札幌にお住まいの友人から、北海道ならではの壮大な場面の投稿を頂きましたので、早速 ブログに
今週初めでしたか、新聞その他に宮島沼のマガンの話が
紹介されていました。5万羽とか6万羽のマガンが集まるというんです。是非見たい~~~、ということに
なり、早速出かけることにしました。わんこ2匹(リリー・ルル)も同行 (^^ゞ
宮島沼はこんなところにあります ↓

15:26、札幌・北ノ沢発。循環道路経由275号線で美唄・月形まで。月形大橋を渡って、宮島沼へ。
17:00頃 宮島沼水鳥・湿地センター着。リリー・ルル、散歩。15分くらい。そのあたりの田んぼには
既に一日の外出から戻ってきていたマガンがかなりいました。


日の出の「ねぐら立ち」と日の入りの「ねぐら入り」があり、「ねぐら立ち」の方が迫力が凄いよう
ですが、今回は「ねぐら入り」の方を見ることに。「ねぐら立ち」は次回のお楽しみ (*^^)v
下の写真は日の出前のねぐら立ちの写真。宮島沼の会のブログ-宮島沼日記より拝借しました。
日没が18:30位。
日が暮れる少し前、まだ太陽が沈む1時間くらい前から、少しずつ戻ってきます。グループの数は
まちまちで四方八方から戻ってくます。
最初はぱらぱらだったのが次第に数を増し、グループの大きさもだんだん大きく、数も増えてきました。
Vの字型、Iの字型、くの字型など、いろいろな形で沼に戻ってきました。
最初、沼の向こう岸に、岸に沿って、わずかに数列で、並んで浮かんでいたのが、次第に沼の
中央の方に向かって、浮かんでいる列が増えてきました。中にはたった2羽で、みんなと離れた
沼の中央付近に舞い降りたのもいました。
太陽が沈む夕焼けの空にものすごい数のマガンの群れがあちらこちらから舞い戻り、沼に着水する
光景は本当に見ものでした。それぞれに鳴きながら沼に戻ってくるんです。すぐ頭上に飛んでくる群れの
羽音がビュンビュンと聞こえてきました。背景の山は暑寒別岳です。
陽が沈んだ後も舞い戻るグループがいました。どこまで行っていたんでしょうか?毎朝出かけて、毎夕戻って
くるんです。5万羽のマガンが沼に戻ってくる光景は感動ものでした。薄暗くなる頃には、沼の水面一杯を
マガンが埋め尽くしていました。すぐ下の写真はかなりピンボケですが、迫力は伝わりますでしょう!!
これから、4000㎞の旅に出て、カムチャッカの北で夏を過ごすんだそうです。4000㎞ですよ。涙が出そう
です。子供は向こうで生まれて生後2か月で4000㎞の旅をして、日本に向かって飛び立つんだそうです。
なんと過酷なことか。でもそれを成し遂げるんですから、もう感激!!今年の宮島沼のマガンは、最高8万羽
だったそうです。既に北へ旅発ったのがいて、4月24日時点では、5万羽とのことでした。
ご参考までに下は、「ねぐら立ち」と「ねぐら入り」、そして「マガンの一日(秋バージョン)」のYouTubeです。
お時間のあります時にご覧になってください!!
以上、遅い北海道の春の夕べでした。
札幌のCKさん 北海道ならでは雄大で奥深い大自然画像と
分かり易いご説明を添えての投稿、有難うございました。