないとって。

今回、96期から2人出演しているようですが、彼等が宝塚に対してどんなに失礼な

事をしてしまったか、OG達の誇りを傷つけるような事をしてしまったかを

あらためて自覚して欲しいし、「宝塚とはどうあるべきか」をきちんと学んで反省して

欲しいです

 

出演者について

鳳蘭・・・・要所要所にしか出てこないんですが、とにかく上手から出て来た時点で

     「スター」です あの威厳といい光り輝く姿といい、思わず手を合わせて

     しまいそう

     オールドファンにはカンちゃんやオトミさんとの並びが「たまらない」と思う人も

     いるんだろうなあと納得

     いつもの「セ・マニフィーク」もよかったけど「バイブレーション」のすさまじさには

     頭が下がってしまい・・・そして「さよならは夕映えの中で」では懐かしいバトラー

     が思い浮かび、思わず涙でした

初風諄・・・多分一番年上でいらっしゃるのに、なぜか乙女。上品で育ちのよい夢見る

       お嬢様そのもの。涼紫央が登場する度にドキっとしたり、微笑んだりする

      姿があまりに可愛らしいので。また涼が立派な紳士に見えるというのもカン

      ちゃんのお陰なんでしょうね

      「すみれの花咲く頃」っていい曲だったんだなあと思いました。

      また、年齢にも関わらず、よく踊っていてはらはらしました。

安奈淳・・・・お元気そうで何よりです 「愛の宝石」はやっぱり安奈さんじゃないと

        駄目なんだなあと痛感。ツレちゃんとの並びははるか昔のゴールデン

        トリオ時代の星組を思い出した人も多かったのでは?

杜けあき・・・いやあ、優等生っていうのは何をやっても優等生。でもいい意味で角が

       取れた感じのカリンチョさん 歌っている時は「男役トップ」になりきって

       いるし、その安定した歌声が何より嬉しい

麻路さき・・・体型を維持しているメンバーの中で唯一「幸せ太り」しちゃってるマリコさん。

        緑のドレスも髪型も全然似合ってなくて・・でもダルマ姿で踊る部分は

        グラマラスな美女に変身 (息子さんが目をそらしそうな・・・)

