円相場 1円以上値下がり 1ドル=105円を挟んだ取り引き
2020年3月13日 11時47分
13日の東京外国為替市場、円相場は1円以上値下がりし1ドル=105円を挟んだ水準で取り引きされています。海外の投資家が手元のドル資金を増やすため、日本の株式など金融資産を売ってドルを買う動きを強めているためとみられます。
市場関係者は「底の見えない株価の下落で、海外の投資家の間では、日本の株式や債券などをいったん売ってドル資金に替えようという動きが強まっている。各国の政府や中央銀行が市場の動揺を抑えることも難しい状況で、世界経済の先行きへの警戒感は一層強まっていて不安定な値動きが続いている」と話しています。