(「ソウルメイト」と欧米の「ニューエイジ運動」)
宇宙の大樹は無数の枝に分かれ、その枝の先端に、さまざまな個性を持った一人ひとりの魂があります。
あなたの魂も一つの先端に存在しているのですが、その先端部の少し手前から何本かの小さな枝が出ています。ここに、あなたの魂と同じころに創られ、枝分かれした、「ソウルメイト」と言われる、あなたと関係のある魂が存在しています。
この「ソウルメイト」という言葉は、欧米で1970年代ぐらいから起きた、「ニューエイジ運動」という新宗教運動のなかでよく出てくる言葉です。この“新世紀運動”“新時代運動”とも言うべきものは、アメリカなどで流行っていました。
それが流行っている背景には、「人々が、教会で教えているような伝統宗教としてのキリスト教では物足りなくなり、もっと霊的な真実を知りたくなっている」ということがあります。
そのため、人々は、自分の持っている悩みに対する答えを求め、霊言や霊視ができたり、「リーディング」といって人の過去世を読むことができたりする人のところに行きます。
いろいろな霊的能力のある人のところに行き、自分と今、一緒にいる人、例えば、夫婦、親子、友人、仕事のパートナーなど、自分と特別な関係があるような人について、「この人は、どういう人なのか。自分とは、霊的に、どういう関係なのか」というようなことを訊いたりするのです。
ニューエイジ運動のなかには、そういう霊的なコンサルティングを中心に活動しているものがあります。
---owari---
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