① ""カムチャツカ半島シベルチ山が大爆発!噴煙1万メートル上昇(動画)””
2019年08月30日 10時46分
(写真は2017年4月の爆発のようす(KVERT))
29日午前10時ごろ、カムチャツカ半島のシベルチ山で激しい爆発的噴火が発生し、火山灰を含んだ噴煙が少なくとも上空1万メートルに到達したのを、気象衛星ひまわりがとらえた。
ロシア科学アカデミーのカムチャツカ火山観測所(KVERT)や、東京の航空路火山灰情報センター(VAAC)によると、噴煙の噴出は継続しており、気流に乗って西の方角に500キロ以上運ばれた。
シベルチ山は今月25日にも爆発しており、KVERTの研究者は「火山活動が活発化していて、火口内では溶岩ドームの成長が続いている。噴煙の高さが1万〜1万5000メートルに到達する噴火がいつ起きても不思議ではない」として、周辺を航行する航空機に対して警戒を呼びかけている。