もうね・・・宙組の件については歌劇団がなんらかの答えを出すまで書かずに行こうと思って黙っていたんですけど、ここまで嘘八百並べられて、現役生が侮辱されているのをみると、やっぱりファンとしては黙っていられません。
帰宅してたまたまテレビつけたらミヤネ屋やっていて、それを見てたら、論点のすり替えと嘘がまき散らされていて、腹が立ってしょうがありませんでした。
宮根氏とRIRICO、それから弁護士!絶対劇場に足入れるなよ。
問題は宙組の103期生、新人公演の長が自ら死を選んだ事について、遺族側は
彼女は働きすぎで追い詰められて自死に追い込まれた
彼女はいじめ、パワハラを受けて追い詰められた
私の娘を返して欲しいが、それ相応の謝罪とお金をくれ
という主張を繰り返しています。
私からいうと、これははっきりいって、毒親による補償搾取ではないかと。
そのせいか雪組所属の妹、一禾あおも雪組を全休演する事になりました。
突然それが決まった感じで、親に言われたか、歌劇団に言われたか・・・出演しない方がいいと判断されたんだろうなと。
で、弁護士さん、ミヤネ屋いわく、この問題を「過重労働」が原因と決めつけています。
さらに2年前に起きた「ヘアアイロン事件」をまたもひっぱり出して、パワハラがあった、いじめがあった、そういう体質の歌劇団は許せんというわけですね。
舞台芸術における過重労働の定義はなにか
ミヤネ屋も他のマスコミも、「過重労働」つまり法定労働時間を守らずに働かせていたとの認識で話をしていました。
契約上タレント契約で、雇用主はタレントに働かせすぎないようにしなければならないと。
しかし、宝塚において、午後1時から10時までの稽古時間というのは1ッカ月しかないんですよ。普通の舞台と違って、歌劇は
歌を歌う・・・譜面を覚えてパートを確認してオーケストラに合わせて、演技の合間に合うように歌う
ダンスをする・・・振りを覚えてパートを覚えて、歌と違和感ないようにする
演技をする・・・セリフを覚えて、本読みから立稽古まで行う。
リハーサル時間はほぼ1週間もないのでは?稽古場で行った事を、今度は劇場を使って盆やセリを使ったりして、立ち位置とかバランスを確認する。
これだけの事を一ヶ月で行って一ヶ月公演をやるのですから、ハードになるのは当たり前なのです。
トップスターはさらに午前中にポスター撮り、衣装合わせ、雑誌取材、スカステ出演と目白押し。
スカステ司会にやレポーターは、稽古があっても、スタジオに向かう。これも一つの抜擢になり、名前と顔を覚えて貰わなくてはならないので。
亡くなった彼女は「新人公演の長」だったので、昼間の一般稽古の前後を使って、新人公演の稽古をするわけです。
新人公演とは何か
組子80人、以前は100人もいた組の中で出世できるのはほんのわずか。あとはわき役で一生を終える子もいる。新人公演は、本公演と同じことを研究科7年までの生徒にやらせて「ゼロ番」に立つ経験をさせること、本公演ではセリフがなくても、新人公演で目立った働きをすれば出世の道が開ける。
そういう意味で、大事な公演です。これは彼女だけがハードだったのではなく、全ての生徒が経験して来たことです。
しかし、先日雪組番組を見て、水夏希が彩風咲奈に結構うるさく注意していた事、天海祐希に教えて貰ったこと、新人公演の稽古を見に行ったりしていた事などを話していました。
どの組でもそうですが、本役さんに新人公演メンバーは挨拶し、わからない事があれば教えて貰うというのがあります。
上級生もそれを待っているし、水夏希などは自ら見に行ってあれこれ言ったりします。
宙組でそういう上級生と下級生の関係があったのか・・・それはわかりません。
ゆえに、新人公演が「過重労働」とは言えないと思うのです。
芸事というのは、自分の努力次第です。
自主稽古も歌劇団が強制しているわけではなく、自分から少しでも歌が上手になりたい、ダンスが上手になりたい・・という思いで行うものですから、やらなくてもいいわけです。
アクセサリーを手作りと聞いて、宮根氏は
「宝塚って大きいところでしょ。アクセサリーくらいは買ってくれへんの?」ってバカな事を言っていましたが、トップレベルになるとアクセサリーをある程度は用意して貰えるけれど、衣装にあったイヤリングや髪飾り、指輪、ブレスレットなどは自分の好みで作り、あるいはファンクラブに頼んで作って貰ったりして、その素晴らしさを競うのです。
なぜなら、それが個性を発揮する事に繋がるからです。
昔、白羽ゆりが作った飾りを水夏希が「それ似合ってないよ」って言って、すぐに作り直したりしていたそうです。
手先の器用さとセンスのよさが問われます。
舞風りらはこういうのを作るのが得意ですごくいいものばかりつけていました。
白城あやかもシンプルだけど本当に似合っていたし。
男役もカフスをファンから貰ったり、ショーなどで使う指輪を買ったりするし、もっとよりよいものにしようと思えばかつらなども凝ります。
宝塚は芝居だけでなく、ショーもある。これを一ヶ月でまとめるのです。
それと規定の中に「しなければならない、してはいけない」ばかりだとミヤネ屋はいうのですが、それは当たり前じゃないですか?
普通の会社と違うんです。
宝塚の方針に従う
宝塚が出なさいと言った公演には出演する
上下関係を重んじる
勝手によその舞台に出るな
これはOSKだってやってる事じゃないですか?こうしないと「劇団」としての統率がとれませんから。
だけど、一番言いたいのは、上記のような事が原因で亡くなったわけではないということです。
確かに睡眠時間が3時間くらい?だったかもしれませんけど、それは長としてどうなの?って話。下級生も同じように時間を過ごしていたわけですから。
雑誌には「もういかなくていい」という母親に「そんなことしたら誰に何を言われるかわからない」と言ったと。
いやいや、休演届はすぐに受理される筈。だって同期の亜音有星がそうじゃないですか?
家族としては「娘は劇団に殺された」と思いたいのかもしれないけど、それは間違いです。
むしろ、トップスターのお披露目を奪った事についてはどのように責任をとってくれるのでしょうか?
帝劇の舞台に立っている人、他の劇場などでも、主役はともかくみんなバイトしつつ稽古している状態。食べるものも食べずに頑張っても一生アンサンブルで終わる事もある。
それに比べたら宝塚歌劇団は衣食住の心配なく、一日中舞台の事を考えて生きていける。最下級生ですら。
そして悪いけど、亡くなった生徒は新人公演の長とはいえ、路線に乗ってない生徒。「誰それ?」状態でしたよ。
様々な要因があって、能力がなくても「長」をやらざるを得なかったのだろうとは思うけど、それを歌劇団にいうのは間違ってます。
宙組だけでなく、生徒達がどれ程傷つき、舞台に立てなくなったか、その心の傷を思うと現役生を私は心配したい。
それと東小雪
ミヤネ屋馬鹿じゃないの?
こんな同性婚したり、LGBT活動やってる人に証言を求めるとは。
しかもこの人は91期で研3で退団ですよ。
いじめがどうのと語る資格はないと思う。
謝罪はすべきではありません。
生徒の事を思うなら。