こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

体について学び、健康について考える

2013-07-27 23:08:17 | つぶやき


泉大津市立病院の主催する「市民公開講座 消化器セミナー」に参加しました。
会場いっぱいの盛況でした。

「胃カメラで分かること、なおること」(がんやピロリ菌のはなし)

「下部消化器健診における大腸がんの早期発見と治療」

「消化器ガンに対する体にやさしい外科治療」

以上のテーマで3人のドクターからお話を聞きました。

いわゆる「胃カメラ」と私たちが呼ぶ、正式には「上部消化管内視鏡」を駆使した検査、手術のリアルな映像を交えての講演。

あらためて、食道、胃、腸のそれぞれの位置や役割など、「なるほど」と新鮮な思いで聴きました。

「ガンになる人は多いが、ガンで死ぬ人はそれほど多くはない。」つまり、「ガンになっても多くの人は別の原因で亡くなっている。」
「ガンは不治の病」ではなく、早く見つけて、早く治療すれば治る場合が多いということです。

泉大津市立病院の「売り」のひとつ、内視鏡センターでは、最新の機器と専門的技術を持った医師団による、検査と治療が行われています。
4月に入院、手術した知人も、「もう少し遅ければ・・・」と言われるほど重篤な状態でしたが、手術後思ったりよりずっと早く回復、退院してご自身も周りの人も驚いていました。
「内視鏡による手術で、驚くほど傷口が小さく治りが早い。開腹手術をしたら、自分の年齢では体力がもたなかったかもしれない。」と言っておられました。

ドクターのお話のなかで「実際に治療を受けるときには、納得いくまで説明を求めること」の大切さも言われました。
「こんなこと、聞いても・・・」とためらったり、「あまりしつこく聞く怒られるんじゃないか」と思ったりします。
実際、「怒る」ドクターもありますが「聞かれて怒るような医者はダメ」と、きっぱり言われました。
患者は素人であっても、病気と闘い、健康をとりもどす主体は患者本人。
「おまかせ」ではなく、自分の体のこと、病気のこと、治療方針について、よく理解してこそ、よりよく闘うことができる。
そんなことを感じました。

「市民公開講座」の案内は広報などで目にしていますが、参加したのは今回初めて。
「参加してよかった。次回も参加したい。」と思っています。
コメント (2)
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