ふぶきの部屋

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ハリーの余波

2020-01-11 07:00:00 | 皇室報道

 何というか、自分勝手だよねーと思います。

今回のサセックス公爵の「上級王族引退」の理由は

 母(ダイアナ)の死で傷ついた

 全部マスコミのせい

 メーガンも同じような経験にさらされている

 エリザベス女王&ウイリアム王子との確執

        ↓

だったら上級王族をやめて好きな場所で好きな生活したい。

マスコミよ、自分達のプライバシーを侵食するなよ

って事だと思うんです。

自分達が被害者意識の中に埋没して、本来の役割を忘れ・・・というか、「そんな役割があることが悪い」「王族だって人間なんだから自由に生きる権利がある」とかそういう話になってしまうわけですね。

これに対して女王の方も対応が早い。

 すぐに対策を練るように関係者を招集

ここらへん、日本と全く違うんです。

皇太子の「人格否定発言」があった時に、本来、天皇はもっと突っ込んで話をすべきだったし、ルール違反を犯した皇太子に対して制裁を加える必要があった。

ところが、女性週刊誌などが一斉に皇太子を支持したせいで、天皇皇后は何も言えなくなってしまった。

どんな時でも「慈愛」の皇后は少しでも自分が悪く言われる事には耐えられない。

そして日本人もまた、打たれ弱くなっているというか、すぐにパワハラ、セクハラと騒ぐようになってしまった。

今回のサセックス公爵の決断についてイギリス人は呆れているし、税金返せよと厳しい目線。

そういうものが日本には一切ありません。本当にお花畑です。

メーガン妃は、元々付き合っている相手が王子であることを知っていた筈だし、結婚したらパパラッチに追いかけられることも知っていた筈。ダイアナのような無垢な19歳ではなかった。

しかも女優のくせに、マスコミに追われるのが嫌だってありえないでしょう。

 

確かにサセックス公爵は働かなくても生きていけるだけの資産はあります。

しかし、それは先祖から相続したものと、父親からの援助です。

これを切り捨てずにどうやって「経済的自立」を達成しようというのか?

在団を立ち上げる。名誉総裁でお金を貰う。王族の冠婚葬祭には出る。でも、イギリス国民の為には何もしないと言っているようなものですよね?

少しでもマスコミが書けば「名誉棄損」で訴えるといった過激な夫婦でもあります。

日本では、眞子さまが小室とどうしても結婚したいなら一時金を辞退しろと荒らしが叫ぶ。

イギリスで「上級王族やめるなら相続したものを返してから行け」という話にはならないのでしょうか。

 

 

そもそも「上級王族」というのは?

 女王夫妻

 チャールズ夫妻

 ウェセックス伯爵夫妻

 ケンブリッジ公爵夫妻

 サセックス公爵夫妻

 ヨーク公

まで。しかし、ケンブリッジ公爵が王になれば、上級王族の縮図が変わってしまうわけですね。

チャールズは将来的に、ヨーク公を切り捨てようと思っているし、下手したらウェセックス伯爵も切り捨てるかも。ケンブリッジ公爵には3人子供がいるから将来も安泰だし、サセックス公爵夫妻がいなくてもいいかなと思っているんだそうです。

イギリスのように王族が沢山いたら、そういう事も出来るかもしれませんよね。

外される前に自分から退いてやる・・・・という気持ちなのかもしれませんけど、ハリーが女王の孫である事には変わりないし、親族も沢山いることも確か。そういう人達との絆をバッサリ切り捨てることが果たしてできるんでしょうかね?

それをやっちゃったのが上皇夫妻と今上夫妻ですが。

結局、そんな事をして困るのはアーチー君なわけです。今の所サセックス公爵の一人息子でアメリカ人で黒人の平民の血を色濃く受けている彼がイギリス社交界でうまくやっていけるわけがない。

でも公爵夫妻は地球環境の為に子供は2人までと決めているらしいです。

貴族なのに社交界で干される息子を見たいのでしょうか。

権威を失った王族にはハリウッドも冷たくなると思いますけどね。

日本では愛子内親王が将来、大きな孤独にさいなまれる危機感があり、それを払しょくしようと無茶苦茶な「女帝」論を振りかざしてみたりする。

秋篠宮のように交友関係が広く、京都のお寺などとも親しくしている人達と違って、今上は小和田家と外務省・創価学会しか味方がいない。いや、だからこそ強気でいられるんでしょうけど、自分達に向けられる冷たい視線に気づいているんでしょうかね。

 

故ダイアナ元妃が生きていたらこうはならなかったのでしょうか?

自らドディ・アルファイドと結婚しようと考えていた元妃がハリーの結婚を止められたとは思いません。でも、もし生きていたら兄弟力を合わせて母に「ロイヤルハイネス」の称号を取り戻そうと頑張ったかもしれませんよね。

コメント (6)
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