このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

内部争いのコストがゼロの江戸時代

2021年02月25日 | 日本
今日は日下公人著書「『超先進国』日本が世界を導く」より転載します。歴史的に日本の庶民が指導者というものをどのように考えていたか、また指導者が庶民をどう考えていたかを見てみよう。日本の庶民の水準の高さは以前にも述べたが、たとえば司馬遼太郎の『世に棲(す)む日々』にも、<徳川社会というのは知識人口の厚さという点では同時代のヨーロッパの文明国を抜きんでているが、その特徴のひとつは知識人口が首都である江戸 . . . 本文を読む
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