「キネマと恋人」の名古屋公演に行ってきました。
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2年前の初演の時にも観たくて、ギリギリまで日程調整をしていたけど、結局観られないままでしたので、再演が決まったニュースを見た時はとても嬉しかった。キャストもオリジナルメンバー総出演だし、名古屋市内の公演あるしで本当にありがたかったです。
会場は名古屋市芸術創造センター。
個人的にあまり行く機会のない会場でかつて一度だけ伝芸の公演の観劇で行った記憶がありましたが、その時の記憶よりも地下鉄の駅から近く感じました。
さて舞台はケラさんのオリジナル作品で、映画を見ることで辛い日常を忘れられると話す女性と映画の中から飛び出してきた人物とその役を演じている役者の間で起きる騒動を描いたファンタジーな物語。
ケラさんの演出作品はこれまでにも拝見していますが、すべてオリジナルの作品は初めてかも。
主演の妻夫木さん、緒川さんをはじめとする役者さんが素晴らしいのは言うまでもないのですが、場面転換がスムーズで音楽、映像が上手く取り込まれていてテンポよく物語が進行し、アンサンブルの皆さんが軽いダンスを踊りながら、セットを移動させたりするのが素敵でした。
そして、映画を見ることで現実から離れられるというハルコの思いは、演劇を観ることで現実を忘れられるという会場の観客の思いと一致していて、会場全体がファンタジーに引き込まれているように感じました。
カーテンコールでスタンディングオベーションが起きたのも、この一体感があったからなのかもしれません。
初日でも千秋楽でもない日の公演でスタンディングオベーションが起きるのは珍しいと思います。
まして、名古屋でこんな経験をするなんて、ちょっと不思議でしたが、私も自然に立ち上がって拍手を送っていました。
本当に素敵な観劇空間でした。
物語の中で、妻夫木さん演じる高木高助がハルコに「いつかミュージカルコメディをやりたいんだ」と話す場面がありましたが、少しはケラさんの思いも含まれているのかなと思えるようなミュージカルテイストのある作品でした。
ミュージカル好きな私としてはケラさんに是非、ミュージカル演出していただきたいです。
そうそう、舞台で使用されいる映画の映像の中でワンシーンだけ野村萬斎さんが登場されてて驚きましたが、考えたら、この作品は世田谷パブリックシアターとのコラボ作品ですものね。
ちょっとした遊び心という感じでしょうか・・・。
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2年前の初演の時にも観たくて、ギリギリまで日程調整をしていたけど、結局観られないままでしたので、再演が決まったニュースを見た時はとても嬉しかった。キャストもオリジナルメンバー総出演だし、名古屋市内の公演あるしで本当にありがたかったです。
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会場は名古屋市芸術創造センター。
個人的にあまり行く機会のない会場でかつて一度だけ伝芸の公演の観劇で行った記憶がありましたが、その時の記憶よりも地下鉄の駅から近く感じました。
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さて舞台はケラさんのオリジナル作品で、映画を見ることで辛い日常を忘れられると話す女性と映画の中から飛び出してきた人物とその役を演じている役者の間で起きる騒動を描いたファンタジーな物語。
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ケラさんの演出作品はこれまでにも拝見していますが、すべてオリジナルの作品は初めてかも。
主演の妻夫木さん、緒川さんをはじめとする役者さんが素晴らしいのは言うまでもないのですが、場面転換がスムーズで音楽、映像が上手く取り込まれていてテンポよく物語が進行し、アンサンブルの皆さんが軽いダンスを踊りながら、セットを移動させたりするのが素敵でした。
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そして、映画を見ることで現実から離れられるというハルコの思いは、演劇を観ることで現実を忘れられるという会場の観客の思いと一致していて、会場全体がファンタジーに引き込まれているように感じました。
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カーテンコールでスタンディングオベーションが起きたのも、この一体感があったからなのかもしれません。
初日でも千秋楽でもない日の公演でスタンディングオベーションが起きるのは珍しいと思います。
まして、名古屋でこんな経験をするなんて、ちょっと不思議でしたが、私も自然に立ち上がって拍手を送っていました。
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本当に素敵な観劇空間でした。
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物語の中で、妻夫木さん演じる高木高助がハルコに「いつかミュージカルコメディをやりたいんだ」と話す場面がありましたが、少しはケラさんの思いも含まれているのかなと思えるようなミュージカルテイストのある作品でした。
ミュージカル好きな私としてはケラさんに是非、ミュージカル演出していただきたいです。
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そうそう、舞台で使用されいる映画の映像の中でワンシーンだけ野村萬斎さんが登場されてて驚きましたが、考えたら、この作品は世田谷パブリックシアターとのコラボ作品ですものね。
ちょっとした遊び心という感じでしょうか・・・。
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