◎ ペルーで日本人200人余足止め 国境閉鎖に伴う国際便運航停止で
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2020年3月23日 20時19分
★★ 新型コロナウイルスの感染拡大で南米のペルーでは、国境の閉鎖に伴って、国際便の運航も停止されたことから、日本人観光客200人あまりが、出国できず、足止めされていることがわかりました。
ペルーは、新型コロナウイルスの水際対策として、今月17日から国境を閉鎖し、当分の間、すべての外国人の入国を禁止しています。
外務省によりますと、これに伴って、国際便の運航も停止されたことから、現地に滞在している日本人のツアー客や個人旅行客、およそ230人が出国できなくなり、ホテルなどで足止めされているということです。
これに関連し、茂木外務大臣は、参議院予算委員会で、「首都リマやクスコなどにいる日本人旅行者の保護や帰国ができるよう、ペルー側に働きかけている。現時点で体調不良を訴えている人はいない」と述べました。
外務省によりますと、旅行代理店がペルーから日本へのチャーター機の運航を検討していますが、今のところ、運航の見通しは立っていないということです。