◇◇ 新型コロナウイルスに感染して入院しているアメリカのトランプ大統領について、医師団は、体調が改善していて、順調にいけば現地時間の5日にも退院する可能性があるという見方を示しました。一方で、酸素吸入をしたことやステロイド剤を投与したことも新たに明らかになり、大統領の容体は依然、楽観できないという見方も出ています。
◇◇ トランプ大統領は新型コロナウイルスに感染して2日から首都ワシントン近郊にある軍の病院に入院していて、病院の医師団は4日午前(日本時間の5日未明)、記者会見しました。
□□☞☞ この中で医師団はトランプ大統領の容体について、呼吸や血液中の酸素濃度などに異常はなく、歩行にも問題はないなどとして、「体調は改善を続けている」と述べ、経過は順調だと強調しました。
☞☞ そのうえで「もしこのまま体調がよければ、われわれは早ければ5日にも退院する計画が立てられることを願っている」と述べ、現地時間の5日にも退院する可能性があるという見方を示しました。
◆◆ 一方で医師団は、トランプ大統領が2日午前、高熱になり血液中の酸素濃度が下がったため酸素の吸入をしたことを認めたほか、酸素濃度は3日も下がったと明らかにしました。
⇨⇨ また3日には、治療薬の「レムデシビル」に加え、新たに肺炎の症状があった場合に使用されるステロイド剤の「デキサメタゾン」を投与したことも明らかにしました。
★★★ このため記者団からは、肺炎の兆候や肺に異常があるのかといった質問があがりましたが、医師団は明確には答えませんでした。
◆◆ アメリカのメディアは、ステロイド剤が投与されたことから、病状は深刻な可能性があると報じたり、酸素の吸入を行っていたことが4日になるまで明らかにされなかったことを批判的に報じたりしていて、トランプ大統領の容体は依然として楽観できないという見方も示しています。
□□☞☞ この中で医師団はトランプ大統領の容体について、呼吸や血液中の酸素濃度などに異常はなく、歩行にも問題はないなどとして、「体調は改善を続けている」と述べ、経過は順調だと強調しました。
☞☞ そのうえで「もしこのまま体調がよければ、われわれは早ければ5日にも退院する計画が立てられることを願っている」と述べ、現地時間の5日にも退院する可能性があるという見方を示しました。
◆◆ 一方で医師団は、トランプ大統領が2日午前、高熱になり血液中の酸素濃度が下がったため酸素の吸入をしたことを認めたほか、酸素濃度は3日も下がったと明らかにしました。
⇨⇨ また3日には、治療薬の「レムデシビル」に加え、新たに肺炎の症状があった場合に使用されるステロイド剤の「デキサメタゾン」を投与したことも明らかにしました。
★★★ このため記者団からは、肺炎の兆候や肺に異常があるのかといった質問があがりましたが、医師団は明確には答えませんでした。
◆◆ アメリカのメディアは、ステロイド剤が投与されたことから、病状は深刻な可能性があると報じたり、酸素の吸入を行っていたことが4日になるまで明らかにされなかったことを批判的に報じたりしていて、トランプ大統領の容体は依然として楽観できないという見方も示しています。
大統領補佐官「大統領は元気 もうしばらくは病院に」
□□⇨⇨ ホワイトハウスで安全保障問題を担当するオブライエン大統領補佐官はCBSの番組に出演し、トランプ大統領の容体について「大統領は元気で、ホワイトハウスに戻りたがっている。ただ、少なくとも、もうしばらくは軍の病院にいると思う」と述べました。
⇨⇨ またキャスターが、政権内で事態悪化に備えて大統領権限の委譲をめぐる議論を開始したのかと質問したのに対して、「大統領は元気だ。現時点では検討していない」と否定しました。
☞☞ さらに「政府はしっかりと機能している。仮定の話はしないが、あらゆる事態に備えた計画がある」と強調し、ホワイトハウス内で感染者が相次いでいるものの、政権運営に大きな影響はないという姿勢を示しました。
⇨⇨ またキャスターが、政権内で事態悪化に備えて大統領権限の委譲をめぐる議論を開始したのかと質問したのに対して、「大統領は元気だ。現時点では検討していない」と否定しました。
☞☞ さらに「政府はしっかりと機能している。仮定の話はしないが、あらゆる事態に備えた計画がある」と強調し、ホワイトハウス内で感染者が相次いでいるものの、政権運営に大きな影響はないという姿勢を示しました。
トランプ大統領と話した陣営幹部「とても元気そうだった」
○○ トランプ大統領の陣営でアドバイザーを務めるジェイソン・ミラー氏は、4日、ABCニュースの番組に出演し、「トランプ大統領ときのう30分ほど話す機会があり、とても元気そうだった。すでに回復し、ジョークも飛ばしていた」と話しました。
