こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

自治体病院の存在意義

2019-12-04 22:06:33 | 市政&議会報告
市議会定例会が始まりました。

一般質問の発言通告提出の13人のうち、今日は8人の質問が終わりました。

図書館と市立病院について。

市立病院は、先日の議員総会で「府中病院との連携、高度急性期病院の新設、現市立病院は産婦人科・小児科だけにする」という方針の提起を受けての質問。

午前中に、他の議員の質問で「自治体病院の存在意義・・・」という議論を聞きながら、用意していた原稿にない言葉を挿入しました。

なぜ自治体病院か?

「民間ではできない不採算の医療を担う」という役割があります。

その不採算医療を支えるために、国の交付税措置もあります。

しかし、それだけではなく「民間にできない行政との緊密な連携」で、保健・福祉・市民の健康づくり、そして災害時の対応・・・などで、市民の命を守る役割を果たすことだと考えています。

私が、考えるだけでなく、これまで行政の福祉部局からも、病院当局からも、そうした発言がされてきました。

子ども達の発達を見守り、支援する。あるいはぎゃくたいを未然に防ぐ。

そのために、「切れ目のない支援」の中で病院が、ひとつの役割を果たしてきました。


高齢者の医療・介護の連携、ネットワークの中での役割は、これからますます重要になります。

「長生きを喜べる社会」を地域からつくる。自治体病院を持っているからこそできる、豊かで質の高い高齢者と家族への支援の仕組みを、まさにこれから・・・と思っていました。


巨額の投資をして高度急性期病院を新たにつくる。その運営は民間にお任せ。

回復期や、リハビリは府中病院におまかせ。

市立病院は、出産と小児科。

それでいいのでしょうか?


明日は、10時開会して一番。森下議員の質問からです。
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