ボランタリー画廊   副題「げってん」・「ギャラリーNON] 

「げってん」はある画廊オーナとその画廊を往来した作家達のノンフィクション。「ギャラリーNON]は絵画を通して想いを発信。

げってん(XX) エピローグ(別れの言葉3)

2012年04月20日 | 随筆
  版画家・平田逸治さんからのメッセージ  
  
  ご主人様、光安鐵男様のご逝去を最近知りまして、心からのお悔やみとご冥福を文面で失礼と思いましが、お祈り申し上げます。
  生前は我々苦しい若い画家達を心からご支援いただき、育てていただいた光安様に、私の画業生活の原点の方と感謝申し上げる次第です。
  仏様に心ばかりのご仏前ですが遠くから合掌して失礼申し上げます。そして又、かげながらの奥様の内助の功も感謝致します。 平田

げってん(XX) エピローグ(別れの言葉2)

2012年04月20日 | 随筆
  河伯洞だより(発行:玉井史太郎 2012年4月号)より

 光安鐵男さん逝く

 若松に巨大な文化の火を燈しつづけた光安鐵男さんが静かに消えていった。
 若い頃からメガネ店を経営しながら画廊を併設して、自らの芸術家志望を、若松を中心にした画家たちの育成に情熱を燃やしつづけ多くの実績を残している。「葦平と河伯洞の会」も光安さんの大きな努力で支えてくれた。
 若松には無くてはならない人を又失った。光安鐵男さんの燃やし続けた文化の火を、残されたものたちが引き継いでいくほかはない。
 光安さん、安らかにお休み下さい。