このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

守りは大丈夫か

2021年01月12日 | 人生
人は勝つことを急ぎすぎる。「先んずれば人を制す」は、確かに一つの真理ではある。しかし、人生は長い。若い頃に、要領よく、運よく、成功をおさめた者が、最後まで勝ち続けることは難しい。人間関係も、環境も、押し寄せては、引いていく波のように、自分に対する、プラスとマイナスのことが、次々とやってくるからである。かつての名門校が、そうでなくなることもある。あこがれだった会社が、倒産することもある。愛する妻が自 . . . 本文を読む
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親子の逆転

2021年01月11日 | 人生
同じ家族として過ごした親子なのに、どうして気立ても才能も、違っていくのだろうか。魂の違いと言ってしまえば、それまでなのだが、どうしてもこの世では、親子の秩序が優先するような気がして、納得がいかないものだ。古い言葉では「鳶(とび)が鷹(たか)を生む」ということもある。平凡な親から非凡な子が生まれるたとえが、逆もまた真なりで、非凡な親から平凡な子が生まれることもある。あるいは、運命のいたずらかとも思う . . . 本文を読む
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宇宙への架橋・・・「未知」なるものに、心を開こう

2021年01月10日 | 人生
本来の仏の心を、どのように理解し、どのように伝えるか、という方法は、結局のところ、人間を幸福にするための科学でもあるのだ、という観点を忘れてはならないと思うのです。この宇宙には、この地上には、そして、人間の心のなかには、未知なる領域が、いくらでもあります。漫然(まんぜん)と生きるのではなく、こういう未知なる領域を、つねづね自分の研究対象として、心のなかに持っていることが、人間が素晴らしい生き方をし . . . 本文を読む
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新聞の功罪

2021年01月09日 | 人生
夜明けに新聞が届くのが待ち遠しいという人がいる。逆に、朝から新聞を読むと頭が疲れてしまい、本を読む時間が奪われ、仕事にマイナスが出るという人もいる。私も何紙か新聞を読んでいるが、昔は海外旅行をすると日本のニュースから解放され、ストレスが抜けて万歳を叫んだものだ。夏の間、山にこもっても、新聞が一紙ぐらいしか手に入らず、夕刊がないと、とても頭がよくなった気がして、難しい本を読むのがはかどったものだ。と . . . 本文を読む
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国際人としての目覚め

2021年01月08日 | 人生
人間の大きさとは、その人の世界観の大きさでもある。小さな世界の中だけで生きていると、どうしても分からないこともある。つまり、認識の限界が、その人の愛の限界ともなるのだ。人間にとって一番淋しいことは、他人(ひと)から関心を持たれなくなることだ。愛し、愛された者にとって、一番悲しいことは、完全に忘れ去られることだ。しかし、心に刻んでおいてほしい。この地球上には、あなたに関心を持たれることなく生きている . . . 本文を読む
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