◎◎ 〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陽線」、終値は5日線上回る
2020/12/09 16:18
[東京 9日 ロイター] -
<16:15> 日経平均・日足は「中陽線」、終値は5日線上回る
¤¤¤⇨ 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「中陽線」。寄り付きがほぼ「坊主」のような形状で、投資家
の上昇期待感を示している。終値(2万6817円94銭=9日)は3営業日ぶりに5日移動平均線(2万
6678円61銭=同)を上回り、短期上昇トレンドの転換シグナルが現れる格好となった。加えて、25
日、75日、200日と長短すべての移動平均線は上向きとなっており、上昇トレンドは維持されている。
<15:57> 新興株市場はまちまち、マザーズは反落 注目IPO控え換金売りの思惑も
△▼⇨ 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は続伸、東証マザーズ指数は反落した。市場からは「来
週はIPOラッシュを控えているため、換金売りの思惑から利益確定売りが出やすい。このところ高値圏で
推移していた銘柄が売られており、利益確定売りの動きはまだ一巡していないようだ」(国内証券)との声
が聞かれた。
☆☆ 日経ジャスダック平均は前営業日比0.36%高。個別では、不二精機<6400.T>、田中化学研究所<408
0.T>、アースインフィニティ<7692.T>がしっかり。IMV<7760.T>、テラ<2191.T>、ワークマン<7564.T>は
さえない。
★★ マザーズ指数は前営業日比1.39%安。個別では、メルカリ<4385.T>、メドレー<4480.T>、Jストリ
ーム<4308.T>、フリー<4478.T>が軟調。ティアンドエス<4055.T>、BASE<4477.T>、AI inside
<4488.T>などは買われた。
<14:45> 日経平均は高値圏で推移、300円超高 ソフトバンクGは後場急伸
◇◇ 日経平均は高値圏でのもみあいとなっており、現在前営業日比320円ほど高い2万6700円台後半
。
¤¤¤⇨ 市場では「米国株高に加え、機械受注など国内の経済指標も堅調。個別では、証券会社が目標株価を引き
上げるなど、複数の好材料が重なり、全体的に地合いが良くなってきている」(国内証券)との声が出てい
た。
◇◇◇ 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が後場急伸し、5%超高。日経平均を約90円押し上げる要
因となっている。ランチタイム中、株式非公開化について新たな戦略を協議しているとブルームバーグニュ
ースが報じたことが材料視されている。
<12:50> 日経平均は後場上げ幅拡大、アジア株・米株先物堅調で
△△⇧ 日経平均は後場上げ幅を拡大、前営業日比300円高い2万6700円台後半で推移している。後場ス
タート直後には一時2万6800円台に乗せる場面もあった。市場からは「アジア株や米株先物がしっかり
した動きとなっているほか、米国の追加経済対策を巡る早期決着への期待感が支援材料となっているようだ
」(国内証券)との声が聞かれた。
◇◇ トランプ米政権は8日、9160億ドル規模の新たな新型コロナウイルス救済法案を提示した。ムニュ
ーシン財務長官が、ペロシ下院議長(民主党)との協議で示したとツイッターに投稿した。
<11:46> 前場の日経平均は反発、米株高を好感 機械株がしっかり
△△ 前場の東京株式市場で、日経平均は反発。前営業日比276円44銭高の2万6743円52銭で午前
の取引を終了した。前日の米国株式相場が堅調だった流れを引き継ぎ、日経平均も朝方から上昇。幅広い業
種で買いが先行し、一時、300円を超えるプラスとなった。その後は上げ幅がやや縮小したが、しっかり
した動きが続いた。
☆☆ TOPIXは0.88%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0089億円だった。東証
33業種中、非鉄金属、空運業、パルプ・紙、機械などが値上がり率上位に入った。半面、証券業、電気・
ガス業、石油・石炭製品などは値下がり。
△△ 内閣府が発表した10月機械受注統計では、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注
額(季節調整値)は、前月比17.1%増となり、市場予想を大きく上回った。これを受けて、コマツ<630
1.T>やダイキン工業<6367.T>など、機械関連株が堅調に推移した。
¤¤¤⇨ 市場では、ワクチン普及による経済正常化への期待が高まっていることが支援材料になっている。また
、今週から来週にかけて日米欧の中銀の政策会合を控えており、「欧州中央銀行(ECB)をはじめ、主要
国において金融緩和の姿勢は維持される可能性が高く、金融相場が続く公算が大きい。政策頼みの世界的な
株高は今後も続くだろう」(ソニーフィナンシャルホールディングス・シニアエコノミスト、渡辺浩志氏)
との声が聞かれた。
△△⇧ 個別では、コーセーアールイー<3246.T>が一時ストップ高となった。8日に発表した2021年1月期
第3・四半期(2020年2─10月)の連結業績で、純利益が前年同期比3.52倍の3億2500万円
となったことが好感された。
東証1部の騰落数は、値上がり1331銘柄に対し、値下がりが725銘柄、変わらずが118銘柄だ
った。
<11:09> 日経平均は堅調、約260円高 経済正常化への期待でリスクオン
◇◇ 日経平均は堅調、前営業日比260円ほど高い2万6700円台前半で推移している。市場からは「英
国でもワクチン接種が始まり、コロナ・ショックからの脱却、経済正常化への期待からリスクオンムードが
強まっている」(国内証券)との声が聞かれた。
○○⇧ 幅広い業種で買いが先行しており、業種別では空運業、非鉄金属、パルプ・紙などが値上がり率上位と
なっている。
<10:15> 日経平均は上値追い、予想以上に好調だった機械受注も買い材料に
○○⇧ 日経平均は上値追いの展開。一時前日比300円を超す上昇となった。市場では「寄り付き前に発表さ
れた機械受注が予想以上に好調で、これも買い材料になっている」(国内証券)との声も聞かれる。
△△ 内閣府がきょうの寄り付き前に発表した10月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶
・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比17.1%増となった。2カ月ぶりの増加。ロイタ
ーの事前予測調査では前月比2.8%増と予想されており、結果はこれを大幅に上回った。
<09:05> 日経平均は反発、スピード調整に一巡感との声も
◇¤¤¤⇨ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比59円26銭高の2万6526円34銭となり、反
発してスタート。前日の米国株式市場が上昇したことを受け、買い優勢で始まった。市場では「前日までの
軟調な動きで、スピード調整が一巡したと感じられている」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)と
の声が聞かれる。
○○ 主力銘柄を中心に幅広く物色されており、高寄りした後も日経平均は上値追い。TOPIXもしっかり
となっている。