泉大津市議会と同じ19日に最終日を迎えた岸和田市議会。
2020年度の予算案の採決で、市当局が提案した予算案から市立幼稚園・保育所を民間子ども園に再編する関連予算を除く修正案を、賛成多数で可決しました。
市が昨年12月に発表した「再編方針」に対してパブリックコメントの提出が1959人。
「岸和田市立幼稚園・保育所のこれからを考える会」が発足し、13000筆を超える署名を提出。
こうした市民の運動の盛り上がりのなかで、市が進める「再編計画」に議会が「待った!」をかけ、市議会は23人中18人が修正案に賛成したそうです。
我が市ではどうか?
市の「公共施設適正廃止基本計画」で「廃止」とうたわれた勤労青少年ホームの利用者団体など市民の皆さんからの「意見交換会」の申し出に「市が決定した計画の見直しを求める団体との意見交換会には応じない」とお断りしたのが2017年。
その時の議長名の恥ずかしい文書は記念(!)にとってあります。
その後、改めての「意見交換会」の申し出には応えましたが、「お断り」した非礼に謝罪はしていません。
それほど市が決めた「計画」を尊重しながら、市が自ら「計画」に背を向け、「計画」の見直しもせずに違う方向へ進むことには異議を唱えることもなく、受け止めるという不可解な姿勢です。
当時の議長に「計画」の変更について、「市当局から説明があったのか?」と聞きましたが、回答は「別にありません。」。
大変驚きました。
「計画」に背を向けた図書館移転計画に疑問を持つ市民の皆さんからの「議会で慎重に審議してほしい」という請願も、あっさり否決。
市立病院の再編計画については、「生長会との合意締結」をしてからのパブリックコメント。
パブリックコメントの実施中に、「構想」案の核心である、新病院建設の設計予算計上。
「パブリックコメントは、正式な意思決定の前に行うもの。ならば、パブリックコメントを実施している現在は『正式な意思決定』の前ということか?」と念のために確かめた質問に対しての答弁は以下の通りでした。
「現在、パブリックコメントを皆さんに広く募集しているものにつきましては、市立病院の単体の施設をどうこうするという話ではなくて、地域全体で、今後、持続可能な医療提供体制を構築するのか、市立病院の新病院の建設も含めてということになりますけれども、それの最終の意思の決定というのは、今後、議会の予算手続きも含めて、最終的にいただけるものと、かように考えております。」(総合政策部長答弁)
行政としての「意思決定」の段階について尋ねた質問に対して、「議会の予算手続きも含めて、最終的にいただける」という、実にわけのわからない答弁でした。
振り返って、長々と書いてきましたが、要するに「市が決めたこと」の枠内でしか議論をしないという議会の姿勢が一貫していると言って過言ではない。2017年の意見交換会の申し出拒否は、まさにその象徴。
だから、前述のような意味不明の答弁がされるのではないか?議会は、行政のやることにゴーササインを出してお墨付きを与える機関にすぎないかのような。
「市民に開かれた議会」「市民に身近なわかりやすい議会運営」を目標に、「議会改革」の様々な試み、改善を重ねていますが、本質的なところで魂が入っているのかどうか?市民の目線で問い直さければならないのではないか?
議会が議会としてのチェック機能をしっかりと果たすことが「議会改革」の目指すところのはず。
岸和田の幼保の問題、議会の対応に刺激をもらって考えています。
運動を担ってきた「会」のブログをみて、「やっぱり市民力だなあ」と思います。
2020年度の予算案の採決で、市当局が提案した予算案から市立幼稚園・保育所を民間子ども園に再編する関連予算を除く修正案を、賛成多数で可決しました。
市が昨年12月に発表した「再編方針」に対してパブリックコメントの提出が1959人。
「岸和田市立幼稚園・保育所のこれからを考える会」が発足し、13000筆を超える署名を提出。
こうした市民の運動の盛り上がりのなかで、市が進める「再編計画」に議会が「待った!」をかけ、市議会は23人中18人が修正案に賛成したそうです。
我が市ではどうか?
