ふぶきの部屋

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倉山満氏は間違っているー天皇をべた褒めするのを保守とは呼ばない

2020-10-21 07:00:00 | 皇室報道

 そもそも「PRESIDENT」という雑誌は非常に偏った思想を持っている。

昔はそんな事なかったと思います。

だけど、最近はONLINEに載る記事のほとんどが与太話というか、それこそ無知の無に値するものばかりで、本当の「保守」は見るのも嫌がるものになっています。

今回の倉山満氏の

「天皇陛下の譲位はワガママ」自称保守がさらけ出したあまりの非礼と無知

という記事も目が滑りそうだから読むのをやめとこうかなと思ったんだけど・・・つい。

で、読んでやっぱり思ったことは

 間違っているのは倉山氏である

という厳然たる事実だった。憲政史家である著名な彼であるが、間違っているものは間違っている。その間違った事実をギャラを貰って堂々と掲載してしまう事に異議を唱えたいのと、彼の間違いを正したいと心から思いました。

 

彼の主張の根幹は

 天皇に弓引く者を保守とは呼ばない

です。

つまり天皇(この場合は上皇)が行うこと、おっしゃること、全てを無条件に受けいれて、絶対に批判をしてはならない。

偉そうに「天皇陛下は間違っている」などという奴は保守ではない。

ということなのです。

 

この記事では「上皇が譲位を言い出した」ことを取り上げています。

いわゆるNHKが突如リークした「天皇陛下退位のお気持ち」と、その後にビデオ放送された天皇陛下の「お気持ち」でした。

倉山氏によるちその内容は

自分は体力の続く限り天皇としての務めを果たすつもりだが、このような形を今後も続けていくことが良いかどうか、皆で話しあってほしい」であった。

国民のほとんどが賛成したのに、僅か数パーセントは反対を表明。それはだれか。

ネトウヨだっていうのです。

 

そしてネトウヨが恐れ多くも天皇陛下に対し批判や説教を始めた理由について

 1  学力不足である。

天皇陛下個人や皇室に対し敵対的な者は「保守」ではないとの事実を知らないのである。

一応、プロでは少なかったが、「ネトウヨ」のファンには多発していた。

ましてや、「天皇陛下にモノを申すときは、死を覚悟して諫めるときだ」との常識を知るものなど、ほとんどいない。

 さすがにプロの言論人は私が「天皇陛下にモノを申すということは大変なことですよ」とドスを利かすと、全員が黙ったが。

 すごいね・・・倉山氏って他人様を嚇すんだ。ドスを利かすと全員が黙ったとあるので事実でしょう。

こういう事で保守を閉じ込めることで、皇室が正しい形で国民に広がらず、少なからず不満があっても口に出来ず、「天皇家には触らないほうがいい」と政治家も思い込み、天皇皇后・上皇上皇后の激しい浪費を黙認してきたということですね。

 保守だからこそ「皇室は正しく存在すべき」と考えることの何が無知なのか?

皇室に関心があるからこそ、そのお金の使い方や言論や行動に目を光らせているのであり、間違っていれば「間違っている」という事が出来る。

すなわち、ネトウヨは皇室にとって本来ありがたい存在なのです。

 ネトウヨを「無知」と片付ける倉山氏。某大型掲示板の既女版を過去記事から全部読んでみるがいい。

そこで語られている真実はものすごいものがある。まさに「皇室」の真実の姿をあぶりだしているのです。

 

  2  天皇は護憲でリベラル」との思い込みがある

何を根拠に?

