昨日から今日にかけて、「リンキング・ラブ」と「さよならまでの30分」という映画を見た。リンキングラブについては、2017年公開の映画で、AKBの田野優花が主演、1991年にタイムスリップした女子大生がAKBの楽曲を持ち込んでアイドルグループを結成するというベタなストーリーであったが、映画の中で往年のAKBの楽曲が何曲も歌われており、その当時に指原梨乃などが歌っていたのをコマーシャルなどで聞いてはいたが、その時感じたのとは異なり、今、改めて歌とダンスを見聞きしていると、時の経過と共にパフォーマーもこなれていると思う反面、何か新しさすら感じて良かった。さよならまでの30分も、ある大学生が、偶然、古いカセットテープを拾い、それを再生すると、亡くなったバンドのボーカルが現れ、再生にかかる30分だけ身体が入れ替わるという、これもベタすぎて、見ている方が恥ずかしくなるような話ではあったが、何かほのぼのとしたものを感じて良かった。また、人生はテープのように過去の出来事を新しく上書きしているということが印象に残った。
私は60歳代も後半となっているが、絶えず新しい気持ちで上書きしようとすることは、何かおかしいのだろうか。「Age is just a number」