◎◎ 「単身赴任のお父さんと同じ気持ち」野口さん 宇宙から心境
🌏🚀🛰 アメリカの民間宇宙船に搭乗しておよそ10年ぶりとなる国際宇宙ステーションでの長期滞在を始めて1週間がたった日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが、宇宙から記者会見を行い「地球が恋しく、毎日、家に電話をしていて、単身赴任中のお父さんと同じ気持ちです」と笑顔で心境を語りました。
🛰 日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人の飛行士は、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗して打ち上げられ、1週間前から国際宇宙ステーションでの長期滞在を始めました。
24日、日本のメディア向けとしては初めて、宇宙から記者会見を行いました。
📞○♡ その中で野口さんは現在の心境について「宇宙の環境に慣れるにはもう少し時間がかかりそうです。地球が恋しく、毎日、家に電話しています。単身赴任しているお父さんと同じ気持ちで、残してきた家のことを思いながら仕事をしています」と、通信回線を使った家族との電話を励みにしていることを笑顔で語りました。
🛰○○○ また、今回はこれまでで最も多い7人の飛行士が長期滞在を始めたことについて「飛行士がすれ違う回数が多いため、互いにぶつからないよう行動しています。宇宙ステーションには寝室として利用するスペースが6つしかないので、『クルードラゴン』のマイケル・ホプキンス船長が宇宙船の貨物用スペースを寝室の代わりに使っています」と説明しました。
そして、およそ10年ぶり3回目の宇宙での滞在について「宇宙ステーションに物が増えたという印象です。将来、皆さんが宇宙で快適に、そして気楽に暮らせるよう準備をしているという気持ちです」と意気込みを語りました。
🌏⊂🛰○ 野口さんは科学実験などを行っておよそ6か月間滞在し、地球に帰還することになっています。