(左翼史観には「偉人や英雄・神仏」を認めない心がある)気をつけなければいけないのは、左翼史観のなかに、「人間というのは、みな平凡で、変わらないものだ。給料も一律、寿命も一律、家の大きさまで一緒で、“美人でない”奥さんも同じようにもらわなくてはいけない」というような、原始共産主義のような感じの“民主主義”がまかり通ってくることです。ただ、もしそうであれ . . . 本文を読む
(「天照大神」と「聖徳太子」を架空の人物にする左翼史観)神や偉人の歴史を消し去ろうとして、さまざまな左翼(さよく)系の学者が引っ繰り返そうと頑張っており、日本の歴史をいろいろと書き換えたり、批判をたくさんしたりしています。例えば、今の歴史学者は、「天武天皇、持統天皇のころに『古事記』『日本書紀』が編纂(へんさん)されたが、特に『日本書紀』等でかなりつくり変えられた。持統天皇の女帝の人格が反映されて . . . 本文を読む
かつて国際政治学者のハンス・モーゲンソーは「勢力均衡」が国際関係の基本だと考え、均衡を実現するために各国は同盟を結んだり離脱したりすると説いた。外交上の説明はその表面を飾る美辞麗句にすぎないと考えたので、現実主義(リアルポリティーク)論者といわれているが、戦後の日本にはこの考えが欠けている。「友愛」や「共生」などといった言葉が、美辞麗句ではなく実質をともなう政治的言辞として受け止められているのはそ . . . 本文を読む
これまで日本は、アメリカから日本国内の諸制度(金融、租税、司法、会計、食品・医薬品検査等)をアメリカと同一基準にするよう強く求められ、それに従ってきたが、いまは流れが逆になりつつある。日本は日本独自の検査や制度を維持してよいのである。そうすると日本と付き合いたい国は日本の制度や規格、習慣を勉強しなければならなくなる。たとえば、ベトナムに複式簿記学校や食品衛生検査学校をつくり、日本がつくった有害・無 . . . 本文を読む
今日は日下公人著書「『超先進国』日本が世界を導く」より転載します。~~~~~~~~~~~~~~~~~(二世代にわたるポケモン文化)日本が示す次のステージは、単純に数値化、計量化、可視化できない、より複雑で高度な価値であり、それに基づいたモノである。日本には未来をつくる力があり、現につくっている。世界が脱近代化に追いついてくれば日本株は自然に上がる。1970年頃からその実例はたくさんあるが、たとえば . . . 本文を読む