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先にことわっておきますが、これは5月になったばかりの頃に一人で行った山登りの話です…
大崩と書いて「おおくえ」と読みます。
宮崎県の北部にある山で、その山頂部自体はなだらかなのですが、そこに至るまでの行程に様々な困難と絶景が待ち構えています。
“九州に唯一残された秘境” とか “九州随一の名峰” とか呼ばれている山なのです。
学生時代の山仲間から「大崩」の素晴らしさは聞いていましたし、渓魚が棲む「祝子川」も私にとっては魅力的な山域でした。
1年前、初めて登る「大崩」をより楽しむために登山雑誌まで購入し予習していたのですが…
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残念ながら、降雨によりその計画は中止せざるをえませんでした。
「祝子川」という川は、雨が降ると一気に水嵩を増し、激流が渦巻き、渡渉することができなくなるのです。
以前は吊り橋があったという話ですが、増水時の激流によって破壊され、現在では好天時の水量が少ない時に石伝いに渡るか、裸足になり水の中を歩いて向う岸に渡るのです。
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登山者は登山口まで車でやってきているので、下山時もまた必ず「祝子川」を渡ることになるので下山時の天候も考慮し、意を決して入山しなければなりません。
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そんな「大崩」に、今年、初めて登ってきました。
5月になったばかりの、アケボノツツジやミツバツツジが咲く頃でした。