高齢者の入所施設、通所のデイ・サービス、そして在宅の訪問サービス。
介護が必要な高齢者と家族にとって、なくてはならない支援の仕組みではあるが・・・。
人と人とが接触すること、対面することが絶対に避けられない。
神経をすり減らす緊張の連続であるに違いないと思う。
それでなくても、その仕事にふさわしい待遇が保証されないための人材確保の難しさを聴いているなかで。
泉大津市内の感染者は12人となり、そのうち半数は、高齢者の施設の入所者、介護者とその家族とであることが公表されている。
施設名とその後の対応を公表していていただいたこと、その決断に敬意を払いたいと思う。
そして、感染のリスクと背中合わせで献身する介護職の皆さんに、全ての施設、全ての事業所にもっともっと公的な支援が必要だと思う。
介護だけでなく、障がい者や子どもたちの保育の場も同様に。
「3密」を避けることも、休業することもできない「生きる」ために必要な居場所なのだから。
今日、開かれた参議院予算委員会で、倉林議員は「福祉現場の職員に特別手当を。PCR検査を。利用者減による減収補填を。それらを国の責任で」と求めた。絶対に必要なことだと思う。