昨夜、
レビューを書いた後に
「Kathleen」とのハイ・タッチが
意味深だったことに気づきました
というのも
その後にメールが来ていたのです
彼女とはずいぶん一緒に並んで見ていましたのでね
あの「俺たちのギター」
を渡した時にも隣に居たんですもの
そして、一緒に喜び合った人物なんです
家族の話やデッドや二ール・ヤングの話・・・
「アメリカではボブのライブSEは全部カントリー。
だから日本でオールディーズが流れてるのは楽しいわ」
と大阪で話していた彼女
「このラジオみたいなヤツ何だめよコレじゃ」
と名古屋2日目から変更後のSEに文句を言ってましたっけ。
あのハイ・タッチは「サンキュー&Good bye」の意味があったんですね
彼女、今日土曜日に帰国するのです
「ショーの最中に言おうと思ったけれど離れ過ぎてて無理だったの。」
「ショーが終わったらもうあなたには会えなかった・・・だからメールで。」
なんかセンチメンタルな気分です
俺達は彼女が探す中、
人の波に巻かれていたんですね
最後だと分かっていれば・・・
本当に悔やまれます
「また28日に」
なんて気でいましたもん。
彼女のお陰で本当に楽しく
大阪、名古屋を過ごせましたからね
(詳しくは大阪編、名古屋編をどうぞ)
また、東京からはことある毎にメールでやり取りしていました。
「今楽器屋にいてジェリーとボブの写真見つけたわ」
と写メが届いたりしてね。
色々な話を何時間もして、
俺のブロークンな英語も鍛えられたってもんです
彼女は俺達一派を
「Guys」と呼んでからかっていましたっけ
「背の高い友達は」
とか
「髪が変な友達は」
とか・・・
彼女からみんなへのメッセージを預かりました
「日本を去るのはとても寂しいけれど、楽しかったわ。
私の分まで残り2回のショーを絶対に楽しんでね」
「Kathleen」
と関わったすべての人へのメッセージです
いつもノリノリで踊っていた彼女
昨夜は後ろから彼女のダンスを見ていました。
最後だとは知らずに…
「Like a rolling stone」
の最中
彼女が振り返り僕を見ました
僕も笑顔で返し、お互いに手を伸ばしました。
ハイ・タッチと言うより、
手を軽くやさしく合わす感じでした。
僅かな時間だったのでしょうが、
僕にはとても長く感じました。
多分彼女はそこで言おうとしたのでしょう。
ただ、彼女も書いているように、
距離があってそんな余裕はありませんでした。
僕のレビューに何度も登場した「Kathleen」
今回が最後になります
アンコール時には近くにいる背の低い女性に
必ず自分のスペースを譲っていた彼女
28日
彼女に会えないボブのコンサート
とても複雑で、悲しい気分にさせてくれそうです
「It's all over now ,Baby Blue」
今、一番聴きたい曲かもしれません。
Peace and Love
彼女が必ず巻末に付けていた言葉で
今夜は終わりにしよう・・・
<3/27 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
Mashの「パンチ映像」ブログ、もこちらからどうぞ!
