TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

今年3山目になる『山陰遠征の三瓶山』【その②】

2023-02-06 21:46:00 | 山岳会
登山前の情報収集のために三瓶山を半時計周りに周回し、各登山口の積雪状況を確認するつもりでしたが、一部分の道路は除雪されておらず一周することはできませんでした。

でも、通行できる道路上には雪は無く快適に車を走らせる事ができます。

自分たちにできる冬山装備はできていると言う自負はありました。

アイゼンやピッケルまたはストックは持ってきていますし、念のためにスノーシューも持ってきている人も数人いました。

あとは実際に登ってからの状況判断です。

メンバーの中には山岳会の会長さんはじめ冬山登山の経験豊富なメンバーばかりです。

安全第一で、決して無理や無茶をする人はいません。

イザという時はキッパリと途中撤退することも辞さない、潔い方ばかりなのです。



宿舎に到着した日の夜は、やはり “前夜祭” となりました。

部屋に荷物を運び込むとすぐに温泉に直行で、部屋に戻るとすでに缶ビールから始まり各自持参した日本酒、ワイン、焼酎をホドホドに頂きました。

その後、食事会場でもアルコールを補給して皆さんはグッスリと眠りにつかれていたのでした。

しかし、私は明日の “冬山” に若干昂りを覚え、なかなか眠りにつくことができませんでした。

今更ながら自分の “繊細さ” を自覚することになったのでした。

どれくら眠ったか分かりません。

いつの間にか眠っていたようで、まだ暗いうちに会長さんがトイレに立たれたのをきっかけに、皆んな最終的な出発準備に取り掛かりました。

窓の外はまだ暗く、空模様は分かりませんでしたがスマホの天気予報では雨… 。

駐車場に停めてある車のフロントガラスには薄っすらと雪が張りついています。



前夜に宿舎で準備してくれたオニギリを食べ、午前7時には宿舎を出発しました。



その頃にはミゾレ混じりの雪は止んでいました。

除雪された道路を10分ほど歩いて登山口に着いた私たちは、急に雪深くなった登山道に立ったのでした。


前日かそれ以前のモノと思われる登山者のトレース(歩いた跡)があったので、それを辿って登って行きます。

そのトレースは30分も辿ると突然山の麓に向かって方向を変えていたのです。



その後は自分たちの足跡だけが降り積もった雪の上に刻まれていったのでした… 。

















今年3山目になる『山陰遠征の三瓶山』【その①】

2023-02-03 20:51:00 | 山岳会
今朝の7時半過ぎに家を出て、会長さん夫婦を車に乗せ集合場所に向かいました。

8時半に出発し、途中で昼食休憩をとりながら島根県太田市を目指します。

中国自動車道に入った辺りから、道路脇の斜面に雪がチラホラ積もっているのが見受けられました。

高田ICで高速を降りて一般道を北に向かって車を走らせて行くと、中国山地を越える辺りから積雪の量が増えてきました

そして、15時頃には雪を被って白くなっている三瓶山を目にすることができました。

宿舎に行く前に、三瓶山の麓にある各登山口の積雪状況を確認するため、車で三瓶山の麓を一周してみることにしました。

南側も東側も北側も道路は通れますが、道路以外一面雪に覆われています。


走る車の窓からは、明日登る予定の女三瓶・男三瓶・子三瓶・孫三瓶の各ピークが雪をかぶっているのが見えました。



更に、西側にある登山口に向かおうとしましたが除雪されておらず、1m程の高さの雪が道を塞いでいるではありませんか!



