◎◎ 再送-指標予測=8月機械受注、前月比-1.0%と再び減少 設備投資姿勢弱く
2020/10/12 07:00
(この記事は9日に送信しました)
[東京 9日 ロイター] -
▼▼ ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、8月の機械受注(船舶・電力を除く民需)の予測中央値は前月比1.0%の減少に転じる見通し。企業の設備投資は、コロナ感染症の世界的影響に終息見通しが立たない中で依然として慎重な姿勢が続くとの見方となっている。
□□⇨ 内閣府が公表している7─9月期の受注見通しは前期比1.9%の減少となっており
、4─6月期の2桁減からの立ち直りは見通せていない。7月にはいったん持ち直したが
、8月の見通しは再び減少に転じるとみている調査機関が多い。
¤¤¤⇨ 第一生命経済研究所では「企業業績の急激な悪化や先行きの不透明感から投資手控え
の動きは継続するとみられる」として、この先もコロナ禍に対応したIT関連投資など、
一部では増加が期待されるものの、全体としては弱含んだ動きが継続するとみている。
<8月機械受注予測(船舶・電力除く民需)> (%)
前月比 前年比
中央値 -1.0 -15.6
最大値 4.0 -7.7
最小値 -6.5 -20.0
回答社数 17 16
Capital Econ -5.0 -20.0
Citigroup 1.0 -12.9
Dai-ichi Life -4.5 -15.5
Daiwa IR -3.0 -15.9
Japan Rch Inst 1.5 -16.7
JP Morgan -3.0
Mitsub UFJ MS -0.9 -16.5
Mizuho RI -5.5 -15.6
Mizuho Secs -0.2 -14.0
MS MUFG Secs 1.4 -16.8
MURC -1.0 -16.6
NLI Research 3.9 -12.5
Nomura 1.6 -12.5
Norinchukin -6.5 -19.4
SCB Rch Inst -2.5 -14.7
SM DS Asset Mana -1.0 -15.0
SMBC Nikko Secs 4.0 -7.7
(中川泉 )