 平成の御世代わりの際、即位式で「憲法を遵守し」と一言述べたのが、きっかけだ。政治の常識を知る者ならば、「まさか天皇陛下が即位式で憲法改正などと言えるはずがない」と即座に理解できよう。  ところが、情緒だけで生きる「保守」は、現実よりも「占領憲法を打破してくれ」との自分の想いを天皇に託す。そして裏切られたと思い込み、愕然とする。そこに「保守」言論人が紙媒体やネットで「天皇は護憲でリベラルだ。その証拠に……」と始めると、それが事実だと認識する。

 正確には「憲法を順守し」ではないです。

毎年行われる戦没者追悼式での言葉「深い反省」の方です。

上皇夫妻が大好きで軍艦まで出して行った慰霊の旅は、いわば「日本が悪かった」という謝罪の旅です。そもそも戦没者を追悼するのに、なぜ彼らが「深い反省」と言われなくてはいけないのか。

そこには上皇が少年時代から培ってきた「左翼思想」が大きくものを言ってます。

突如出て来た「桓武天皇の母は百済の人」で「ゆかり」発言も韓国におもねるもので、毎年のように週刊誌には「韓国へ行きたい。謝罪したい」こればかりでした。

 

 3 「我らが安倍さんに逆らうものは敵」との信念である。

どうやら安倍内閣は譲位に反対らしいとの情報が流れると、「保守」言論人は天皇陛下を「安倍首相に逆らう敵」と見做した。そして、あらゆる手段で攻撃を加える。

さすがに表媒体だと、歴史にかこつけるなど、「保守」の立場からの諫言を装う。

さすがに産経新聞や「保守」系月刊誌の読者は高年齢層が多く、陛下や皇室への直接的な批判は嫌うからだ。  だが、文字や映像に残らない場では遠慮が無い。中には講演で、「天皇は痴呆症だから、あんな馬鹿なことを言い出した」と吹聴した安倍御用言論人もいた。その人物は、有識者会議に呼ばれて、滔々と譲位反対を述べて帰った。他にも聞くに堪えない罵詈雑言をいくらでも並べられるが、自重する。

 だって本当に上皇陛下は痴ほう症の気があったもの。

それに安倍さんとこれは全く別問題で関係ありません。

 

ネトウヨが怒っているのは

 天皇の退位や譲位に関する記述は憲法にも皇室典範にも書かれていない

 明治になって「一天皇一元制」になった時、皇室典範によって天皇の退位は禁じられました。もし、天皇に肉体的なあるいは精神的な問題があって国事行為が出来ない時は「摂政」を置くと定められています。

 つまり、上皇が言い出した個人的な「お気持ち」は完璧に法律違反であること。これは厳然たる事実です。

倉山氏は天皇が行うことであれば全部「よし」とすべきと言っているのですよね。

 

 国の予算をじゃぶじゃぶ使って宮殿を建てることも

 皇嗣になる秋篠宮家に東宮御所を明け渡さないことも

 天皇がほとんど公務をしないこと

 皇后が気まぐれで公務や祭祀を怠ること

全てにおいて「いう通りにしろ」っていうんですよね。

さらに現皇后が皇太子妃時代に行ったらあらゆる問題行動、愛子内親王の障碍を隠す等々国民が知る権利を侵されていても「天皇は正しい」というべきなんでしょうね。

 

それから秋篠宮家を誹謗中傷しているのはネトウヨではなくパヨクの方だし。

倉山氏こそ、物事を最初から勉強し直すべきじゃないんですか?

昭和時代ならまだしも、どうしようもない「女帝」タイプの妃を2代に渡って出してしまった平成と令和は天皇の尊厳が皇后によって虐げられています。

そして昭和天皇の時代を体現している秋篠宮家が誹謗中傷にさらされています。

(おまけに長い間産児制限まで付けられていた)

それを先導しているのが皇后の父親である小和田氏なのだということも事実です。

倉山氏はそれでも「天皇に弓引く」というのでしょうか?

正しくない皇室を頂いても将来は亡ぶだけです。

今上に男子が生まれなかったのも天の定め。八百万の神々がいつか天皇家を見捨てる日が来ないように祈るべきでは?

 

多くのネトウヨや識者は「憲法にも皇室典範にも規定されていないことをごり押し」した上皇に賛成できないというだけです。

「お気持ち」で回りが動くようになったらしきたりも伝統も意味がなくなる。

そうではありませんか?

倉山氏は明治以降の典範をよく勉強すべきです。

 

 

 

コメント (7)
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