私たちは来た道をUターンして宿舎に向かったのでした。

さて、明日は最初からラッセル(雪かき)になるのかなぁ…










準備万端、いつでも行けますョ!<タイヤチェーン編>

2023-02-02 20:08:00 | 夢実現に向けて
またもや1日2回のブログ投稿になりました。

明日の朝には出発しますので、もう一話題書かせてもらいました。

今やっとザックへ装備品を全て詰め込みました。

思っていたより荷物が嵩張り、容量の多いザックに変更することになりました。



このザック、我が子がまだ幼い時に五島列島や阿蘇・霧島でキャンプした時に使っていたザックです。

飛騨高山にも連れて行きました。

私と『涸沢・上高地キャンプ』にも『剱岳&甲斐駒ヶ岳』にも同行した永年の相棒です。

新しく手に入れた「patagonia」や「MAMMUT」のザックもカッコイイのですが、やっぱり見掛けよりも “積み上げてきた実績” には敵いません。

『あの時も一緒だった… 』

と言った信頼と安心感だと思います。

まぁ、ザックも30年使ってもらえれば本望でしょう。


今日2本目のブログは、<タイヤチェーン>です。

今乗っている愛車スバルXVは4WDで、更に山岳会の仲間からスタッドレスタイヤを譲ってもらったのもあり、タイヤチェーンは不要だと思っていました。

ところが、最近、豪雪により各地の道路で車が動けなくなったというニュースが続けて報道されたのです。

今回の『三瓶山』は、メンバー6人を乗せ車2台での遠征です。

中国自動車道を使いますが、高速を降りてからも中国山地を走る山道を走ることになるのです。

現段階の道路状況は通行止めもなく車は流れていますが、天気は “水もの” です。

そこで、お守り代わりにスタッドレスタイヤに装着する<タイヤチェーン>を準備することにしました。

今回の山行はメンバーの “命” も私のハンドルリングにかかっているのですから。

もちろん『✖︎ルカリ』です。



タイヤの種類とサイズに合ったタイヤチェーンを5.000円で見つけました。



届いた “商品” は満足に足る “御守り” になりそうです。

今後の遠征で使うかどうかも分かりませんが、5.000円で “安心” を手に入れました。

明朝、寝坊しないようにタイマーを2重・3重にセットして眠りに付きます。

『オヤスミナサイ… 』










準備万端、いつでも行けますョ!<ピッケル編>

2023-02-02 12:45:00 | 夢実現に向けて
山岳会に入会して1年目はロープワーク(ザイルワーク)を教わり、沢登りを体験することができました。

ロープ(ザイル)を使った岩登りは、コロナ感染症が猛威を奮っていたので一昨年も昨年も参加を自粛しました。

冬山に関しては、学生時代に先輩たちから、

「アイゼンば使わんと登れん山にはワンゲルは行っちゃイカン!」

と言われていたので、雪に覆われた白銀の世界は夢のまた夢でした。

でも、学生時代に登った元日の傾山〜祖母山の縦走も、春に登った屋久島の永田岳・宮之浦岳も、今思い返せばアイゼン等の冬装備は持って行くべき山だったと思われます。

当時(今から40数年前)は、アイゼンやピッケルはあったものの、特別な登山に使用する特別な装備だと捉えられていたように思うのです。

今の時代、様々な厳冬期の装備が開発され、初心者でも簡単に手に入るようになったので、冬装備は逆にファッション化してしまった観があります。

『冬山に登るならアイゼンやピッケルは持って行くべきでしょう』

との意見もあるので、大袈裟かも知れませんが冬山に登るならピッケルも揃えるべきだと考え購入を決めました。


私の山道具は “✖︎ルカリ率” が異常に高いです。

テント、ザック、登山靴、バーナー(コンロ)、ウェアetc etc … 

ご多聞に漏れずピッケルも『✖︎ルカリ』で探し出しました。

どんなモノを手にするかは巡り合わせと言ってもイイかも知れません。

妥協すること無く、半年以上探し続けました。

 “出会いの時” は突然にやって来ました。


今まで数々のピッケルを見て来ていましたので、商品のクオリティーと価格の相関関係はある程度捉えることができていると自負しています。





付属品も含め充分満足できるモノでしたのでドキドキしながら、

『ポチッ』

と、やってしまいました。


明日、島根の三瓶山に向けて山岳会のメンバーと共に出発します。

冬の『くじゅう連山』『由布岳』と来ての鳥取の大山に次ぐ山陰の名山『三瓶山』です。

1.000mは超えますが1.500mまでには達しません。

天気予報では最高の天候となっています。

途中の道路状況にもよりますが、車2台に分乗し、三瓶山の麓にある温泉宿を目指します。

到着した日の夜に、登ってもいない内から

「カンパーイ!」

ってなりそうなメンバーです…


















準備万端、いつでも行けますョ!<手袋編>

2023-02-01 17:56:00 | 夢実現に向けて
学生時代も、一面に雪を纏った白銀の山々の写真を憧れをもって見入ったものです。

新田 次郎の『銀嶺の人』や井上 靖の『氷壁』を読んで、実際には行くことが叶わない厳しく美しい冬の山岳を空想の中で歩いていました。

ふとした事から、60を過ぎて山岳会に入会する事になり、今まで不可能と考えていた山域に繋がる道が拓けてきたのです。

毎年一つずつ増えていく自分の年齢と向き合いながら、それでもそれに甘んじることなく、体力の維持と事を成す為の準備を重ねています。

夢は、冬の日本アルプスとか八ヶ岳、鳥取の大山を自分の目で見る事… 

夢を現実にするために少しずつ準備を整えてきました。

体力の維持もそうですが、冬山に登るための知識や技量・経験を積むことも大切です。

冬用の登山靴は一昨年の末に、アイゼンは昨年末に手に入れました。

ウェアもほぼ揃いましたが、冬山用の手袋とピッケルだけが無かったのです。

手袋に関しては、冬山登山をする者の間で密かに話題になっている『テ△レス(T□MRES)』を探していました。

登山用品は総じて高額なのですが、『テ△レス』は元々は作業用手袋で、



安価な上に冬山でも充分使えるんだそうです。



それでホームセンターやワーク▽ンを回ってみましたが、作業手袋はあっても改良を加えた冬山登山用の『T□MRES』には巡り会えませんでした。



ちなみに商品名は “手が蒸れない” のでこの名前みたいです。

得意の『✖︎ルカリ』には出ていますが、サイズ感が分からないので試着してから購入したかったのです。

昨日もダメ元でお店を回っていたのですが、3店目でついに見つけました!



今持っている薄手の手袋の上に着けたいので、サイズは「3L」にしました。



これで不安材料が一つ無くなりました。