ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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反日が止まらない

2015-07-29 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 正直に言うと、終戦記念日を控えて私は怖くてしょうがないのです。

天が見ているとか、神様が何とかしているとか・・・そう思いたい。

きっといつかは神風が吹くと思いたい。

だけど。

やっぱりこのところの日本の急激な左傾化が怖くて怖くて

大衆とは、本当に本当に流されやすい

深く考えない。目立つ方に転がる。すぐ熱くなる。

結果、愚かな事になる。

日本人の最大の欠点は熱しやすく冷めやすい事です。

けれど、昭和20年から始まった「左翼啓発運動」は70年でしっかり根付き

葉を繁らし、花が咲こうとしています。

どんな言葉をもっても希望的観測はもはや遠い。

軍艦島が世界遺産に登録されたあの日から、日本の敗北は決まってしまった

ダメだしに原爆を落とされるしかないのか?って感じです。

 

週刊ポストに「天皇陛下が8月15日に談話を発表するかも」の記事が載り

(それは最初に東洋経済に載り、まあいつもの「かも」だろうと思っていましたが)

ネットで出たので、まさかーーと思い、本物を見に行ったら、本当に書いてあったと

いうわけ。

 

 攻める時は雄弁になる。それが安倍晋三・総理大臣のスタイルだった。

「憲法解釈の最高責任者は私だ」

「支持率のために政治をやっていない」

──安保法制審議の中でも強気の発言を繰り返してきた。

 雄弁な総理と対照的に、黙々と国民のため、平和のための祈りを

続けてきたのが今上天皇である。

その天皇がついに「お言葉」を発する──安倍首相があれだけ入れ込んでいた

戦後70年談話の格下げ(閣議決定をしない=私的談話となる方針が明らかになった)に

動き始めたのは、沈黙を破って発される「お言葉」の重みが、

政権を揺るがすことを怖れているからではないか。

 天皇は毎年8月15日に全国戦没者追悼式に出席し、

「お言葉」を述べる。この20年近くは、例年、文面もほぼ決まっている。

〈ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、

全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、

世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります〉

 だが、官邸が気にしているのは、安倍首相が歴史認識の転換を行なう

内容の70年談話を出した場合、全国戦没者追悼式とは別に、

天皇の特別な「戦後70年のお言葉」が発表されるという情報が流れたことだ。

自民党幹部が語る。

終戦記念日に陛下が先の大戦についてメッセージをお出しになるのではないかという

情報は5月頃から流れている。陛下は先帝(昭和天皇)から、

先の大戦で軍部の独走を阻止できなかった無念の思いや

多大な戦死者と民間人犠牲者を出したことへのつらいお気持ちを受け継がれている。

万が一、お言葉の中で首相談話から省いたアジア諸国の戦争被害に対する

思いが述べられれば、安倍首相は国際的、国内的に体面を失うだけでは済まない」

 安倍首相は戦後70年談話で日本の針路を変えるために、

ブレーンの学者を集めた有識者懇談会でその内容を検討させてきた。

(閣議決定された)村山談話、小泉談話は、かつての戦争を

「植民地支配と侵略」と定義し、アジア諸国への「心からのお詫び」という言葉が

盛り込まれた。

それに対して安倍首相は「侵略戦争は国際的な定義として確立されていない」

A級戦犯は国内法的にいわゆる戦争犯罪人ではない」

(2013年、2006年の国会答弁)と従来の政府の戦争認識に批判的な歴史観を持ち、

安倍談話では「侵略」や「お詫び」を“NGワード”とする考えを示唆してきた。

 そこに安倍談話と真逆の「天皇談話」が出されれば、

国際的には「日本の国家元首のステートメント」として、

首相の“私的談話”より上位の声明とみなされる。

 

 かつて東京裁判でも似たような事があったかと思います。

 日本側の・・・というか、東條英機の主張はあくまで戦争は「自存自衛の戦争」

 であった事。

 そして日本側についた弁護人の主張は「戦争にいいも悪いもない」というもの。

 「戦争で人を殺すのは当たり前の事ではないか」

 「日本がしてきた事が悪いというなら原爆はどうなのか」

 どれも真っ当だったのに、「却下」の一言で相手にされず。

 それだけではなく、日本人なのに敢えてA級戦犯と呼ばれる人々を虚偽の証言で

 罪に陥れた人達がいるという事実。

 それでも、A級戦犯の彼らが甘んじて死を受け入れたのは、ただただ

 「国体護持」の為ではなかったでしょうか。

 国体護持。すなわち、昭和天皇に戦争責任が及ばないようにする為。その為に

 亡くなったのですよ。

 なぜなら、昭和天皇こそ「国体」≒日本ですから。

 左翼の人達はいいますよ。

 「彼らは(兵士達は)みな、天皇陛下万歳と叫んで死に赴いた。天皇に殺された。

 やるべき戦争ではなかったのに、天皇の名の元に戦争を始めた。その責任はどこに?

 誰に?負けるとわかっていた戦争をなぜしたのか」とね。

 でも、そういう人たちには言いたいのです。

 「仮に本当に『天皇陛下万歳』といって死に赴いた兵士達がいたとして、それは

  言葉通りではない。その言葉の裏にあったのは「日本人として生きている家族を

 守りたい」ではなかったかと。単に苦し紛れに恨みつらみで特攻が出来るか?

 南方で理不尽に死を迎えても納得できますか?

 みんな、みんな、本当に自分の国(ひいては家族)を守りたかったし、自分達の価値観が

 全部否定されるなんて思ってもいなかったんですよ。

 多くの犠牲に守られた命。

  守った命を否定する事は出来ません。

  もし、陛下がお詫びを考えているならそれは間違っています。

 間違いなんです。日本は侵略してない、奪ってない、虐殺してない。

  100の真実をいくら提示しても1つの嘘に覆される。

  今の日本は木製の飛行機でB29に突っこんでいるようなものなのかも。

 東洋経済やポストに書かれたような「予測」記事が出ること自体許されない事。

  雑誌は「天皇の政治利用」っていうけど、これじゃ逆でしょ。

  天皇が「お言葉」を使って政府を糾弾しようとしているなんて。

  しかも、これでは「集団的自衛権の行使」の解釈を間違えているとしか思えない。

  総理大臣から内奏されている筈なのに、どうして解釈が違ってしまうのか。

 陛下こそ、本当に満州事変・・・いえ、明治維新から学びなおした方がいい。

  終戦時には小学生で、ろくな歴史教育をうけていないのだから。

  自分がいかに偏った思想にとりかこまれ、洗脳されてきたか。

  昭和天皇だって、そんな皇太子の姿を断腸の思いでみていたに違いないと思います。

  そもそも、今上が左派になってしまったのは、昭和天皇が一切の言い訳を

  しなかった・・・というより、本当はあの戦争についてじっくり話し合った事がないのではと

  思います。側近から「陛下の名前の元に沢山の人が殺された」と

  吹き込まれたのでしょう。

  止められなかった昭和天皇。世代間の断絶だったのか・・・と。

  もう、何を言っても無理かもしれないけど。

 ここで安易に「お詫び」などしてしまったら、取り返しがつかない。

  日本人は罪なき罪で1000年以上苦しむ事になります。

  いや、50年後には日本はないかもしれないけど。

 現皇太子に至っては、偉そうに上から目線で自国を責める姿勢だし。

  じゃあ、あの時、どうしたらよかったというんでしょう?

    

  

  

  

 

コメント (16)
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