紫陽花の季節になると、やっぱりあなたのことを想います。
6年前にあなたのことを書いたブログの記事。
あなたと出会ったのは、あなたが身も心もボロボロに傷ついていた頃でしたね。
それでもあなたは、誰かの役にたつ仕事をしたいと、何度も何度も立ち上がり・・・
そんなあなたを支え、包んでくれる人と出会ったことを、輝く笑顔で私に告げてくれました。
6月に生まれたあなた、6月に花嫁となってこの街を離れていったあなた。
私の小さな庭に、あなたが嫁ぐ日に、あなたの幸せを祈って植えた紫陽花が今年も、花を咲かせてくれました。
花は大輪ではなく、むしろ楚々としていますが、ひとつの枝についた花たちがブルーであったり、ピンクであったり、薄紫であったり・・・。
花を包む葉の緑も瑞々しく。
咲き終われば、葉の一枚残らず潔く落として裸の枝になって冬の季節を耐え、また命を蘇らせて誇らかに咲く。
それを繰り返して、7年目。
大地に根を張って、こんなに大きくなりました。
やっぱり紫陽花は、あなたの花ですね。
先日お会いしたお姉さんから、あなたが元気でいらっしゃることをお聞きしました。
とても嬉しいです。
いつかまたお会いできるでしょうか。