◎◎ 〔マーケットアイ〕外為:ドル106円後半、米長期金利は約3カ月ぶり低水準から持ち直し
2020/07/13 09:15
[東京 13日 ロイター] -
<09:10> ドル106円後半、米長期金利は約3カ月ぶり低水準から持ち直し
⇨⇨ ドルは106.91円付近。ユーロは120.93円付近。
この日もクロス円と米長期金利の動向がドル/円相場の鍵を握りそうだ。
10日の米国債市場では、10年債
「米景気回復に対する懸念と、その懸念に呼応して長期債利回りが低下していることで、ドル/円の上値は重い」(外国銀)との声が聞かれた。
▼▼ 米労働省が10日に発表した6月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%低下し、市場予想の0.4%上昇に反してマイナスに転じた。エネルギー製品が値上がりする一方、サービスが値下がりした。統計を受けドルは下落した。
5月は0.4%上昇し、前月のマイナスから持ち直していた。[nL4N2EH39E]
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7月7日までの週)を基にロイターが算出したドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は144億8400万ドルと前週の139億1000万ドルから増加した。
▼▼ 枚数ベースでは、円の買い越しは1万6812枚と前週の2万3861枚から減少し、ユーロの買い越しは10万3597枚と前週の9万8955枚から増加した。