(東京証券取引所)
① ""日本株は小幅高へ、米テクノロジー株高で心理改善-FOMC待ち""
長谷川敏郎2019年6月18日 7:58 JST
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フェイスブックやアマゾンなど上昇、FANG+指数1.8%高
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NY連銀製造業景況指数は大幅低下、米原油先物1.1%安
Photographer: Keith Bedford/Bloomberg
18日の東京株式相場は小幅高の見込み。米国で大型テクノロジー株が上昇して投資家心理がやや改善し、情報・通信やサービス、輸出関連など時価総額上位業種が買われそう。半面、原油安から鉱業や商社など原油関連、米金融株安が波及する銀行株は売られ、指数の上げは限定される。
★〈きょうのポイント〉
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(東京都内の株価ボード Photographer: Shiho Fukada/Bloomberg)
SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「きょうも基本的に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動きに乏しいだろう」とした上で、NY連銀製造業指数の悪化で「かえって利下げ期待が膨らむ状況。FOMCでは利下げのタイミングが示唆されそうで、日本株にもマイルドなリスク選好が及ぶ」とみている。
- 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の17日清算値は2万1070円、大阪取引所の通常取引終値と同じ
- けさのドル・円相場は1ドル=108円50銭台、前日の日本株終値時点は108円60銭
(TOPIXチャート)