安倍首相の靖国参拝は、一国のトップとして当然の責務 幸福実現党が声明
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7147
第2次安倍政権発足からちょうど1年にあたる26日、安倍晋三首相が靖国神社参拝を行った。現職首相の参拝としては、小泉純一郎首相から7年ぶりのこと。この参拝を受けて、幸福実現党が声明を出した。要旨は以下の通り。
・参拝はやや遅きに失した感はあるものの、かねてから首相に参拝を求めてきた幸福実現党として、決断を歓迎する。
・中国、韓国は強く抗議しているが、唯物論、忘恩の全体主義国家を増長させてよいことなど何もない。国家のために一命をなげうった英霊に思いをいたすことに、国内外から非難を受けるいわれなどない。
・わが国の現下の最優先課題は、「日本の誇りを取り戻す」ことにあると考える。河野・村山両談話が、日本人の誇りを傷つけるばかりか、国際社会における日本の地位を著しく貶め、国益を損ない続けている。両談話を早急に撤回し、幸福実現党の大川隆法総裁が発表した「大川談話」に基づく新たな談話を発出するように求める。
・わが国は、真実の歴史認識を打ち立て、世界の平和と繁栄に貢献する国家へと新生すべきである。
靖国参拝について、国民の声はおおむね好意的であり、ネット調査等でも9割近くが賛成しているが、マスコミだけが大騒ぎしている。参拝の時には各社が中継ヘリを飛ばし、あたかも大変なことが起こったかのように報じた。だが、一国のトップが祖国に殉じた先人に感謝を捧げることは、当たり前のことである。
この参拝実現の背景には、大川総裁の霊言がある。10月8日に収録された吉田松陰の霊言「吉田松陰は安倍政権をどう見ているか」では、安倍首相が終戦記念日に靖国神社を参拝しなかったことについて、吉田松陰霊が「切腹を命じたい。志が定まっていない」と一喝。その後、霊言の内容が安倍首相に伝わった頃、安倍首相は周囲に17日からの秋季例大祭に参拝したいとの考えを明らかにしている。
この経緯については、26日に公開した「ザ・リバティWeb」限定記事でも紹介しているのでご覧いただきたい。
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7143
また、マスコミが報じない「事実」を世界に伝えるネット・オピニオン番組「THE FACT」は、安倍首相の靖国参拝を受けて、急遽番組を作成。「なぜ、首相は靖国神社に参拝したのか?」について、「THE FACT」キャスター里村英一が番組独自の視点から分析している。こちらもあわせて見ることで、理解が深まるだろう。
http://youtu.be/IdIlh0ZMSRk
参拝を終えた後の談話で、安倍首相は「日本が世界の平和と安定のために責任を果たす」との意思を明らかにした。今回の靖国参拝は、その意思の表れではあろう。だが、安倍首相が本気で責任を果たす気持ちがあるならば、ぜひとも、国際社会において日本の地位を貶めている河野・村山談話の撤廃と、新たな談話の発表にまで踏み込んでほしい。(晴/佳)
【関連サイト】
幸福実現党公式サイト 「安倍首相の靖国参拝を受けて(党声明)」
http://info.hr-party.jp/press-release/2013/2599/
【関連書籍】
幸福の科学出版 『吉田松陰は安倍政権をどう見ているか』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1039
【関連記事】
Web記事 安倍首相が尊敬する吉田松陰は、政権をどう評価しているか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6776
沖縄県知事が辺野古移設を承認 日米同盟を強化せよ
沖縄県にある米軍基地のひとつ、普天間飛行場の移設先である辺野古沖の埋め立て工事について、仲井真弘多・沖縄県知事が27日に承認する方針であると、26日付各紙が報じた。
仲井真知事は25日、安倍晋三首相と首相官邸で面会した。
その中で「新型輸送機MV22オスプレイの訓練の半分を沖縄県外で実施できるよう検討」「日米両政府で新協定の作成交渉をする」「2021年までの沖縄振興予算が毎年3000億円台」といった約束を受け、「高く評価できる」と発言。普天間基地の移転先としての辺野古沖の埋め立て工事を承認する意向だ。
正式には27日に発表するとしているが、その前提となる県の事務調査は25日までに終わっており、申請書類に不備がないことが確かめられている。
米軍基地の普天間飛行場については、移設が検討され始めてからこれまでに17年が経過している。
普天間飛行場の土地について、住民への返還を日米両政府が合意したのが1996年。その移設先として、名護市辺野古が浮上した。1999年には稲嶺恵一知事(当時)が移設候補地として辺野古を正式決定したが、2009年に鳩山由紀夫首相(当時)が「県外移設」を提示したため、仲井真知事は県外移設を主張しはじめた。2012年末に自民党政権が再び県内移設を打ち出し、やっと今、移設問題が決着しつつある。
基地移設問題のこの「迷走」ぶりについて、ある中国高官は、日本人ジャーナリストに「基地の移転にこれだけ時間がかかるというのは、中国からすれば、日米同盟はすでに終わっているように見える」と語ったという。
沖縄の米軍基地は、日本の国防にとって重要だ。中国がその領有権を一方的に主張している沖縄県・尖閣諸島に近いということもある。また、沖縄は日本の海上輸送の要でもあり、石油など、資源の多くを輸入に頼っている日本にとって、シーレーンの防衛は死活問題だ。沖縄に米軍基地があることの価値は計り知れない。
その米軍基地の移設に関して、一度決定したことを二転三転させて日米同盟に亀裂を作り、尖閣諸島を狙う中国につけ入る隙を与えた。住民の意見は尊重すべきだが、中国の軍拡の速さに対応するためには、国防問題でもたついている余裕はないだろう。国防関連の意思決定はスピードが命だ。危機が起こってから考えているようであっては、国民全員の命を危険にさらすことになる。今後、同じような事態を繰り返してはならない。(居)
【関連記事】
2013年12月4日付本欄 仲井真知事はまだ「県外」か 日本政府が責任を持って判断せよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7028
2013年9月22日付本欄 沖縄独立? 人命よりジュゴンの命が大事? 石垣市教育長「平和教育の弊害は思考停止」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6686