http://the-liberty.com/article.php?item_id=12563 幸福の科学出版
韓国の大統領選では、左派の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が、支持率トップとなっています。
東亜日報の最新の世論調査によると、支持率の1位は、左派の文氏で28.7%、2位は、同じく左派の「共に民主党」の安熙正(アン・ヒジョン)氏、3位は保守の大統領代行・黄教安(ファン・ギョアン)首相で10.0%、4位は「国民の党」前代表で中道左派の安哲秀(アン・チョルス)氏です。
⇒保守系の有力候補と言われていた潘基文(バン・キムン)前国連事務総長が不出馬となり、文氏が「一強」の状態です。ただ文氏は、典型的な「反日」「親北朝鮮」の左翼政治家です。
昨年には、「大統領に当選したら、アメリカよりも先に北朝鮮に行く」と述べており、在韓米軍への最新鋭ミサイル防衛システム(THAAD)配備についても、「次の政権で決めるべき」と指摘しています。
このように韓国では、いまだに「反日感情」が政局に利用されます。韓国で1月下旬に公開された映画「軍艦島」では、日本軍が朝鮮人を長崎市の「軍艦島」に強制連行し、そこから朝鮮人が脱出する様子が描かれています。しかも、映画の中で、軍艦島は「地獄島」と呼ばれています(8日付産経新聞)。
そうした韓国に対して、日本ができることは、親中・親北朝鮮的な政策でなく、親米・親日的な政策を取るべきだと粘り強く訴えつつ、「憎しみを捨て、愛を取る」という宗教的な精神を伝えることでしょう。
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