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都内は結局雨
(写真は雨のレインボーブリッジ)
おいおい、湘南とはエライ違いやないけ
と怒っても仕方ありません
仕方なく寒い中Zepp外周の長蛇の列に並びます
今夜のオープニングは
「ヒョウ柄のふちなし帽」から
「レイ・レディ・レイ」だぜ
と豪語していた俺
まさに、ビンゴ
でも、この流れ
最近やってなかったんで当てるのイージーですよね
さて、今夜のショーは何を言えばいいんだろう
とにかく素晴らしかった
いやあ、甲乙付けがたい夜だ
今夜ほど
「ハート・ウォーミング」なライブは
このツアーでは無かったんじゃぁないかな
ボブの声は最初から抜群に良かったし、
何より「曲の流れ」
全体を通しての「ライブの起伏」
が素晴らしくハマッタ
どの曲がどう
と言うよりも
全体が素晴らしい空気感に満ち溢れていた
そこが「何ごとにも代えがたい夜」となったのである
素晴らしく音楽的だったよ
とは言え
「親指トムのブルース」
から
「Every grain of sand」
の流れにはシビレましたけどね
今夜はお客様のノリが最初から最高でしたので、
ボブもメンバーも上機嫌
どの曲も存分に盛り上がっており、
「Summer days」
「Tweedle Dee & Tweedle Dum 」
「Honest With Me」
「Highway 61 Revisited 」
などのRockチューンでは会場が揺れまくっていましたね
そう言えば
「Higway 61」では
イントロでボブのハープから始まったぞ
イカシてたなぁ
とにかく今夜は会場全体が
コール&レスポンス
「Thunder On The Mountain」
では鍵盤のボブの周りに
トニー、チャーリーが輪を作り
ニコニコしながらJAMに興じておりました
朗らかな感じの雰囲気に、
会場は大盛り上がり
こんなマニアックな箇所でコレほど盛り上がるとは
正直予想できませんでした・・・
嬉しい悲鳴ですね
そして
「Ballad of a thin man」
重厚なアレンジはいつもと一緒だけれど、
大きなアクションと共に気合で歌われる
今夜のテイクには凄まじいパワーがあったぞ
そして驚くなかれ
今夜はアンコールまでもが良かったのだ
飽き気味だった
「Like a rolling stone」
も素晴らしく
たまらず2列前に居た
「Kathleen」
と訳もなくハイ・タッチ
(俺は4列目)
多分お互い一緒の気持ちだったんでしょうね
こんな良い気分でコレが聴けるなんて
しかし、唐突な出来事に周りは引き気味でした・・・
そりゃそうだ、ずいぶんお互い手を伸ばしてたもんね
そしてオーディエンスの大声援が続く
「Jolene」
当然ボブもメンバーもダレルことなく
前へ前へ突っ走る
最後は大・大・大サプライズ
「風に吹かれて」
だったんです
ミディアム・テンポで演奏されたこの曲
完全に違う世界観を作り出していたよね
デッドのような雰囲気重視の気持良さでした
ちなみにこの曲では
スチュが「デュオ・ジェット」
チャーリーが「ホワイト・ファルコン」
(大阪2日目以降まだfホールはふさいでます)
というグレッチ・コンビでした。
チャーリーがこのギターを使う時は
だいたいアコースティック・チューンで、
その対極にスチュはギブソンのJ45
バナーロゴのアコギを使いますので、
このグレッチ・コンビの音は貴重だ
その他、今夜のギター達は
チャーリーがサンバーストのf社のストラトを多用
ヘッドもサンバーストなんだけれど、
どうやらバーナー系で焦がしているみたいなんですよ
しかもネックは60年代で
ボディは70年代っぽいのよねぇ・・・
う~んハッキリ見えないのが残念
James Trussartの出番はいつもより少なめで
Epiは出番なしでした。
ちなみにチャーリー3曲目辺りで
返しのスピーカーの角度を自分で変えていました
聴こえなかったようです
音も演奏も安定しているトニーは
今夜もJames Trussartベースで、
アンコール以降はいつものように
Rickenbackerです
「風に吹かれて」もリッケンでしたよ
このリッケンどうやらオールドっぽい
この辺りは残り2日間で確認します
ちなみにボブは
「Make You Feel My Love」
でのみギターをプレイ
最初から、ドヨ~ンと音を外すも
そこはボブ
途中から音を合わせ、
最後には決めてくれます
ご安心を
とにかく今夜は
「会場のノリ」
「選曲とその曲順」
「流れの良さ」
そして
「会場に押されハイな演奏を繰り広げたメンバー」
その上に乗る
「気合十分なボブの歌声」
言うことなしの夜でした
う~ん。
今夜もまた「奇跡の夜」だな
生きてて良かった
そんな大興奮のセットは以下だ
1. Leopard-Skin Pill-Box Hat
2. Lay, Lady, Lay
3. Just Like Tom Thumb's Blues
4. Every Grain Of Sand
5. Summer Days
6. Sugar Baby
7. Tweedle Dee & Tweedle Dum
8. Make You Feel My Love
9. Honest With Me
10. Po' Boy
11. Highway 61 Revisited
12. I Feel A Change Comin' On
13. Thunder On The Mountain
14. Ballad Of A Thin Man
アンコールがついに変更
15. Like A Rolling Stone
16. Jolene
17. Blowin' In The Wind
そうそう。
日本一有名な「追っかけ女性2人組」が
曲の途中でボブを笑わせていたぞ
音源で確認してくれ
<3/27 Mash>
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