        歌が上手な人たちの中ではかなり不利だなあと思っていたのですが、2幕

        目で「虚しさから始めよう」で朝澄けいをバックに歌う姿に、かつての

        星組を思い出して涙。

        また、現役当時と変わらない極めつけこれぞ男役の踊りっ に感動。

        マリコさんは母になってもいくつになっても多分一生「伝説の男役」

         なんですね  

風花舞・・・2幕目の踊りまくりにびっくり 一回りも下の下級生を従えてガンガン

       踊っちゃう。その大地を踏みつけるような懐かしいダンスに涙・涙で。

       やっぱりダンスは風花舞だよーーー

春野寿美礼・・・とにかく歌いまくりの寿美礼ちゃん。昔のような変なクセがなくなって

        声が伸びる伸びる やっぱり低音はいいわーー

         ドレスは春野さんのが一番素敵でした。あんなの着たいわ。

大鳥れい・・・常にオサと対で出てきてくれてありがとう 短かったけど花組の

       とトップコンビだもんね。ツーといえばカーっていいなあと思いました。

出雲綾・・・お久しぶりの出雲さん。この人のカルロッタが見れないと思うと悲しい。

       やっぱり高音はこの人手なくちゃと思いました。マリコさん・涼・朝澄の

       並びに懐かしさで胸が一杯

           一方で姿月あさおとの「シトラスの風」のゴスペルもまた懐かしくて。

未来優希・・・そっかー雪組辞めちゃったんだ。ハマコさんのロレンス神父。見たかった。

         低音・高音が自由自在。朝海ひかるの「JOYFUL」にはさゆちゃんと

         一緒でしたが、この曲にはハマコの声が入らないと駄目ね。

朝澄けい・・・退団してもう何年?まさか後輩の涼の後ろで踊るなんて考えられ

        なかったでしょうね。でも、長髪なのに貴公子然としている姿。

         まさに男役 というダンスや歌は星組の下級生が束になっても

        叶わないわ 

南海まり・・・緑の袴姿といい、ボブのかつら姿といい、どこから見ても 上品なトップの

       娘役。彼女がジュリエットやマリアを演じて何が悪い

       現役娘役の見た目の悪さに辟易している身としては久しぶりにまっとうな

      娘役を見ましたーーー

大月さゆ・・・常に南海まりちゃんと並んで歌ったり踊ったり。二人とも可愛いけど

      さゆちゃんは実力者でもあったんだと痛感 勿体ない彼女のジュリエット

      ならぜひ見たかったのに。

涼紫央・・・現役で抜擢された理由がわかるような気がします。古きよきジェンヌの

       おっとり感を持っているから。上級生ばかりで気をつかったろうなと思うけど

        宝塚の舞台に立っているより楽しそうで心から笑っているのでほっと

       しました。本当にツバメちゃんが似合う貴公子でした。

 

姿月あさと・・・ちょっとだけど風花舞と踊ってくれて嬉しかったし、「シトラスの風」

       のゴスペルは感動物でした

朝海ひかる・・・すっかり帝劇女優って感じのコムちゃんですが、ダンスをしている時は

         生き生きしてました。風花とのデュエットなんてもう見れないかも。

         「シトラスの風」では下級生になりきって楽しそうでした。宙組だったん

          だっけと思い出しました。

 

場内は杖をついている方を多く見ました。そんな人たちをひきつける力がOGに

あるんだなあと。「私達が杖付いて今の現役のOG公演を見たいと思うか」と

考えるとちょっと無理かも 歌劇団の嫌な仕打ちばっかり思い出して足が

遠のく可能性が大です。

OGは百周年に向けてこんなに頑張って盛り上げてくれているのに、本家本元の

歌劇団がカネコネまみれのスターを増産してどうするっ

・・・と思いました。

 

 

 

 

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秋篠宮ご夫妻コスタリカ報告

2011-01-28 07:51:45 | 皇室報道

今日も寒いですね・・・・・

 

では早速、秋篠宮ご夫妻のコスタリカ速報を。

 

コスタリカ大統領主催の歓迎式典は こちら

 

(風が強いようです)

 

コスタリカで様々な公務をされる両殿下は こちら

 

大統領を表敬訪問は  こちら

 

ちょっと可愛い紀子様は  こちら

 

 ニューヨークでの紀子妃殿下のちょっといい話 

 

 コスタリカ訪問の前、1泊だけニューヨークに滞在された両殿下。

 紀子妃殿下はヘレン・ケラーセンターを訪問。

 盲ろう者のリハビリ施設で、盲ろうの東大教授・福島智氏が

 案内を務めた。

 事前に宮内庁から皇族を迎えるにあたっての厳しい規制の話が

  あった。

 福島さんは「盲ろう者は直接触れる事で気持ちが通じる

  コミュニケーションを取ることが出来るのに」と危惧。

 紀子妃殿下は通訳者を通して訓練生と会話を交わしたあと、

  自然な形で歩み寄り、それぞれの手をとってアメリカ式の手話で

  「NICE TO MEET YOU

 福島さんには「き・こ・で・す・あ・が・と・う」と指で点字を打った。

 

  ヘレン・ケラーセンターのことは、以前、ハイビジョンの番組で見た

  事があります。その時、福島さんもインタビューに答えていたような?

  とにかくあちらの盲ろう者支援は「就業」に繋がる形で行おうと一生懸命

  です。

 

 盲ろう者が使う手話・指文字は聴覚障害者のそれとは全然違って

  手の平の上で素早く指を動かし続ける・・・という、何だか高度なテクニック

  が必要なんですよね

  まさにサリバン先生がヘレンにしていたような。

 

 紀子妃殿下は聴覚障害者だけではなく、盲ろう者にも関心を

  お持ちで、今回の訪問に繋がったのだと思いますが、通訳を介した

  会話の後で、手をとって手話を・・・というのは本当に素敵な

  エピソードですね

 

 

 

 

 

 

 

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