(CME日経平均先物 円建)
CME日経平均先物 円建
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 | 21,255.00↓ (19/07/19 16:42 CST) |
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前日比 | +125.00 (+0.59%) |
高値 | 21,445.00 | 始値 | 21,165.00 |
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安値 | 21,090.00 | 前日終値 | 21,130.00 (19/07/18) |
① ""〔来週の焦点〕欧米緩和レース見極めへ、日米決算にも注目 参院選期待も””
2019/07/19 17:27
[東京 19日 ロイター] -
🐓 来週の東京市場は、欧州中央銀行(ECB)の理事会を皮切りとする欧米の「金融緩和レース」の行方を見極めようというムードが強まりそうだ。本格化する米企業決算や国内の半導体・ハイテク関連決算も材料になる見通し。参院選で与党が大勝すれば、株価押し上げ効果につながるとの声も、一部の市場参加者から出ている。
🌼 <マクロ関係>
参院選後の政策運営の行方が焦点となる。日米双方の主張が平行線をたどる通商問題や、輸出規制強化に伴う日韓関係の悪化などにどう対処するか、政権の求心力に直結しそうだ。22日には安倍晋三自民党総裁(首相)が党本部で記者会見する。発言内容に注目が集まりそうだ。日銀関連では主な予定はない。
🌼 <マーケット関係>
●株式市場、レンジ取引、日本電産などハイテク関連企業の決算に注目
レンジ取引となりそうだ。30―31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢が強まりやすい中、本格化する米主力企業の決算や、信越化学<4063.T>、日本電産<6594.T>など国内の半導体・ハイテク関連決算が注目される。先行きに対する悲観的な見方が後退すれば、日経平均も底堅く推移すると予想される。
●外為市場、欧米「緩和レース」でユーロ安・ドル安進む公算大、円は上昇か 欧州中央銀行(ECB)の理事会を皮切りとする欧米の「金融緩和レース」がドルの値動きを左右しそうだ。欧米の金融政策が株価や各国の長期金利に与える影響を見定めつつ、米中通商摩擦、地政学リスク、トランプ米大統領の不規則発言にも目配りが必要。緩和レース場外の円は金利面からも、リスク回避という観点からも、買われやすいとみられる。
●円債市場、上値重い、金融緩和期待が支え ECB理事会など見極め 上値の重い展開になる見通し。欧米の金融緩和期待が相場の支えとなるとみられている。一方、今後の米金融政策を占う上で米経済指標が注目されているほか、欧州中央銀行(ECB)理事会の動向を見極めたいとして、積極的に動きづらい地合いとなりそうだ。
🌼 <企業ニュース関係>
●3月期決算企業、4─6月期決算発表が本格化
2019年4─6月期決算発表が本格化する。主要企業では23日に東京製鉄、24日に富士通、日本電産、三菱自動車、キヤノン(2019年1─6月期)、25日に日産自動車、日立建機、26日にNTTドコモ、東京エレクトロンなどが決算を発表する。
前哨戦として注目されていた安川電機は低調な決算となり、翌日は株が売られた。キヤノンは下方修正が報道されており、米中貿易摩擦の影響を再確認する決算となりそうだ。日産は業績に加え、ルノーとの関係などに関する西川社長の発言に注目が集まる。
●新規上場
24日 ビーアンドピー<7804.T> マザーズ
🌼 <主な経済指標>
26日(金) 8時30分 7月都区部消費者物価(総務省)
指標となる生鮮を除くコアCPIで前年比0.8%上昇が予想されている。上昇幅は6月の0.9%から縮小する見込み。エネルギー価格およびコアコアCPIともに伸びが鈍化する見込み。エネルギーでは、電気代と都市ガス代の伸び鈍化が続く。
コアコア部分では、固定・携帯通信料のユニバーサルサービス料引き上げや、一部の食料品、文房具等の値上げが予定されているものの、家賃の伸びがやや大きく鈍化する見込みで、全体では押し下げ寄与が大きくなる。