市の「公共施設適正廃止基本計画」で「廃止」とうたわれた勤労青少年ホームの利用者団体など市民の皆さんからの「意見交換会」の申し出に「市が決定した計画の見直しを求める団体との意見交換会には応じない」とお断りしたのが2017年。
その時の議長名の恥ずかしい文書は記念(!)にとってあります。
その後、改めての「意見交換会」の申し出には応えましたが、「お断り」した非礼に謝罪はしていません。
それほど市が決めた「計画」を尊重しながら、市が自ら「計画」に背を向け、「計画」の見直しもせずに違う方向へ進むことには異議を唱えることもなく、受け止めるという不可解な姿勢です。
当時の議長に「計画」の変更について、「市当局から説明があったのか?」と聞きましたが、回答は「別にありません。」。
大変驚きました。
「計画」に背を向けた図書館移転計画に疑問を持つ市民の皆さんからの「議会で慎重に審議してほしい」という請願も、あっさり否決。
市立病院の再編計画については、「生長会との合意締結」をしてからのパブリックコメント。
パブリックコメントの実施中に、「構想」案の核心である、新病院建設の設計予算計上。
「パブリックコメントは、正式な意思決定の前に行うもの。ならば、パブリックコメントを実施している現在は『正式な意思決定』の前ということか?」と念のために確かめた質問に対しての答弁は以下の通りでした。
「現在、パブリックコメントを皆さんに広く募集しているものにつきましては、市立病院の単体の施設をどうこうするという話ではなくて、地域全体で、今後、持続可能な医療提供体制を構築するのか、市立病院の新病院の建設も含めてということになりますけれども、それの最終の意思の決定というのは、今後、議会の予算手続きも含めて、最終的にいただけるものと、かように考えております。」(総合政策部長答弁)
行政としての「意思決定」の段階について尋ねた質問に対して、「議会の予算手続きも含めて、最終的にいただける」という、実にわけのわからない答弁でした。
振り返って、長々と書いてきましたが、要するに「市が決めたこと」の枠内でしか議論をしないという議会の姿勢が一貫していると言って過言ではない。2017年の意見交換会の申し出拒否は、まさにその象徴。
だから、前述のような意味不明の答弁がされるのではないか?議会は、行政のやることにゴーササインを出してお墨付きを与える機関にすぎないかのような。
「市民に開かれた議会」「市民に身近なわかりやすい議会運営」を目標に、「議会改革」の様々な試み、改善を重ねていますが、本質的なところで魂が入っているのかどうか?市民の目線で問い直さければならないのではないか?
議会が議会としてのチェック機能をしっかりと果たすことが「議会改革」の目指すところのはず。
岸和田の幼保の問題、議会の対応に刺激をもらって考えています。
運動を担ってきた「会」のブログをみて、「やっぱり市民力だなあ」と思います。
いつも、市民の為に闘っていただき、ありがとうございます!
私は泉大津市民なのですが、今はイギリスに住んでいます。
もう少しで泉大津に帰るのですが、1つ懸念していることがあります。
それは、 5G 回線 についてです。
高速回線として、話題になっていると思いますが、身体に大きな悪影響を及ぼすとゆう話は日本では余りでていないとききます。ですが、欧米では話題にしている方もおおく、導入の禁止が進められたりしているともきいています。
正直、私はまだそれほど5G回線について詳しく調べれてはいません。
ですが、ここ最近の泉大津市の図書館の件や、市民病院の件の様に、市民があまり分かっていないにもかかわらず、導入が進められる恐れもあると思いコメントさせていただきました。
インターネットが速くなるのは嬉しいことではありますが、現状でも十分便利ですし、人体に影響があるのでは、本末転倒です。
電波事情と行政の関係は調べていませんが、
基地局が泉大津に建つなんて事にならないかと危惧しております。
市にも直接メールをいれようとおもっています。
頭の隅にでもとめておいていただければ、幸いです。
応援しています!!
ブログをみていただいてありがとうございます。
自他ともに認めるITには弱いアナログ人間です。そうは言っていられないのですが。
5Gについては他の議員の質問の中で話題になっていました。自分なりに調べてみないと・・・と思っていたところです。
ご指摘ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。