アジア大陸とサハリン(樺太)北部の間の海峡を間宮海峡というが、これは、間宮林蔵が1809年に樺太を探査した時に発見した海峡である。
江戸後期の北方探検家として名高い間宮林蔵は、1775年(異説あり)、茨城・常陸に生まれた。職人の子だったが、数学の才能があり、それが認められて上京、25歳の時には幕府に仕官する。
林蔵が幕府から樺太探検の命を受け、蝦夷地(えぞち)に . . . 本文を読む
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