◎◎ 〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは103円半ば、1週間半ぶり安値圏
2020/11/19 12:04
[東京 19日 ロイター] -
<12:01> 正午のドルは103円半ば、1週間半ぶり安値圏
⇨⇨ 正午のドルは前日NY市場終盤と変わらずの103円後半。前日海外でつけた1週間半ぶり安値から小幅に切り返したものの、上値も重く104円台へ値を戻すことはできなかった。
▼△▼△⇨ ドルは朝方の103.74円を底に、103.98円まで小幅に反発。しかしドルの先安観が根強い中、上値の戻り売りが活発で、昼にかけて103円後半のもみあいが続いた。
¤¤¤⇨ 市場は新型コロナウイルス感染拡大への懸念とワクチン開発期待の楽観の間で一喜一憂の展開。「最終的には世界の投資家が最も注目する、米国株の調整がどこまで続くかが焦点になる」(トレーダー)という。
<09:29> トルコリラ13円半ば、大幅利上げでも下落リスク
◇◇◆ きょうの話題はトルコ中銀の政策会合。政策金利を現在の10.25%から15%前後へ引き上げるとの見通しが優勢であるものの、急速な引き締めは「国内景気を強く圧迫する」(証券)懸念があること、「次回以降の追加利上げが見通しづらい」(外銀)ことなどから、大幅利上げでもリラが下落する可能性を指摘する声が出ている。
☞☞ ロイターがエコノミスト21人に聞いたところ、全員が今回会合での利上げを予想、引き上げ後の金利の予想レンジは12.25-16%だった。[nL4N2I41ML]
◇◇ リラは現在13円半ば。11月前半につけた過去最安値12円前半から小幅に切り返した水準を推移している。結果発表は日本時間午後8時。
△▼△▼⇨ ドルは103円後半で一進一退。