初台から三軒茶屋に移動して、今年開場20周年を迎えた世田谷パブリックシアターの記念公演として上演された「子午線の祀り」を観て来ました。
「子午線の祀り」は1999年の新国立での公演と2004年に世田谷パブリックシアターでの公演を観ているのですが、今回は初めて演出が野村萬斎さんになるという事でとても楽しみにしていました。
ですから上演が発表された時から絶対に観るつもりではあったのですが、地方があれば地方で観ようと思っていたのに、今回は東京のみの上演という事で世田谷へ行く事に。
今年の東京観劇は3月で終了の予定だったのに、4月に続き又も東京へ。
東京でしかやらない演目が多すぎる・・・。
さて、舞台の方ですが、これまで観てきた子午線と比べると色んな意味で色彩が豊かになったなあと感じました。
それは目で観える舞台装置や役者さんの衣装などと群読に女性の声が入るという音色の違いもありますが、これまで古典芸能の役者さんが演じられてきた義経を成河さんが演じられるという挑戦も含めて世界が広がったように思えました。
今回の演出で一番印象的だったのはスライドする舞台装置を使用して海に沈みゆく人たちの姿が表現されていた場面。スライドする装置は寄せてくる波を思わせて視覚的にもわかりやすくて良かったです。
そして知盛役の野村萬斎さんは言わずもがななんですが、義経役の成河さん、影身役の若村さんもセリフが明快で、日本語の美しさを感じながら、お芝居が観られる幸せを感じさせていただきました。
これまでの演出より上演時間が短くはなるだろうなという予想はしていたのですが、休憩も含めて4時間以内に収まるとは思っていなくて少し驚きましたが、全く違和感なく楽しむことが出来ました。
やはり、この戯曲、好きだなあと改めて思いました。
又、いつか、お願いします。その時は地方にも来てください・・・。
「子午線の祀り」は1999年の新国立での公演と2004年に世田谷パブリックシアターでの公演を観ているのですが、今回は初めて演出が野村萬斎さんになるという事でとても楽しみにしていました。
ですから上演が発表された時から絶対に観るつもりではあったのですが、地方があれば地方で観ようと思っていたのに、今回は東京のみの上演という事で世田谷へ行く事に。
今年の東京観劇は3月で終了の予定だったのに、4月に続き又も東京へ。
東京でしかやらない演目が多すぎる・・・。
さて、舞台の方ですが、これまで観てきた子午線と比べると色んな意味で色彩が豊かになったなあと感じました。
それは目で観える舞台装置や役者さんの衣装などと群読に女性の声が入るという音色の違いもありますが、これまで古典芸能の役者さんが演じられてきた義経を成河さんが演じられるという挑戦も含めて世界が広がったように思えました。
今回の演出で一番印象的だったのはスライドする舞台装置を使用して海に沈みゆく人たちの姿が表現されていた場面。スライドする装置は寄せてくる波を思わせて視覚的にもわかりやすくて良かったです。
そして知盛役の野村萬斎さんは言わずもがななんですが、義経役の成河さん、影身役の若村さんもセリフが明快で、日本語の美しさを感じながら、お芝居が観られる幸せを感じさせていただきました。
これまでの演出より上演時間が短くはなるだろうなという予想はしていたのですが、休憩も含めて4時間以内に収まるとは思っていなくて少し驚きましたが、全く違和感なく楽しむことが出来ました。
やはり、この戯曲、好きだなあと改めて思いました。
又、いつか、お願いします。その時は地方にも来てください・・・。
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