◎◎ 野口さん 国際宇宙ステーションでセレモニー「感無量です」
国際宇宙ステーションに到着した野口聡一さんたち4人は、すでに滞在を始めている3人に迎えられ、全員でセレモニーに臨みました。
野口さんは2列になった最前列の端にいて、船長が話しをしたあとにマイクを持ちました。
そして、JAXA=宇宙航空研究開発機構の山川宏理事長が呼びかけると、「国際宇宙ステーションに戻ることができて感無量です。ことしは新型コロナをはじめ、非常に厳しい状況でしたが、困難に打ち勝つという気持ちで宇宙船の名前を『レジリエンス』と名付けました。『全集中』で頑張ります」と英語と日本語で話しました。
井上科学技術相「わが国の宇宙政策を強力推進」
宇宙政策を担当する井上科学技術担当大臣は「宇宙新時代の幕開けを象徴する出来事であり、日本の宇宙飛行士が搭乗していることは、わが国のこれまでの有人宇宙活動に対する高い評価の表れだ。野口宇宙飛行士の活躍を期待するとともに、わが国の宇宙開発利用が拡大するよう、宇宙政策を強力に推進していく」という談話を発表しました。
菅首相「偉大な成功をうれしく思います」
菅総理大臣は、17日午後、みずからのツイッターに、「日本人宇宙飛行士の野口さんが搭乗した『クルードラゴン』の偉大な成功をうれしく思います。今回のプロジェクトに関わったアメリカと日本のすべての皆様に心から祝意を表すとともに、野口さんら宇宙飛行士の皆さんが、今後、すばらしい成果を収めることを期待しています」と投稿しました。