2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 櫻井芳雄著 まちがえる脳  岩波新書

2023-06-27 20:43:00 | 読書
脳はすごい。まだまだ未解明のことがある。

櫻井さんは「脳はいいかげんな信号伝達をしてまちがえるからこそ柔軟であり、それが人の高次機能を実現し、一人ひとりの成長を生み、脳損傷からの回復を促し、個性をつくっている」という(227ページ)。

「いいかげん」だから「まちがえる」が、それは悪いことではなくて、そのことにより、かなりの柔軟性を持つことができている。

小さい時に病気などで片方の脳を取ってしまっても、残ったもう一方の脳が働いて、生活に支障がなかったりする。

まさに脳様々である。

岩波新書のリンク

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