このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

北政所は体裁をとりつくろわない比類なき才媛(さいえん)

2024年05月25日 | 歴史
⑱今回は「作家・津本陽さん」によるシリーズで、豊臣秀吉についてお伝えします。――――――――――――――――――――――――秀吉は「一の人」と呼ばれる貴人となったのちも、侍臣(じしん)にはかつて信長の草履(ぞうり)取りであった頃の苦心の数々を、隠すことなくあからさまに語って聞かせた。彼は裡(り:衣のうら)に破れ帽子のいでたちで、雨が降れば頭にさんだわらをくくりつけ、空腹をかかえ幾里もの山里を越えて . . . 本文を読む
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