「職業遍路」...実際にそのコトバを耳にしたのは、昨年の日本縦断走り旅の時、同行していた中の一人、"旅がらす"さんからだった。
私より歳上の彼女は、一人で日本縦断を果たし、昨年の日本縦断を終えた今も、一人で海外に走り旅に出る、ある意味、うらやましい方である🎵
昨年の四国では、実際にそれに近いと思われる人を見た🎵
やや年配の男性で、白装束に大きなリュックを背負い、日に焼けて真っ黒だった。
ネットで「職業遍路」と検索すると...
ホームレス遍路だの、元々は借金を踏み倒して四国にやって来て、托鉢ならぬ民家やスーパーの前で経を唱えて、お布施、施しではないが、食べ物や飲み物、現金をもらってその日をしのいでいる...とあった。
元々、四国は弘法大師の仏教の教えから、善人も悪人も、別け隔てなく接待する。
されど、中には遍路の格好をして悪いコトをする輩もいて、遍路に食べ物や飲み物を与えて法外な値段を要求する、いわゆる「職業遍路」もいるようだ。
あまりこういうコトが続くと、地元の方の遍路に対する見方も変わってくるかと、やや心配...
実際に昨年の走り旅では、私も後ろから来た車の女性から、よく冷えたヤクルトを2本、いただいた🎵
カラダが疲れた時の乳酸菌はありがたかった(^ー^)❤
今日のblogで、なぜ、この話を持ち出したか？というと...
昨日、ラン仲間がFacebookで面白い記事をあげていたからだ。
それは、一人の職業遍路の男の話だ。
彼は何年も一人で職業遍路を続け、写真集も出し、NHKの「人間ドキュメンタリー」にも出演した🎵
実は彼は殺人未遂を犯していて、「人間ドキュメンタリー」を見ていた千葉県警の警察官が、アイツだ❗と、地元の県警に連絡してお縄となる。
なんともテレビドラマそのものの展開に、実際にお会いしてノンフィクション部門の文学賞に応募しようか？なんて横縞な考えが一瞬、脳裏に浮かんだが...
彼は既に他界していた。
職業遍路...
よわい80になったら考えようか？
いやいや、88の米寿を記念して？(^_^)
で、最後は芭蕉のように「夢は枯野を駆け巡る...」
そんな生き方も悪くない(^_^)
#welovegoo
#職業遍路とは？