⇨⇨ またトランプ大統領が「このウイルスを必ず克服する。大統領自身としてもこの敵を打ち負かすが、国として日常を取り戻せるように打ち負かすと話していた」と明らかにしました。
◇◇ さらに「大統領が語った重要なメッセージは『十分に気をつけてほしい』だった。手を洗い、消毒液を使い、ソーシャル・ディスタンスがとれない場合はマスクを着用することが大切だと話していた」と述べました。
◆◆ これに対してキャスターが、トランプ大統領と陣営はこれまでマスク着用やソーシャル・ディスタンスを軽視してきたと指摘し、そのような対応が間違っていたのではないかと問いただしたのに対して、ミラー氏は「これまで真剣に対応してきた」などと述べ、問題はなかったという認識を示しました。
⇨⇨ またトランプ大統領が「このウイルスを必ず克服する。大統領自身としてもこの敵を打ち負かすが、国として日常を取り戻せるように打ち負かすと話していた」と明らかにしました。
◇◇ さらに「大統領が語った重要なメッセージは『十分に気をつけてほしい』だった。手を洗い、消毒液を使い、ソーシャル・ディスタンスがとれない場合はマスクを着用することが大切だと話していた」と述べました。
◆◆ これに対してキャスターが、トランプ大統領と陣営はこれまでマスク着用やソーシャル・ディスタンスを軽視してきたと指摘し、そのような対応が間違っていたのではないかと問いただしたのに対して、ミラー氏は「これまで真剣に対応してきた」などと述べ、問題はなかったという認識を示しました。
病院前に全米から支持者が集まる
○○♡ トランプ大統領が入院している首都ワシントン近郊にある軍の病院の前では、乗用車が声援をおくる意味を込めてクラクションを鳴らしながら通り過ぎる様子が見られました。
○♡ また正門の前では「トランプ」と書かれた衣装を身に着けたり旗を掲げたりする支持者が全米から集まり、トランプ大統領の回復を祈っていました。
☆☆ このうち東部ペンシルベニア州から来たという女性は「アメリカ中がトランプ大統領とメラニア夫人の無事を祈っていると伝えに来た。マスクを着用していようがいまいが、どんな人でも感染するときは感染する。感染したからという理由で来月の選挙でトランプ大統領に投票しないという人はいないだろう」と話していました。
☆☆ また西部カリフォルニア州から来た男性は「早く回復してもらい、アメリカを再び偉大にしてもらうために祈りに来た。トランプ大統領が大統領としての仕事を100%できるようになるのか疑問に思う人もいるかもしれないが、私は完全に回復してくれると確信している」と話していました。
○♡ また正門の前では「トランプ」と書かれた衣装を身に着けたり旗を掲げたりする支持者が全米から集まり、トランプ大統領の回復を祈っていました。
☆☆ このうち東部ペンシルベニア州から来たという女性は「アメリカ中がトランプ大統領とメラニア夫人の無事を祈っていると伝えに来た。マスクを着用していようがいまいが、どんな人でも感染するときは感染する。感染したからという理由で来月の選挙でトランプ大統領に投票しないという人はいないだろう」と話していました。
☆☆ また西部カリフォルニア州から来た男性は「早く回復してもらい、アメリカを再び偉大にしてもらうために祈りに来た。トランプ大統領が大統領としての仕事を100%できるようになるのか疑問に思う人もいるかもしれないが、私は完全に回復してくれると確信している」と話していました。
トランプ大統領 ツイッターに投稿「支持者の皆さんに感謝」
□□☞☞ アメリカのトランプ大統領は4日、ツイッターに「病院の外にいる支持者の皆さんに本当に感謝している。彼らは国を愛し、われわれがどんなにアメリカを偉大にしているのか目にしている」と投稿し、病院の周りに集まっている支持者などに謝意を示しました。
※※ 病状の正確な状況は不明の点もありますが、トランプ陣営の演出もありますが、一応、危機は脱ったようです。次の展開はタフな大統領という事を前面に出して、大統領選挙に臨んで行くでしょう。
この記事でもう一つ注目したのは、トランプ支持者の女性の発言です。マスクの不使用について問題は無いという趣旨ですが、科学的見地も世界で最悪のコロナの状況も関係なくトランプ大統領を支持しています。人は理性や知性より、感情の動物だという言葉は真実だとつくづく感じました。ここまで来ると゛トランプ信者•妄信者゛ですね。
結果、アメリカの分裂は、厭になるほど長く長く続きます。