今年の1月から始まって、毎月第一月曜日の午後、商店街で絵本cafe。
並んでる絵本を手にとってページをめくる人。
リクエストに応えて読んでくれる人。
いろんな絵本の楽しみ方。
絵本と関係のないおしゃべりも。
狭い場所だから、内緒ばなしはできないけれど、みんなに聞いて欲しいこと。みんなが知りたいこと・・情報交換もできて初対面でも親しい人でも、いつのまにかうちとけてる雰囲気。
表題の1冊は、私のお気に入りの1冊。
4月、初めての学校の門をくぐった子ども達、元気ありあまる子もいれば、居場所をみつけられない子もいるかもしれない。
ひとりひとり・・みんなに安心していられる場所があるといいなあ。
若い日の未熟な子育ての日々をふりかえったり、我が娘たちの子育てを遠くからみて時々モノを言いたくなったり。
そんな気持ちで、読みました。
聴いてくださった方の「自分で自分に言いたい言葉かも・・・」という言葉にハッとしました。
「どうして いそぐ」
いそいで どこいく」
本書のなかの1ページです。
自分で自分を追い立てて、イライラしたりモヤモヤしたりするとき。
自分で自分に聞いてみようと思います。
どうして 急ぐの?
急いで どこへ?
作;益田ミリ
絵;平澤一平
発行;ミシマ社