今年は終戦から75年という節目を迎える…
昨日の「沖縄戦の日」も
8月に入っての「広島の日」「長崎の日」
そして15日の「終戦記念日」まで、
戦後生まれの我々にとっては
集中的に「戦争学習」に触れる機会となる。
筆者はあえて「戦争学習」と書いたが
一般的には「平和教育」と呼ばれ
特に国内唯一の地上戦地「沖縄」
原爆の投下地「広島」「長崎」では
幼少期から学校でも行われているものを
読書の皆様はご想像するハズだ。
しかし私が書いた「戦争学習」とは
こちらとは別で、
あくまで、個人個人が自主的に
「戦争について深く学ぶ機会」
と考えている。
誤解無き様に断っておくが
筆者は平和主義者であり、
「如何なる理由が有ろうとも
戦争は絶対に避けるべき」
と考えている人間である。
そこであえて、この「平和教育」を問いたい。
この国は「沖縄」や「広島」、「長崎」への
仲間意識から湧き上がる「大いなる同情」から
第二次世界大戦での「被害者意識」が強く
日本が犯した「大きな戦争犯罪」所謂、
「加害者意識」を忘れがちでは無かろうか?
日本のワガママ極まり無い
「アジア各地への侵攻」でも
亡くなった日本国民同様
各地で「各国の人々が亡くなっている!」
その「事実と愚かさ」を
私は後世に伝えるべきと考えている。
「戦争被害者」は日本国民だけでは決して無い!
「パールハーバー」でも「中国」「朝鮮半島」
その他数々の国でも、
日本軍によって繰り広げられた「暴挙のセイ」
で多数の人々の「尊い命」が奪われている!
その事実をぜひ知って欲しい!
筆者は内向きな「平和教育」だけでは
今後、より悲惨さを増す戦争を
止めるコトは困難だと考える。
この「内向きこそ危険極まり無い!」のだ。
トランプ氏以降のアメリカを見て欲しい。
問題は山積しているのはお気付きだろう?
習近平氏が権力を握る中国は
各地で「強引で傲慢な海洋進出」を続けている。
「内向き思考はトラブルしか生まない!」
そして、「国同士のトラブル」は
「戦争に発展しかねない!」
そんな危うさが現在の世界には有る。
「黒人の命も大切だ!」と叫ぶのなら
「中国人も北朝鮮人の命も大切だ!」
と叫べるだろ?
いつの時代も「国民に罪は無い」のだ。
一握りの「間違ったリーダーたち」が
この世界を不安定にし、命をも奪ってしまう。
それが戦争であり、
その事を過去の事案で学ぶべきだ。
日本には過去に「間違ったリーダー」が居て
その暴走を誰も止められず、
日本国民も国のCMにより
「この戦争は良いこと」
と信じ込まされていた。
日本軍は戦争で多くの地域に
ズカズカと土足で入り込み
現地の人々を次々と殺して行った!
事実を教えるのが本来の教育だが、
「平和教育」ではコレさえもシガラミが多く
教師の手に委ねられている。
残念ながらこの国では
「教育だけでは真実を得られない!」
嫌になりますがね…。
だから自分で「戦争学習」するしかない。
この「グローバルな世界」で
「間違ったリーダー」を止めるのは
「Power to the people 人々の力」
でしかない!
その第一歩こそ、
「正しい理解を得る」
ことに他ならないと、私は思うのです。
75年前の戦争で亡くなった
「世界中の全ての人々」へ… 合掌。
《編集長「Mash」筆》