夏原 想の少数異見 ーすべてを疑えー

混迷する世界で「真実はこの一点にあるとまでは断定できないが、おぼろげながらこの辺にありそうだ」を自分自身の言葉で追求する

まずは、最近の話題から 「都知事選、反原発候補の一本化」について

2014-02-04 17:00:36 | 日記

 都知事選の反原発候補として、宇都宮氏と細川氏を一本化すべきだという要請が、市民団体から出ていると報道されている。反原発の票が割れるからという理由からだ。確かに、ふたりいては票が割れるのは間違いない。しかし、どだい無理な話だ。そもそも、原発即時中止を訴えているのは、このふたりだけではない。鈴木達夫氏も反原発を訴えている。なぜ、鈴木氏を無視するのか? おそらくは、政治的立場が違いすぎるから、というものだろう。(鈴木氏は某革命的うんぬんという集団からも支持されている)
 考えてみれば、それと同じことが、宇都宮氏と細川氏にも言えるだろう。反原発といっても、政治的な立場が違いすぎるのだ。反原発を主張しているのは、左派に圧倒的に多いが、右派にも少なくない。宇都宮氏は支援政党からも分かるとおり左派であり、細川氏は自民党の元総理が支援する右派なのだ。(政治的右と左の概念は、ノルベルト・ボッビオの主張が適切と考えているが、それについては後日詳述する)
 都知事の職務は原発に関連することのみ、というならいざしらず、他にもさまざまことがあるのは、「猿でも分かる」ことだろう。原発以外の考えがある程度一致する、ということがない限り、どだい不可能といわざるを得ない。
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1 コメント

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資源と領土は誰のもの? (平 忠人)
2014-02-04 20:56:41
サッカーの岡田監督が言われた・・・「資源・領土も人類が自然から借りているものなのです」確かに・・・過去の戦争は全て「石油」「領土」所有(略奪)問題が原因である。「脱成長論」を我々は議論しなくてはならない。「成長」=「幸福」という価値観が社会の底辺にまで浸透してしまったあらゆるシステムを、我々は如何なる手段(方策)で覆せるか、まず(反原発等)身近に訴える事から始めたい。
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