昨日は節分であったが、いつの時代からなのか、「恵方巻を食べる日」に替わっているようでもある。おそらく、業者の巧みな広告によってバレンタインデーをチョコレートの日にしてしまったように、江戸時代に夏場には大して売れていなかった鰻を、平賀源内が発案した広告効果で、土用に鰻を食べるという風習が出来てしまったように、恵方巻を食べる習慣は、節分に恵方巻を食べるという関西の一部の商家にしかなかった風習に目を付けた業者が、いつの間にか全国的に広めたものだろう。特に、その際、イオンのようなスーパーが広告に果たした役割も大きいと思う。それが頭の中で判っていても、敢えて昨日、イオンのスーパーで恵方巻を買って帰った。ところが、私の買ったものは中巻4本入りのパックで、事前にイオンの広告を見ていて千円余りの値段であったものであった。ところが、売り場が込み合っていたので、少し待ってから行ってみると、何と、先に見たときは、千円余りの値札がついていた同じ商品に、498円の値札が付いたものが混在して売られていた。私と同様に、それに気付いた人が数人いて不思議そうな顔をしていたが、私は同じ物ならと思い安い値札の物を買って帰った。後で思うと、平日は498円の値段で売っていて、この日だけ倍の値札を付けていたのを、店員の一人が、うっかりして平日の値札を貼ってしまった物も売り場に出してしまったのだろうと想像した。確かに、この日は、平日より高い巻寿司でもお客さんが取り合い状態で買っていたが、そんな中での思いがけないチョンボがあったのだろうか。
中居・フジテレビトラブルについての炎上状態は依然として継続しているようだ。ユーチューブでバズっているのは、ホリエモンと元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんが対談したもので、長谷川さんからは、フジテレビの緩い体質と、女子アナを接待に使うということが普通に行われていたというようなことが述べられていた。元アナウンサーなので、長谷川さんの言説には、ある程度は盛ったものもあるかもしれないと思って視聴したが、話半分に聞いても、週刊誌報道されていて、フジテレビが明確に否定している矛盾が、ある程度は解消されたような気がした。文春の記事の訂正があって、フジテレビ側に立つタレントなどからは、フジテレビは、中居トラブルに関係がなかったかのような言説があるようになったが、長谷川さんのような人が、今後も出てくるとなると、当面、フジテレビに出稿を取りやめたスポンサーが戻ってくるという要素は無いかもしれない。鶴瓶師匠にまでが、とばっちりを受けて、スシロウのコマーシャルが無くなってしまったのは残念であるが、元々、鶴瓶師匠は回る寿司を食べたことがなかったそうだし、スシロウの看板となるのは無理があったのかもしれない。
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