(ロンドンの街並み)
① ""UPDATE 1-英、国民投票後の経済損失は四半期あたり66億ポンド=S&P""
2019年4月4日 / 17:56 / 2時間前更新
Reuters Staff
(内容を追加しました。)
[ロンドン 4日 ロイター] -
S&Pグローバル・レーティングは、4日公表の報告書で、英国は欧州連合(EU)離脱の国民投票以降、四半期ごとに総額66億ポンドの経済活動を失ったとの見方を示した。
£ 66✖146.47≒9667億円✖12半期=11兆6004億円
計算すると11.6兆円という膨大な金額になりました。
🌊2016年6月23日にイギリスにおいて、同国が欧州連合(EU)離脱すべきかどうかを 決めるための国民投票が実施された。
ということで3年✖4四半期=12半期
シニアエコノミストのボリス・グラス氏によると、2016年の国民投票でEU離脱が決定していなければ、2018年末までの英成長率は約3%以上上回っていた。
平均0.43%の四半期成長率は0.7%だったはずだとしている。
グラス氏は「国民投票直後にポンドが約18%下落した。これが、国民投票の影響を最も的確に示す指標であり、インフレを通じて景気を冷やした要因だった」と述べた。
ポンド安による輸入価格の上昇がインフレを押し上げ、家計が支出を控える。S&Pは、国民投票での離脱決定が、2017年第3・四半期までにインフレ率を1.8%押し上げたと推定した。
ゴールドマン・サックスは1日、国民投票以降、EU離脱を巡って1週間当たり約6億ポンドのコストが発生しているとの試算を示した。ロイターの計算で、四半期あたりでは78億ポンドとなる。